「笑うマトリョーシカ」清家(櫻井翔)が裏切り ラスト10分の衝撃展開に「すべて繋がってる」「学生時代からずっとだったなんて」の声
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◆水川あさみ主演「笑うマトリョーシカ」
本作は、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真が2021年に発表した同名小説が原作。主人公の新聞記者・道上香苗(水川)が、若き人気政治家・清家一郎(櫻井翔)と、有能な秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)を取り巻く黒い闇を追うヒューマン政治サスペンスとなっている。
清家の裏に操っている人物がいると考える道上。清家が学生時代に書いた論文には、ヒトラーのブレーン・ハヌッセンが登場しており、道上は清家の母・浩子がハヌッセンではないかと疑っていた。
◆清家(櫻井翔)の裏にいた人物とは
不動産の利権絡みで起きた贈収賄事件、通称BG株事件の主犯として逮捕された鈴木の父・宇野耕介(河野達郎)。鈴木はそのことを世間には隠していたが、ある日週刊誌で報じられてしまう。
そこで清家は、鈴木を2人きりの部屋へ呼び出し、「ありがとう俊哉くん。ここまで引っ張ってくれて」と秘書の解雇を示唆。出会いから今までのことを振り返りながら、鈴木はかけがえのない存在であったことを伝えていった。
そして、学生時代の生徒会長選で鈴木の言うことをきかなかったことについて「『みんなが引くから絶対泣くな』って言われたけど泣いたことがあったよな。あのとき本当は泣くつもりじゃなかったんだ」と告白。「あれは感極まったら素直に泣いて良いんだって、そう言われたから」と打ち明ける。さらに「俊哉くんならきっと僕の力になってくれる。僕の願いを叶えてくれる。だから仲良くしなさいってそう言われてきたから。俊哉くんは手放すなって」と鈴木のそばに居続けたのも自分の意思ではなかった。
政治家になった当初、清家は「生きるものは必ず死に、出会った者は離れることが定め」という意味の言葉「生者必滅 会者定離」を飾り、「政治の世界も出会いと別れを繰り返すものだと思うからだから、ときに心を鬼にして古いものと決別しなければならない。そういう局面が必ず出てくると思うから」と鈴木に話していたが、その言葉が入った額縁は「母にもらったものだよ」と告白。清家の行動の裏にはすべて浩子が関わっていたことが明らかになった。
ラスト約10分で描かれた展開に、「鳥肌」「やっぱり浩子が裏にいたんだ…」「すべて繋がってる」「鈴木は利用しているつもりで利用されてる側だったってことか」「学生時代からずっとだったんだ」といった衝撃の声が続々。また、「清家の話し方が怖すぎる」「表情が読めない」「目が笑ってない…」など櫻井の怪演ぶりにも注目が集まった。(modelpress編集部)
情報:TBS
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