土屋太鳳、中村倫也は“突然歌い出す” 現場での様子明かす「楽しいのだろうなというのは伝わってました」【Shrink―精神科医ヨワイ―】
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【写真】片寄涼太、土屋太鳳をバックハグ
◆中村倫也、実写化は「意義のあること」思い語る
同作は精神医療の世界に真正面から向き合うヒューマンドラマ。「グランドジャンプ」(集英社)で2019年から連載中の同名マンガ(原作:七海仁、漫画:月子)の実写作だ。中村がのんびり屋だけどめちゃくちゃ優秀な精神科開業医・弱井幸之助、土屋はひと言多いけど思いやりに溢れた看護師・雨宮有里を演じる。
試写会では31日放送の第1話を公開。第1話ではパニック障害と向き合う女性(夏帆)のドラマを中心に構成されているが、第1話の感想を尋ねられると中村は「変な言い方になるかもしれないのですが、主演だけど主演じゃないドラマなんですよ。“主”はやはり“病”とそれに向き合う患者さんといいますか“人”で」とコメント。「なんか不思議な感じだったんですよね」とも。原作を読んだときに「多くの人に知ってもらいたいし、そのために実写化という形でドラマとして作って間口を広げて届けることは意義のあることではないかな」と思ったそうで、「“病”というものが真ん中に来ていることが新鮮でしたし、そこをフォーカスしてほしかったのですごく嬉しかったです。だから、不思議な気持ちです。名前が(主演として)一番上に来ているのが」と心境を明かした。
◆土屋太鳳、現場での中村倫也の様子明かす
土屋が「私は個人的に自分の作品を観るのが苦手で」と言葉にすると中村が「わかる!」と全力で同意。土屋が「緊張するんですよ。反省ばかりが出てきちゃって」と続けると中村が「そうだよね」と声を掛けていたが、土屋は「ただ、観てるとそういった不安も緊張も、倫也さんが演じる弱井先生がリアルタイムで温かく、そして凛とした眼差しで包み込んでくれたので、『これはたくさんの方の心を温かくするのではないかな』というふうに感じました」と声を弾ませた。
お互いの印象について、中村は「モノづくりをするうえですごく細かいことに気が付いて、しっかりひとつ、ひとつを気にかけながらつくる方だなと思いました」と土屋の印象を明かした。
一方、土屋は「現場の空気と作品の空気をふわーんと重ねて溶け込んでいくように役に入って行くような方だなというふうに思いました」とコメント。「たぶん倫也さんの性格だったらもっと空気を壊すことはできるのだろうけど、患者さんのお芝居もありますし、その空気を壊さないようにその場に座ってシーチキンのおにぎりを食べている。で、突然歌い出すという。そしてそれに監督が乗るという(笑)」と現場での中村の様子を暴露。「(中村は)何を歌っていたのですか?」と尋ねられると土屋は「私はたぶん、ちょっと世代が違うのでほぼほぼ理解できていなかったのですけれど、楽しいのだろうなというのは伝わってました」と回答。中村は「楽しいよ。毎日!」と声を弾ませ、会見を盛り上げた。(modelpress編集部)
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