宮藤官九郎、昭和と現代のアイドルの違い語る「神格化されてない」秋元康への“悔しさ”も
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◆宮藤官九郎、“アイドル”への思い明かす
この日、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年)など、宮藤の脚本において強く描かれる“アイドル”という存在について聞かれた宮藤は「『なんでテレビってこっちから向こうは見れるけど、向こうからこっちは見えないんだろう』とか、子どもの頃に考えてた」と幼少期を回顧。「間違いなく手が届かないし、向こうは俺のこと知らない。俺はこっちから向こうのことめっちゃ知ってるのに、向こうは俺のこと知らないっていうことが、なんかモヤモヤした」と、当時の複雑な心境を明かした。
そんな折、当時アイドルとして活躍していた女優の小泉今日子が、宮藤の購読していた雑誌「宝島」の表紙を飾るようになったことから「それがすごい衝撃的で『あれ?もしかしてこれ、繋がっちゃうのかな?』ってちょっと思うような、瞬間があった」と告白。「今だったらアイドルの人もSNSやってたりして、繋がってはいないけどプライベートも分かっちゃったりとか、あまり神格化されてないじゃないですか。それがいいっていうか、それも含めての虚像なのかもしれないけど、そこがやっぱ大きく違ってたかな」と話した。
◆宮藤官九郎、秋元康への思い
続けて宮藤は、高校時代は「おニャン子クラブとか、ライブも仙台にキャンペーンとかできたら必ず行ってたし、通販でセーラーズの服買ったりとか、レコードも出したら全部買ってた」といい、秋元康の作品に「あれだけお金を使ったんだから、ちょっと元取りたい」と口に。「あの人が今も現役でやってるっていうことの凄さっていうか、なんかかっこいいなとも思うけど、悔しいなとも思うじゃないですか。それに対する元取ってやろうっていう感覚もあるかもしれない」と笑っていた。(modelpress編集部)
情報:NHK-FM
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