第32回「橋田賞」発表 相葉雅紀・神木隆之介・北川景子・「ブラッシュアップライフ」など受賞
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相葉雅紀、トゲ刺さり病院へ
「橋田賞」は、日本人の心や人と人のふれあいを温かく取り上げてきた番組と人に対して顕彰助成するもの。橋田文化財団では、各テレビ局、モニター、橋田文化財団選考委員の推薦作品及び人を対象に検討を加え、受賞対象の絞り込みを行い、以下のとおり「橋田賞」の候補を選出、その結果を3月21日に開催された橋田文化財団理事会に報告し承認された。それを受けて、本日の発表となった。
◆橋田賞
◆『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ)
緻密に練られた伏線と、軽妙なセリフの会話劇で、ドラマの面白さを再認識させた。俳優陣の演技も見事で、視聴者から熱い共感を呼ぶドラマに仕上がっていた。
◆『ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語―』(TBS)
大切な人を失い、心を閉ざして生きていた青年が、人との出会いで人生に前向きになることができるという温かいテーマは、テレビドラマの原点を思い起こさせた。
◆連続テレビ小説『らんまん』(NHK)
植物学者・牧野富太郎をモデルとした主人公とその妻の波乱万丈の生涯と、その周りに集まる人々を丁寧に描き、多くの人の心を動かした。
◆相葉雅紀(あいば・まさき/俳優・歌手・タレント)
『ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語―』と『今日からヒットマン』(テレビ朝日)での熱演と、音楽番組やバラエティ番組での幅広い活躍が評価された。
◆神木隆之介(かみき・りゅうのすけ/俳優)
『らんまん』での植物学者・牧野富太郎をモデルとした魅力的な主人公の造形が見事だった。その演技力および長年の功績に対して。
◆北川景子(きたがわ・けいこ/俳優)
大河ドラマ『どうする家康』(NHK)でお市とその娘茶々の二役を見事に演じ分けた演技力、また『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ)で見せた演技の幅広さと、長年にわたる活躍に対して。
◆バカリズム(お笑い芸人・脚本家)
『ブラッシュアップライフ』でのアイデアにあふれたオリジナル脚本が見事。自然なセリフや巧みな構成で多くの視聴者の心をつかんだ。
◆大下容子(おおした・ようこ/テレビ朝日アナウンサー)
報道・情報番組に長年携わり、常に公正な姿勢で自身の名を冠した番組のメインキャスターを務めると共に、バラエティや特別番組へも出演し、放送業界へ貢献してきたことに対して。
◆橋田賞新人賞
◆浜辺美波(はまべ・みなみ/俳優)
『らんまん』で主人公の妻役を健気に凛々しく好演。安定感のある落ち着いた演技で、明治の女性を青年期から壮年期まで見事に演じきった。
◆趣里(しゅり/俳優)
連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)での体当たりの演技に対して。歌も踊りも一生懸命に演じている姿は視聴者に感動を与えた。
◆橋田賞特別賞
◆井上順(いのうえ・じゅん/タレント・歌手・俳優)
音楽、ドラマ、バラエティと様々な分野で芸能活動を精力的にこなし、長年放送業界に貢献してきた功績に対して。
◆野村昭子賞
2022年に亡くなられた野村昭子さんの遺族より財団へいただいたご寄付をもとに設立された特別賞で、長いキャリアと確かな演技力で存在感を示す俳優を顕彰するもの。
◆大方斐紗子(おおかた・ひさこ/俳優)
長年にわたり放送業界で幅広く活躍。バイプレーヤーとして映像作品には欠かせない存在であることに対して。
◆令和5年度橋田賞新人脚本賞
令和5年度橋田賞新人脚本賞は長編、短編の公募を実地。厳正なる選考の結果、長編、短編とも入選作は該当なし、長編3篇を佳作とする。
◆佳作
「嘘つきリーさん」安達あづさ(あだちあづさ)
「あなたに花が咲くように」平木健典(ひらきけんすけ)
「ニンベンに憂う」三谷武史(みたにたけし)
(modelpress編集部)
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《モデルプレス》