FANTASTICS中島颯太&JO1金城碧海、互いに絆感じるも「裏切られた」佐藤大樹から得た学び語る【逃走中 THE MOVIE インタビュー連載ペア編Vol.2】
芸能
モデルプレス/ent/wide/show3
【写真】JO1&FANTASTICS、舞台挨拶で“リアル”逃走中?異例イベントに会場ざわつく
◆JO1&FANTASTICSからキャストが競演『逃走中 THE MOVIE』
2024年に20周年を迎えるフジテレビ系列のバラエティ番組「逃走中」をドラマ映画化した本作。参加総数1000人の史上最大級かつ命懸けのゲームを描く。
本作の主人公は、高校時代に陸上部の良きライバルとして青春を共にしてきた6人の青年たち。中島は堅実な数学科の大学生・大澤瑛次郎、金城は資金繰りに悩む町工場の3代目・北村勇吾を演じている。
◆中島颯太&金城碧海、共演前に得ていた事前情報
― 今回2ショットインタビューということで、まずはお互いの初対面での印象と、撮影を終えた現在の印象をそれぞれ教えてください。
中島:JO1の色々な番組やYouTubeを観ていたのでもともと碧海のことは知っていて、最初はクールそうだなって。ボケはするけど、ゆっくりマイペースなのかなと思っていました。でもしゃべってみたらめちゃくちゃ面白くてよく周りを見ていて、同じ大阪出身ということもわかって素敵な関わりができたなと思っています。だから、こんなに面白くてよくしゃべる人という印象に変わりました。
― JO1のコンテンツは今回の共演が決まったタイミングで観始めたんですか?
中島:もともとずっと観てたんです! YouTubeの「Hi!JO1」もそうですし、密着番組やJO1が生まれた「PRODUCE 101 JAPAN」もちょこちょこ観ていて。オーディションは僕と同じダンススクールにいた子たちも受けていたのもあって観ていたので、JO1メンバーもそのときから知っていました。それから共演前からJO1に友達が多かったので、碧海とは会ったことはなかったんですけど、ほかのメンバーにはよく会っていて。だから碧海のことも「どんな人なんだろうな」と気になっていました。
金城:僕も最初はクールな印象でした。でもスタッフさんから「颯太くんはすごく面白いよ。しかも同じ関西出身だよ」と聞いていたんです。なので、もしかしたら気が合うかもしれない、話すきっかけになるかもしれないと思っていたら、その矢先、まさかの共演することになって。最初はクールで“歌うお兄さん”って感じだったんですが、今はもう、同級生みたいな(笑)。
中島:それあんま年下から言わんなぁ!!
◆金城碧海、瀬口黎弥に話しかけて印象変化
― 中島さんはJO1の3人、金城さんはFANTASTICSの3人の中で、1番初対面から印象が変わった方を教えてください。
中島:僕は翔也ですね。
金城:僕は黎弥くんかな。
中島:お~、なんで?
金城:初めてお会いした時は撮影外だったんですけど、全くしゃべる機会がなかったんですよ。僕は結構そういうのを気にしちゃうタイプなので、話しかけてみようと思って。僕自身が「話しかけづらそう」って思われがちなので…。
中島:うん、気持ち悪いし…。
金城:気持ち悪いは言わんといて!!僕かわいそうやん!!泣いちゃうよ、本当に(笑)!!
― 抜群の掛け合いですね(笑)。
金城:はい(笑)。でもそういう経験から勝手に第一印象で相手のことを決めつけるのは嫌なので、話しかけてみたんです。そしたら劇中でのテンション高い感じと同じように、JO1メンバーと絡んでいるときもすごい笑顔で、生き生きしていて(笑)。最初に会ったときのイメージとは全然違ったなと思いました。
― そこで自分から話しかけられる金城さんもすごいと思います。
金城:そうなんです、そこができちゃうんですよね(ドヤ顔)。
中島:…あ、今聞いてなかった。オフってた。
金城:オフるなよ!!一緒にインタビュー受けてんねん、話してくれよ!
中島:そっか、ごめんごめん(笑)。
◆中島颯太、木全翔也の“ボケ数の多さ”に驚き
― そんな中島さんは木全さんを選ばれました。
中島:翔也がこんなにボケるタイプだとは思わなかったんです(笑)。3人の中でダントツでボケ数が多くて、撮影の直前までボケてるし「今ボケる!?」というタイミングでもいけるのでガラッと印象が変わりました。
― では木全さんはシリアスなシーンの撮影でもカメラが回った瞬間に切り替えられるタイプなんですね。
金城:いや、そんなことないです(笑)。
中島:(笑)。でもそれこそ陸上部の回想シーンがクランクインだったんですが、そのときは1番、6人の仲の良さが出なくちゃいけない場面で。そういうシーンを初日に撮るのは結構不安があったんですが、そのときに翔也がひたすらボケてくれていて、それにみんながツッコんで笑い合って。あそこで良いシーンが撮れたのは翔也がいたからだなと思っています。
金城:でも最初は颯太くんちょっと遠慮していましたよね(笑)?
