松坂桃李、大物女優の朗読に圧倒される「手止まります」加賀恭一郎シリーズ再び参加に喜び
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【写真】松坂桃李が圧倒されたベテラン女優
◆松坂桃李、“霊的”存在は「信じるタイプ」
松坂は、加賀恭一郎シリーズ原作の映画「麒麟の翼」(2012年)に出演しており「デビューして間もない頃に出演させてもらった。時間を経て、加賀さんのシリーズに参加させてもらうのは本当に光栄」とにっこり。縁ある東野圭吾作品の朗読にはプレッシャーも伴ったそうで「自分の声が邪魔してしまわないかと思った。僕の声でイメージ1つに集約されてしまうのが怖い部分はあった」と吐露。「ナレーションのお仕事とはまた違う。加賀さんと対面している空気感を想像しながら声を入れさせていただきました」と収録を振り返った。
発表会の会場では、寺島が朗読した冒頭部分を登壇者で聴く時間が設けられた。聴き終えた松坂は「オーディブルは何か作業しながら聴く方もいるけど、手止まりますよ。これは止まりますよ。早く続きが気になりますね」と寺島の演技に圧倒された様子。高橋も「寝る前に聞きたくない。先が楽しみで寝たくなくなる」と同意していた。
また、自身と高橋のかけ合いのパートが流れると、松坂は「もう1回高橋さんとやりたかった」とやり直しを希望。実際の収録は別々で行われたため、高橋も「僕もやらせていただきたい(笑)」と語った。
本作は殺された国重塔子(演:寺島)のナレーションによって物語が展開していく。司会者から「塔子さんの見守られているという展開。普段“誰かに見られている”というのはどんな感じがするか?」と問われると、松坂は「霊的な?そういうものは、わりと信じるタイプ。天から誰かが見守っているというのは、意外と信じるタイプ。今回のお話もスッと入ってきた。自分ももしかしたら、そういうことがあったかもなって気がします」と答えた。
「誰かが私を殺した」は、東野氏による人気ミステリー・加賀シリーズの13作目となる最新作。東野氏がオーディブルのためだけに書き上げた完全オリジナルとなる。松坂は、寺島演じる殺された国重塔子の息子・辰真で出演している。(modelpress編集部)
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