「海のはじまり」弥生(有村架純)、“外野”の2つの意味「対比が残酷」「刺さりすぎる」の声
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【写真】有村架純「すっぴん?」と話題の美肌ショット
◆目黒蓮主演「海のはじまり」
本作は、脚本を生方美久、演出を風間太樹、そして村瀬健がプロデュースを務める、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。社会現象とも呼ばれた「silent」(2022年10月期/同局系)チームが集結し、今の時代だからこそ伝えたい人と人との間に生まれる愛と、家族の物語を描く。
主人公・月岡夏(目黒)は、大学生時代の恋人・南雲水季(古川琴音)の葬儀で、水季の母・朱音(大竹しのぶ)から、海(泉谷星奈)が自分の娘だと知らされていた。
◆「海のはじまり」“外野”の対比が話題
休日を海と一緒に過ごすことになった夏は、恋人の百瀬弥生(有村架純)を連れて南雲家を訪れる。海の希望で水季が働いていた図書館に行くことになった3人は、海を真ん中に手を繋いで歩き出す。この光景を客観的に想像した弥生は「どうしよう。これ写真撮ってほしいやつだ」と笑み。「撮ろうか?」と提案する夏に「外野から(撮ってほしい)」とし「絶対憧れのやつになってる」と嬉しそうに話すのだった。
しかし、図書館で母子手帳を読み上げる夏と寄り添う海の後ろ姿を見た弥生は、輪に入ることに躊躇い足を止めてしまう。すると図書館員・津野(池松壮亮)から「疎外感すごいですよね。自分は外野なんだって自覚しますよね」と声を掛けられる。弥生も「たしかに外野ですね」と認めざるをえなかった。
その後のシーンでは、夏の自宅でこれまで我慢していた思いを吐き出すように涙をこぼした海に、弥生は優しく慰めハンカチを差し出していた。しかしそんな弥生を通り過ぎ、一直線に夏に抱きついた海。2人の距離が近づいたハグカットと同時に、ぽつんと佇む弥生の姿も映し出された。
事情を知らない第三者から見たら夏・弥生・海の3人は“親子”として映っていただろう。弥生もそんな憧れの光景を想像し、“外野から見た私たち”を思い描いていたが、血の繋がっている夏と海の2人の輪には入れず、自分は蚊帳の外だと感じてしまうような瞬間がうかがえた。視聴者からは「苦しすぎる」「海ちゃんと夏くんの距離が縮まるほど、弥生さんの外野感が強まってしまう」「残酷な対比」「刺さりすぎる」などの声が上がっている。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
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