「涙の女王」キム・スヒョンが語る撮影秘話「Lemon」「ギンギラギンにさりげなく」…日本語曲もカバー歌唱【EYES ON YOU】
芸能
モデルプレス/ent/korean/talent
【写真】「涙の女王」キム・スヒョンら美男美女5人の豪華自撮りショット
◆キム・スヒョン、主演ドラマ「涙の女王」が驚異の視聴率
1988年2月16日生まれで、「星から来たあなた」「サイコだけど大丈夫」など数々の名作を彩ってきたスヒョン。直近では、2024年に放送されたキム・ジウォンとのW主演作「涙の女王」の韓国での最終回の視聴率が「愛の不時着」を抜いて放送局tvNの歴代視聴率記録を更新。財閥令嬢ホン・へイン(ジウォン)と、田舎出身の青年ペク・ヒョヌ(スヒョン)という離婚寸前の冷めきった夫婦に再び愛が生まれていく様子は国境を越えてハマる人が続出し、日本のNetflixでもトップ10の常連だった。
再びヒット作を生み出したスヒョンによる本イベントは「2024 KIM SOO HYUN ASIA TOUR」の日本公演。日本でのファンミーティングは約2年ぶりとなった。
◆キム・スヒョン日本ファンミ「涙の女王」OSTで開幕
開演が迫る中、まずはバンドメンバーが登場し、会場からは大きな拍手が。そのままBGMに合わせてクラップが続き、開演前からファンたちの期待の気持ちが会場いっぱいに広がっていた。そしていよいよ本人が登場。「涙の女王」のOST(主題歌)となっている「Crush」を“ヒョヌ”の感性で披露し、オープニングからファンたちをうっとりさせた。
大勢の観客を前に、しばらく「おお…」「わぁ~…」と声を漏らし驚き続けていたスヒョン。「今日はみなさんいっしょに楽しい時間を過ごしていきましょう」と呼びかけつつ、「今プレッシャーでなかなか息ができません(笑)」と本音をこぼし、会場を笑わせていた。
◆キム・スヒョン「涙の女王」裏話語る
今回足を運んだ観客の中には「涙の女王」をきっかけにスヒョンを知り、初めてファンミに来たという人も多かったが、トークパートでは同作の撮影時のオフショットや実際の映像を見返しながら様々な裏話を展開。「(視聴者から)良い反応が得られるかどうか予想しながら撮影したわけではなかったんですね。でも愛の物語、そして家族の物語だったら、やはり言葉は違っても、もしかしたら良い反応があるかなとは思っていました」と振り返った。
ヒョヌは走るシーンが多かったが、ドイツでクローバーの花束を持って橋の上を走る場面については「NGは多かったですね。雨が降っていたので止んで晴れたら撮るんですが、あの場所はドイツでも観光名所ということで有名なところなので、人が集まってきてしまって撮れなかったこともありました」と天候や場所の関係で何テイクも重ねながら撮影したと語った。
◆キム・スヒョンが学んだ日本語とは?
「Learning about Japan」という流行中の日本語をスヒョンに覚えてもらうコーナーでは、最近覚えた日本語を聞かれ「ヤバっ!!」と回答。日本人のように完璧なテンションでその言葉を放ち会場が笑いに包まれると、スヒョンは「ネイティブのように話すためには、一つの文章があるとしたら、言葉の間や最初または最後に『ヤバっ』と入れるとネイティブのように聞こえるんですよ」と説明。「覚えた後に(日本の)アニメーションとか映画とかドラマで観ると、やはりそういうセリフが出てくるんですよね。『ヤッベ~!!』『ヤバイじゃん!』、色々なバリエーションがあるとわかったので、もうちょっと僕も勉強が必要です」と“ヤバイの変格活用”でさらに会場を笑わせた。
最近よく使われている日本語としてスヒョンが教わったのは「◯◯しか勝たん」「エモい」の2ワード。言葉の意味を理解すると流暢に例文を作って使いこなし、「もう少し勉強してみます」とさらなる興味を見せていた。
◆キム・スヒョン、ファンへ大量プレゼント
その後は抽選で選ばれた10人のファンがステージに上がり、2チームに分かれてスヒョンと協力して行うゲームコーナーへ。参加者全員にフォトブック、さらに勝利チームにはスヒョンがデザインしたブローチも贈られ、彼が直接手渡すとともに握手もしていた。
◆米津玄師「Lemon」近藤真彦「ギンギラギンにさりげなく」披露
会場のファンへのプレゼント抽選やランダムでLEDに映されたファンが画面上でスヒョンと “2ショット”を撮影できるコーナーを終え、再び歌のパフォーマンスへ。流暢な英語と抜群の歌唱力で英語曲を3曲続けて歌唱し、エモーショナルな雰囲気へと引き込んだ。
続いて「次の曲はこの日本だけで準備した歌なんですが、僕が個人的に好きな歌なのでぜひ上手く歌いたいです」と紹介し、「ご存知の方は一緒に歌おう」と米津玄師の「Lemon」を披露。LEDモニターには「みなさんのために用意したプレゼントです」と映し出され、「私の光」という歌詞に合わせて客席を指差していた。
さらに「みなさんはテンポの速い曲がお好きですか?」と尋ね、反応の大きさを受けて「もう少しテンポの速い歌を歌ってみます」と近藤真彦の「ギンギラギンにさりげなく」をパフォーマンス。意外な選曲に驚きの声が上がるとともに、ファンたちはペンライトやうちわを振って大きな盛り上がりを見せた。
◆キム・スヒョン、次回作に言及
ボルテージがMAXに到達したぴあアリーナだったが、そこでスヒョンはトロッコに乗って再び降臨。サインボールを投げながら会場を1周し、厚いファンサービスに観客たちは歓喜の渦に包まれた。
8月には新しい作品に入るというスヒョン。「今度の役はペク・ヒョヌよりはかっこよくないです(笑)」とユーモアを交えつつ、「8月からまた一生懸命準備して、良い姿でお会いしたいです」とファンへメッセージを送った。
◆キム・スヒョン、目潤ませ「Way Home」で幕
本編が終了しスヒョンが去ると、会場にはアンコールを求める声が響き渡り、もう一度彼がステージに。桜の背景をバックに「涙の女王」のスペシャルOST「Way Home」を目を潤ませながら歌い、最後には投げキッスをして幕を閉じた。
本来メインステージで椅子に座っている時間にもセンターステージへ進み近距離で交流を楽しんだり、トーク中にはファンに直接問いかけてみたり、自身に関するクイズを突然出題してみたり…奇想天外な行動で2時間半ずっとファンを飽きさせなかったスヒョン。役に入っている時とはまた異なる、彼自身の魅力が存分に伝わってくるイベントとなっていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》