川栄李奈、業界入り後初の“撮り直し”要求「納得がいかなくて」<ディア・ファミリー>
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◆川栄李奈“撮り直し”要求「この業界に来て初めて」
本作は、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルが誕生するまでと、家族の関係を感動的に紡ぐ物語。生まれつき心臓病疾患を持っていた娘・佳美(福本)の命を救いたい一心で、小さな町工場を経営する父の宣政(大泉)が奮闘する姿を描く。
姉妹を支える長女・奈美役の川栄は「お姉ちゃんとして、強くいられたらいいなという風には思っていたんですけど、実際に三姉妹の絆っていうものがすごく強いと思うので。お姉ちゃん過ぎずに、親しみやすい仲のいい三姉妹になれたらいいなと思っていて。実際に、美羽ちゃんとは初めて共演で、莉子ちゃんとは共演したことがあったので、すごくいい雰囲気で撮影はできたなと思いました」と述懐。月川監督から「ベテランの俳優さんのような安心感と、子どものような瑞々しさを併せ持つ方」と称賛されると「ありがたいです」と照れ笑いを見せ「監督がオッケーって言ったらオッケーなものだと思っていて。自分があまり納得いかなくても、『もう1回やらせてください』っていうことを今まで生きてきた中で言ったことがなかったんですけど、今回とあるシーンでちょっと納得がいかなくて。初めて監督に『もう1回やらせてください』っていう言葉を。この業界に来て初めて、その言葉を自分で言ったんですね」と打ち明けた。
続けて「初めて言ったものだから、『待てよ…あと1回で絶対に成功させなきゃいけないんだ』みたいな。役じゃなくて川栄李奈が、めちゃくちゃ焦っている川栄李奈が出てきてしまって。10回以上撮り直し(笑)。莉子ちゃんも一緒に新幹線で帰らなきゃいけないのに、1時間以上ぐらい押してしまって」と告白。川栄の申し訳なさそうな表情を受けた福本は「その時のことをすごく覚えてます。役に対する意識の高さっていうか。本当にその時、鳥肌立ちました」と称賛していた。
◆川栄李奈、先輩俳優との共演で刺激
その後、今回のキャストで演じた家族に対する思いを聞かれた大泉は「子どもたちの制服姿がとっても印象的ですね。川栄さんその時に仰ってました。『これが私の最後のセーラー服です』って。しみじみと」とコメント。セーラー服での撮影の時点で、既に2人の子供を出産していた川栄は「大泉さんと菅野さんと、役者としての大先輩と近くで、家族としてお芝居ができたのがすごく嬉しかったですし、菅野さんのこの明るさと若々しさが、本当に見習うなと思いました」と先輩との共演に刺激を受けた様子で、「大泉さんが、『俺は紅白で歌うのが夢なんだ』って突然語られてた時があったんですね。その後に本当に紅白で歌っていらっしゃったので」「言霊って大事なんだなって。こういう強い気持ちを持って生きていくことで、夢に近づけるんだっていう。人間的な部分でとても学びました」と振り返っていた。(modelpress編集部)
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