【大学受験2026】慶應義塾大医学部、全国初の地域枠「栃木県」に設置 | NewsCafe

【大学受験2026】慶應義塾大医学部、全国初の地域枠「栃木県」に設置

子育て・教育 リセマム/教育・受験/高校生
福田富一栃木県知事と金井隆典医学部長
福田富一栃木県知事と金井隆典医学部長 全 2 枚 拡大写真
 慶應義塾大学医学部と栃木県は2024年7月25日、県内の高度医療を実践し、医学研究を牽引するハイレベルな医療人材を確保するため、地域枠に係る協定書を締結した。全国初となる地域枠は栃木県で、慶應義塾大学医学部の2026年度(令和8年度)一般選抜より新設される。

 新たに設けられる「地域枠」は、2026年度から、栃木県地域枠の学生を1名受け入れ、慶應義塾大学医学部卒業後、栃木県内において一定期間勤務することを入学条件とする制度。栃木県地域枠学生には栃木県から修学資金が貸与され、勤務期間の満了によりその返還が免除される。

 修学資金等の貸与は6年間(予定)、そのほか生活支援策も検討中。卒業後の栃木県での就業義務年限は9年間(貸与期間6年×1.5=9年)。卒業後、所定の期間(貸与期間×2+2年=最長14年)以内に県が指定する医療機関において就業義務年限の9年間の勤務が義務付けられる。途中で大学病院での研鑽や研究活動、留学などを希望する場合は、最大5年間まで就業義務を中断することが可能。ただし中断期間は、就業義務年限に含まれない。

 制度開始は2026年度以降、慶應義塾大学医学部一般選抜の募集人員66名のうち1名を栃木県地域枠として募集。栃木県地域枠の合格者がいない場合は一般選抜枠に振り分けられる。詳細は、2025年6月以降、慶應義塾大学医学部一般選抜(栃木県地域枠)募集要項や説明会などで公表予定。

 栃木県では、これまでも地域医療確保等のため地域枠制度を活用し、県内で一定期間勤務する医師を養成。2024年度は自治医科大学が6名、獨協医科大学が10名の入学者を、栃木県地域枠等で受け入れている。

《川端珠紀》

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