中島:うん(笑)。
金城:翔也が俺とか拓実くんに対して小ボケしている時に、颯太くんたちにもそれが聞こえていて、颯太くんめっちゃ小声で「それちゃうやろ」「なんでやねん」って(笑)。大樹くんも「よくボケるね!いや、すごいな」みたいなちょっとよそよそしい感じだったんですけど、だんだんみんな翔也のムーブに巻き込まれていっていました(笑)。
中島:いや、違うんですよ!碧海と拓実が翔也のボケを無視するんですよ(笑)!!ツッコんでいるうちにどこで止めたらいいかわからなくなって、全部拾うようになって。そしたら翔也から「こんな人見たことないです」「逆に僕についてきた人は初めてです」って褒められて「だよね」って(笑)。
― JO1のメンバーの方からすると、木全さんのボケは通常運転すぎてもうツッコまなくなったんですね(笑)。
金城:はい(笑)。しかも翔也と帰りの車で一緒になったことないでしょ?朝から晩まで撮影して帰る時、大体みんな疲れて寝るじゃないですか。翔也、ひたすらしゃべっているんですよ。「今日のあのシーンさ、もっとこうした方が良かったかな」「明日は何時からになると思う?」 って(笑)。
中島:そうなんだ(笑)。でも僕は逆にFANTASTICSでは結構しゃべるタイプだから、翔也の話も全然対応できるぐらいのテンションでした。それでもすごかったです、FANTASTICSにもあんなに話す人はいないですね(笑)。
金城:上を行ったんだ(笑)。
◆中島颯太&金城碧海、佐藤大樹から得た学び
― 6人の良い雰囲気がすでに伝わってきていますが、今回の共演を経て刺激を受けた出来事はありましたか?
金城:僕は大樹くんとのシーンを撮ったときに、監督から僕のセリフが小さく聞こえると指摘を受けたんです。「もっとはっきり言葉を発してくれ、大樹見たらわかるだろ。大樹はやっぱり色々な作品に出て場数を踏んできているから、ちゃんと言葉がマイクに乗ってる。マイクに乗る=ちゃんと観ている人に伝わるから」と言われて、そこから大樹くんはもちろん、颯太くんや黎弥くんの演技を見て、色々な部分を盗みに盗みました。なので一緒に切磋琢磨しながらやれている感じがしましたし、僕も負けないように食らいついていって…勝手ながらたくさん教えていただいたなと感じています。
中島:同じグループのメンバーに見られながら演技することって、多分恥ずかしいと感じる人もいると思うんです。実際にJO1の3人が最初「メンバーが(同じ現場に)いるって新鮮」と会話していたのも聞いていました。でもFANTASTICSはデビューした最初から全員で演技する機会が多くて、そこでも大樹くんが全部教えてくれていたんです。リハーサル室で一から大樹くんが教えてくれて、説明を受けて「もう1回やってみて」とやらせてくれたり。
金城:え~!すごい。
中島:だから今回、メンバーの前でお芝居するのも慣れていたし、大樹くんがアドバイスをくれていた部分もあって。僕も目の前で大樹くんを見て盗んでいたんだと思います。
金城:本当にすごい方なんですね。
中島:うん、前に自分で台本を書いてきたこともありました。
◆中島颯太&金城碧海、人間関係で大切にしていること
― 仲間や絆がテーマになっている作品ですが、そういった要素のために日々大切にしていることはありますか?
金城:やっぱり感謝を忘れないということです。今この場に立てているのもそうですけど、まず今日まで生きていることも親に感謝だし、こうやって6人で共演できているのも応援してくれているファンの方々や繋げてくださったスタッフさんたちのおかげなので。そういう意味では尊敬や感謝の気持ちを絶対忘れないことが、人間関係や絆にどんどん繋がっているのかなと思います。
中島:そうですね。僕は「人が好き」ということです。共演させてもらった方もスタッフさんも好きになるし、応援してくださる方を好きになったりとか。そういう“好き”の繋がりを発信していきたいというのが僕の人生のモットーなので、そこがブレることはなく、好きなことをとことんやらせてもらっている感覚で生きています。
◆中島颯太&金城碧海、同時期に赤髪にしていた
― 最後に、ここ最近“絆を感じた瞬間”を教えてください。
中島:僕と碧海で言うと、僕がちょうど赤髪にしたタイミングで碧海が赤髪になっているのを写真で見て。天に向かってこうやってやりました!(上を向いて手を挙げる)
金城:そうなんですよ!実は僕、最近まで紫だったんですよ。だから今日(中島に)会うために赤にしてきたんですよ。
中島:やってもうた…。(※取材当日すでに黒髪へと染めていた中島)
金城:いや、「裏切られた!!」と思って(笑)。僕はFANTASTICSさんのライブにも行かせていただいたんですが、そのときは颯太くんも僕も赤だったんです。それで「逃走中」の取材のときも赤同士だなと思っていたら裏切られたんです!!
中島:逆に僕はちょっと前に写真見て「めっちゃ紫になってる!!」って(笑)。そのときちょうど僕が黒に染めたタイミングだったので、まさか今日碧海が赤で来るなんて思わなくて。「碧海何人いる!?あの紫なんだったの!?」と思いました(笑)。
― 2人の仲良しぶりが存分に伝わってきました(笑)。貴重なお話をありがとうございました!
(modelpress編集部)
◆FANTASTICS中島颯太(なかじま・そうた)プロフィール
生年月日:1999年8月18日
出身地:大阪府
◆JO1金城碧海(きんじょう・すかい)プロフィール
生年月日:2000年5月6日
出身地:大阪府
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》