「海のはじまり」忘れ物・料理中の電話…「silent」彷彿とさせる3つの演出に注目「オマージュ泣ける」「天才」
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◆目黒蓮主演「海のはじまり」
本作は、脚本を生方美久氏、演出を風間太樹氏、そして村瀬健氏がプロデュースを務める、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。社会現象とも呼ばれた「silent」チームが集結し、今の時代だからこそ伝えたい人と人との間に生まれる愛と、家族の物語を描く。
物語は、主人公・月岡夏(目黒)が、大学生時代の恋人・南雲水季(古川琴音)の葬儀で、水季の母・朱音(大竹しのぶ)から、娘・海(泉谷星奈)の存在を知らされるところから動き始める。
チーム再集結ということもあり、本作と「silent」を重ね合わせる視聴者が多くいる中、第5話は特に2作を重ね合わせる声が多く上がった。本記事では特に印象的だった共通点をピックアップしてまとめる。
◆1.料理中の電話シーン
家族に海の存在を打ち明けた夏は、恋人・弥生(有村架純)に家族と海の初対面について電話で報告。その頃弥生は、自宅で海の好物であるコロッケを作っている最中だったため、スピーカーをONにして通話していた。
「silent」では、主人公の紬(川口春奈)が恋人・湊斗(鈴鹿央士)と別れた後、自宅での料理中に湊斗から着信が入り、電話越しで想いを伝えていた。
2.ヘアアクセの忘れ物
同話のラストシーンでは、水季&海の母娘2人を支えてきた水季の同僚・津野晴明(池松壮亮)が自宅でソファ座りながら髪を乾かす姿が映し出された。するとソファの隙間から、飾りがついた海のヘアゴムを見つける。
海の“落とし物”にスポットを当てたこの描写は「silent」でも登場。前述した電話シーンにて、紬がよく使っていた白いタンポポの綿毛がついた小さなヘアピンを自宅に忘れているという連絡が湊斗から入ると、100円ショップで購入した安物のため捨てていいと話す紬。これに湊斗は「本当はこのフワフワ(ヘアピン)100均だって知ってた」と告白するのだった。
なお、湊斗がヘアピンを「フワフワ」と言うように、同ドラマでは水季がヘアゴムを「ボンボン」と表しており、擬音語での表現も重なった。
3.「できた」「いる」の言い回し
実家に帰り、家族に「子供がいる」と海の存在を打ち明けた夏。すると弥生との間にできた子供だと勘違し大喜びする家族に、葬儀での出来事から順を追って説明していく。これに「ん?子供できたって」と反応する弟・大和(木戸大聖)に対し、夏は「“できた”とは言ってない」と大和の言い回しを訂正した。
一方「silent」では、耳がほとんど聴こえない状態の想(目黒)と8年越しに再会した紬が「好きな人出来たって」と高校時代に届いた1通のLINEを指摘。すると想は「好きな人がいる、って送った」と紬を指しながら携帯で入力した文字を見せ、「悲しませたくなかったから」とメッセージを送っていた。
2作のリンクに、SNS上では「料理しながらの電話は『silent』思い出してしまう」「電話の使い方が天才」「セリフが美しい」「『silent』オマージュ泣ける」「記憶が蘇ってくる」「言い回し一つひとつに意味を感じるし考えさせられる」など様々な反響が寄せられている。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
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