渋谷に“緑推し歓喜”のスタバ誕生 リニューアルのポイントは?“推し活”利用についても聞いてみた | NewsCafe

渋谷に“緑推し歓喜”のスタバ誕生 リニューアルのポイントは?“推し活”利用についても聞いてみた

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スターバックス コーヒー SHIBUYA TSUTAYA(C)モデルプレス
スターバックス コーヒー SHIBUYA TSUTAYA(C)モデルプレス 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2024/04/24】東京・渋谷スクランブル交差点前の「SHIBUYA TSUTAYA」内1~2階に位置する「スターバックス コーヒー SHIBUYA TSUTAYA店」が、2024年4月25日にリニューアルオープン。完成イメージの発表時には“スターバックスグリーン”が全面に押し出された内装や大胆なリボン形状の客席のデザインがSNSで話題を呼んだ。そんな生まれ変わった店舗に早速潜入してきた。

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◆「スターバックス コーヒー SHIBUYA TSUTAYA店」が大幅リニューアル

1999年の開業以降、渋谷駅前に広がるスクランブル交差点の前に位置し、渋谷の街のアイコンとして存在し続けてきた「SHIBUYA TSUTAYA」が、一時休業を経て全館大幅リニューアル。4月25日より「好きなもので、世界をつくれ。」をテーマに再出発する。このリニューアルに際し、1階と2階で営業していたスターバックス店舗も「STARBUCKS Green Ribbon」をデザインコンセプトに、装い新たに生まれ変わる。

公園通り側の入口1階に位置する「スターバックス コーヒー SHIBUYA TSUTAYA 1F店」は、持ち帰り専用のビバレッジのみを販売する店舗として朝8時から夜10時半まで営業。「スターバックス コーヒー SHIBUYA TSUTAYA 2F店」は、2階全フロアに増床した全100席で、朝7時から夜10時半まで営業を行う。

◆2つの“グリーンリボン”が演出する独自の空間

今回のリニューアルで特筆すべきが、空間全体を包み込むような2つの“グリーンリボン”の存在。1つ目は、1本のリボンのようにつながる全長71mの客席で、天板に木材を使用した緑色のリボンのような客席がフロア全体をたおやかに縦断する、ほかの店舗にはないデザインだ。

バーカウンター前はベンチシート、公園通り側はスタンディングカウンターとなっており、様々なシーンでの利用に応える。

公園通り側ではグリーンリボンがゲートのように大きく曲線を描き、このゲートを潜り抜けると渋谷スクランブル交差点や街並みを眺めることができるスペースへとつながっていく、ワクワクするような空間演出も。

赤・緑・黄色のカラフルな色合いのルーバーがある客席エリアでは、スターバックスの英字ロゴのオブジェもあり、窓からスクランブル交差点を眺めながらカフェタイムを過ごせるだけでなく、渋谷の街並みとともにフォトスポットとしても楽しめる。なおオブジェに座ることはできないので注意。
そして2つ目の“グリーンリボン”が、店内の壁面上部に合わせて湾曲するグリーンリボンビジョンだ。

1m×横35mのデジタルアートのサイネージが店内を包み込むように設置され、4つのエレメントで構成される映像が常時映し出される。動画構成もリボンのようにシームレスに流線のように交わり、続いていく構成とすることで、新たな美しさや偶発的な気づきをエンドレスに紡いでいく。

また、ビバレッジの注文・受け渡しを行うバーカウンターは、温かみのある木材を使用し、クラフト感を表現するために、日本の伝統技術のあられ組を意匠に取り入れた。

◆渋谷×スターバックスをテーマにしたオリジナルアート

2名のアーティストによる渋谷とスターバックスをテーマにしたオリジナルアートも店内に展示。

スターバックスのペーパーバッグなどを活用したコラージュ作品(藤田望人作)と、スターバックスのコーヒーの生豆を運搬していた麻袋を縫い合わせ、スターバックスの象徴であるサイレンが渋谷の街を泳ぐ姿を描いた巨大なキャンパス作品(Keeenue(キーニュ)作)が展示されている。

◆限定グッズも扱うリテイルゾーン

1階からエスカレーターを上がった先にあるリテイルゾーンでは、緑色のだるまの着ぐるみを着たミニサイズの限定べアリスタ「べアリスタだるまグリーンMini」をはじめ、東京・中目黒の「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」で焙煎した「TOKYO ROAST」というコーヒー豆、世界各地のスターバックスで展開されている「Been ThereSeries」のTOKYOデザイングッズ、和装のベアリスタマスコットなど、インバウンドを意識したここならでは・東京ならではのセレクションが並ぶ。
さらに、1階のテイクアウト専用店舗もデザインを刷新。丸窓が印象的なデザインのカウンター型店舗は、スターバックスのサイレンロゴやペーパーカップをイメージし、クイックなビバレッジサービスに対応する。

◆話題の“緑押し”デザインのワケ

開業前にリニューアル後の完成イメージが発表された際には、以前より緑色の要素が強く打ち出された内装デザインが大きな話題に。SNS上では緑色の“推し”がいるユーザーから「緑好きには堪らない」「自担カラーすぎて最高」「緑担歓喜」といった多くのコメントが書き込まれていた。

なんといっても今回のリニューアルにあたり「SHIBUYA TSUTAYA」全体が、世界中の様々なIP(Intellectual Property)コンテンツとの連携を強調しており、新生「スターバックス コーヒー SHIBUYA TSUTAYA 1F店/2F店」についても近年の“推し活”需要を考慮したデザインなのか、スターバックス広報に尋ねてみた。

すると、まずデザインについては「リボンありきで、リボンでつながりを表現する時にどんな色合いで作ればいいのか、となりスターバックスを象徴する緑色を取り入れた」と明かし、色味が先行したデザイン設計ではなかったという。
メンバーカラーが緑色のアイドルファンや緑色がチームカラーのサポーターなどによる“推し活”利用が見込まれる事については「(“推し活”利用を)狙ってはいなかったが、多様なお客様に来ていただきたいのでそのようなご支持があるのは嬉しい」とし、顧客の来店目的についても「渋谷の街を楽しんでいただくのもあれば、お店の内装や色、サイネージ、パートナーとの会話ですとか色々な楽しみ方があると思うので、そこの楽しみ方はお客様に委ねている」とコメント。

また、特徴的な客席デザインについても「座って楽しむこともできますし、窓側だとより視点が低く景色が見やすいようになっていて、席の配置をとっても結構多様なので、お客様の楽しみ方で色々楽しんでもらえたら」と語ってくれた。

なおスターバックスでは、緑色のレギュラーメニューとして「抹茶 クリーム フラペチーノ」「抹茶 ティー ラテ」を、開業時点~5月28日(火)までの期間限定で「GOHOBI メロン フラペチーノ」も提供している。「抹茶 ティー ラテ」はアイスだと容器から美しい緑色がよく見えるので、“推し”のぬいぐるみやアクスタと写真撮影をする際の参考にしてほしい。

「スターバックス コーヒー SHIBUYA TSUTAYA 1F店/2F店」は両店舗とも4月25日より再オープンする。(modelpress編集部)
■スターバックス コーヒー SHIBUYA TSUTAYA 1F店(持ち帰り専用)
住所:東京都渋谷区宇田川町21-6 QFRONT 1F
営業時間:全日8:00~22:30

■スターバックス コーヒー SHIBUYA TSUTAYA 2F店
住所:東京都渋谷区宇田川町21-6 QFRONT 2F
営業時間:全日7:00~22:30

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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