“話題作多数出演”山田愛奈、陰のある役にもやりがい 蒼井優からも刺激「ずっと憧れだった」<「春になれ!」インタビュー>
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◆山田愛奈「春になれ!」出演
山田は、non-no(集英社)専属モデルを経て、映画「最低。」(2017)のメインキャストに抜擢され女優デビュー。その他、「いつも月夜に米の飯」(2018)、「シグナル100」(2019)、「ダンシング・マリー」(2021)などの映画や、「霊魔の街」(新潟UXテレビ系/2017) 、「シグナル〜長期未解決事件捜査班〜」(関西テレビ系/2018)、「今際の国のアリス Season2」(Netflix系/2022)、「けむたい姉とずるい妹」(テレビ東京系/2023)などにも出演し、より注目度が高まっている。
山田が出演する同作は、甲子園を目指す高校球児たちの甘酸っぱい恋模様を描くオリジナルショートドラマ。山田は、野球部のマネージャーで大好きな野球部を真摯にサポートするが、「好き」が強すぎるあまり空回りしてしまう栗原美沙(くりはら・みさ)を演じる。
◆山田愛奈「春になれ!」役柄について語る
― 「春になれ!」では甘酸っぱい恋模様が描かれていますが、作品(台本)をご覧になったときの感想を教えてください。
今まで王道の青春ドラマに出演させていただく機会が無かったので、凄く嬉しかったです。私が演じさせていただいた美沙役が意地悪であればあるほど、主人公の瑞樹役が引き立つことを意識して演じました。
― 山田さんが演じた美沙は瑞樹に対して少しいじわるな面も見せるといった役柄ですが、共感できたシーンやセリフはありますか?
後半の台詞で「なんでこんな風になっちゃうかな」という美沙のセリフがあるのですが、ポロっと出たその言葉がコンプレックスをもつ美沙の本心なんだろうな、と思って。私も自分的には一生懸命やっているつもりなのに空回りしてしまうことがあります。プラスの方向に進めようとしているのに、マイナスな方向になっちゃう時があって、そのもどかしさが凄く共感できるなと台本を見た時に思いました。
― 今回の美沙も含め、山田さんは可愛らしさを持ちつつ、陰や闇をのぞかせるような役柄を魅力的に演じる機会も多いと思いますが、演じるうえで意識していることはありますか?
「ここはムカつく位可愛いを演じてゾクッとさせよう」とか。キャラクターによって声のトーンや語尾の上げ下げを変えたりもしています!でも、いざカメラの前に立つと、前もって考えてたことなんてすっ飛ばしてその場の空気感で役づくりをすることも多いです。
― 甘酸っぱい恋模様を描いた作品ということで、山田さんが「青春」と聞いて浮かぶ学生時代の思い出があれば教えてください。
夏の昼休みにアイス買い出しジャンケンをしたことです。私が負けて買いに行くことが多かったです(笑)。先生の目を盗みながら学校の外に買いに行ったのでちょっとドキドキしました。
◆山田愛奈、事務所所属後の変化とは
―昨年11月には新たに事務所に所属されましたが、これまでのフリーランスとしての活動から心境に変化したことはありますか?
ほぼ毎日マネージャーと連絡を取っている気がします。一緒にお仕事をやっていく上で身近な人とのコミュニケーションは凄く大事だと改めて思いました。私もチームを引っ張って上の景色を見せられるように頑張ろうという気持ちでいっぱいです!
― 近年では今回の作品に加えて「今際の国のアリス Season2」や 「あざとくて何が悪いの?」など多岐にわたるフィールドで活動していますが、 様々な現場で仕事をしていくうえで刺激を受けた共演者の方や出来事がありましたら教えてください。
デビュー作・瀬々敬久監督の映画「最低。」で初めて東京国際映画祭に出た時に、ずっと憧れだった蒼井優さんを初めて生で拝見して、子供が夢を見てキラキラしている時のあの目になっていたと思います。カメレオン俳優になるのが目標なので、蒼井優さんの繊細さと大胆さは今もずっと憧れです。いつかまた、お目にかかりたいです。
◆山田愛奈、美の秘訣語る
― モデルとしてファッションショーなどにも出演されている山田さん。ファッションやヘアスタイルでの最近のこだわりや、スタイルキープの秘訣を教えてください。
ファッションではお洋服の形や素材に注目しています。どこか抜け感がある様にするのが拘りです。髪色は役に合わせて黒にすることが多いです。髪型は1周まわって、前髪は厚め、広めが鉄則です。スタイルに関してはピラティスを1年ほど前にはじめてから体の調子が凄くいいです。撮影前は食事や水分量を特に気を付けるようにしています。ガリガリになり過ぎず、柔らかさがある中で引き締まっている体が理想です。
◆山田愛奈が悲しみを乗り越えた方法
― 山田さんのこれまでの人生の中での「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。
実は、最初演技が苦手で嫌いでした。当時はレッスンもさぼっていましたし、参加しても中途半端な気持ちで受けていました。演技指導の方からキツく叱られ、そのレッスンも帰ってしまうくらい。でも凄く悔しくて自分の不甲斐なさに怒りもでてきて。次会った時に「山田やるじゃん!」って思ってもらいたいと思うようになって。その年、演技指導をしてくださった演出家の方の舞台に初めて立って、「演じる」ことの楽しさに触れることができました。それを機に演技に対する考えが180度変わりました。今では凄く感謝しています。
◆山田愛奈の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、山田さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。
とにかく「やらない後悔よりやった後悔」です。何事も全力で取り組めば自ずと結果はついてくると思っています。結果がついてくるスピードは人それぞれだと思うけど諦めずに継続すれば夢は現実になる。そう思っています。これは私自身にも言えることなのですが、私もまだまだ頑張らないといけないしこの10年間応援して下さる皆さんを失望させまいとフルパワーで駆け抜けて行こうと思います!
― 最後に、今後の目標をお願いします!
小さい頃から祖父母が大好きなので、2人が観る大河ドラマや朝ドラに出演したいです。あと、ギリギリ制服OKでしたら学園作品も出たいです(笑)!
(modelpress編集部)
◆山田愛奈(やまだ・あいな)プロフィール
1998年9月6日生まれ、新潟県出身。身長は158cm。趣味・特技は読書、映画鑑賞、音楽鑑賞、イラストを描くこと。non-no(集英社)専属モデルを経て、映画「最低。」(2017)のメインキャストに抜擢され女優デビュー。「シグナル〜長期未解決事件捜査班〜」(関西テレビ系/2018)、「今際の国のアリス Season2」(Netflix系/2022)、「けむたい姉とずるい妹」(テレビ東京系/2023)といった作品への出演のほか、Uru「恋」(2023)、ポルノグラフィティ「テーマソング」(2021)など数々のアーティストのMVに。
◆星乃夢奈主演「春になれ!」ストーリー
高校1年生の綾瀬瑞樹は、野球部エースの先輩・高坂蓮に片想い中。ある日、瑞樹は、高坂宛にラブレターを書くが、間違って別の人に渡してしまう。それは、2年生の野球部エース・美野原拓実だった。ラブレターのことを秘密にしてもらう代わりに、美野原の言いなりになる瑞樹。野球部のマネージャーをすることになるが…。
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》