月9「海のはじまり」初回 水季(古川琴音)&朱音(大竹しのぶ)、夏(目黒蓮)へ突きつけた“真理の一言”に反響「鬼のセリフ」「グサグサ刺さる」
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【写真】有村架純&目黒蓮が密着
◆目黒蓮主演「海のはじまり」
本作は、脚本を生方美久、演出を風間太樹、そして村瀬健がプロデュースを務める、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。社会現象とも呼ばれた「silent」(2022年10月期/同局系)チームが集結し、今の時代だからこそ伝えたい人と人との間に生まれる愛と、家族の物語を描く。
◆「海のはじまり」水季(古川琴音)&朱音(大竹しのぶ)のセリフに反響
東京の印刷会社に勤務する月岡夏(目黒)は、大学生時代に交際していたかつての恋人・南雲水季(古川)の葬儀に参列。そこで水季の娘・海(泉谷星奈)と出会い、水季との記憶に思いを馳せた。
大学時代の回想シーンでは、夏の自宅を訪れた水季が「ちょっと書いてほしいものあって」と人工妊娠中絶手術の同意書を夏の前に差し出す。1週間前に妊娠が発覚した水季は家族や恋人である夏をはじめ、担当医以外には誰にも相談せず一人で宿った小さな命と向き合っていた。海は、驚きつつも不安な思いを抱えていた水季の気持ちに寄り添い「この1週間不安だったよね。ごめん、気づかなくて。1人で1週間も不安な思いさせてごめん」と謝りながら「他の選択肢はないの?これしかないって決めつけるなら考えてから決めてほしい」と他の選択肢も視野に入れてほしいと告げる。
しかし水季は真っ直ぐな瞳で「考えて決めた」と一言。「でも」と何か言おうとする夏の言葉を遮るように「夏くんは産むことも堕ろすこともできないんだよ」と放つと「私が決めていいでしょ?」と問う。返す言葉を失った夏は戸惑いつつも同意し、震えながら署名するのだった。
そんな中、葬儀で会った水季の母・朱音(大竹)から、水季は中絶せず一人で子を生んでいたことを告げられ、海が自分の娘であることを知る。「すみません、何も知らなくて」と謝る夏に「えぇ、知らないでしょうね。男の人は隠されたら知りようがないですもんね。妊娠も出産もしないで父親になれちゃうんだから」と静かな怒りをぶつける朱音。そして「水季が勝手にわがまま言って勝手に産んだ結果ですから大丈夫です。ただ、想像はしてください。この7年の水季のこと。想像はしてください。今日1日だけでも」と母としてのやり場のない想いを訴えた。
水季の「夏くんは産むことも堕ろすこともできないんだよ」、朱音の「(男の人は)妊娠も出産もしないで父親になれちゃうんだから」と様々な立場や視点から考えさせられるような真理を突く言葉が続き、ネット上では「返す言葉がない」「グサグサ刺さる」「妊娠も出産も女性だけにしかない負担もあるけど、自分の子の存在を全く知らないのも苦しい」「知らないうちに父親になってるってどんな気持ちなんだろう」「鬼のセリフ」「辛いけどこれが現実だし向き合わないといけない問題だよね」と様々な意見が飛び交っている。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
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