高橋一生「一瞬で気を失いそうに」過酷な撮影回顧 飯豊まりえも「息がこちらも止まってしまうくらい」<岸辺露伴は動かない>
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◆高橋一生、過酷な水中撮影を回顧
相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊な力“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家の岸辺露伴が、編集者の泉京香とともに奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かうドラマ『岸辺露伴は動かない』。その最新作となる「密漁海岸」で、露伴は伝説の幻のアワビと対峙する。会見には、不思議な力を持ったシェフ、トニオ・トラサルディ役のAlfredo Chiarenzaもゲストとして登場した。
劇中での水中シーンについて聞かれた高橋は「息が続かない。肺って本当に浮袋なんだなと実感しましたね」と吐露。「呼吸をしないで、吐き切った状態で沈んでいかないと、体って沈まないんですね。思った以上に。なので、吐き切ったところからスタートするんですけど、今度は逆に、カットが掛かった後に上がっていけないということがある」と苦労を明かした。
さらに高橋は「僕は何度か『密猟海岸』を観させていただいているんですけど、あんまり伝わってないなって(笑)」と実際の撮影では映像から伝わる以上の過酷さがあったという。「僕の中でもっととんでもないことが起きてるんですね。息ができなくて、『こんなに一瞬で気を失いそうになるんだ』と」と打ち明けていた。
また「CGをほとんど使っていないので、そこも見どころなんじゃないかなと思います」とアピール。続けて「アナログでどこまで行けるのかということを『岸辺露伴』の現場では追求していまして。ネタバレになってしまわない程度に言うと、タコ、すごい動いています。あれはどうやって動かしているのか。動かしている人がいるんでしょうね」と予告した。
◆飯豊まりえ「息がこちらも止まってしまうくらい」高橋一生のシーンを見学
一方、飯豊は、自身が演じた泉京香について「泉くんに関しては、普段ははつらつなんですけど、今回は寝不足でちょっと歯が痛いという設定だった」と説明。そして「トニオの食事を食べて体に変化が起きていくんですけど、かなりトリッキーな動きでしたね。一生さんがおっしゃっていたみたいに、CGをほとんど使っていなかったので」と伝えた。
高橋が水中に沈むシーンを現場で見学していたという飯豊は「3メートルから5メートルくらい潜られていましたよね」と高橋に確認。高橋が「全体では10(メートル)はあったんですよね。その中で10からスタートすることもあって、だいたい5メートルくらいで沈んだり浮かんだりしていました」と答えると、飯豊は「それを見ているだけで、息がこちらも止まってしまうくらい、身体能力のすごさだったり、みんなのチームワークだったりを目の当たりにして、改めて良いチームワークで撮影させていただいているなという風に思いました」としみじみ語った。(modelpress編集部)
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