「新宿野戦病院」しのぶ(塚地武雅)、男女使い分ける“本当の理由”「ジーンときた」「他人事じゃない」視聴者涙
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【写真】「新宿野戦病院」しのぶ(塚地武雅)の女性の姿
◆小池栄子&仲野太賀W主演「新宿野戦病院」
本作は、宮藤官九郎による完全オリジナル脚本の新感覚・救急医療エンターテインメントドラマ。新宿・歌舞伎町にたたずみ、“ワケあり”な患者たちが集う「聖まごころ病院」が舞台。ときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける。
◆「新宿野戦病院」しのぶ(塚地武雅)の秘密明らかに
まごころ病院の看護師として働くしのぶは、赤いリップや茶髪のショートカットが印象的で、女医のヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)と英語で会話をすることもできる、優秀で優しい人柄。しかし、第6話のラストでは花火大会を訪れた横山勝幸(岡部たかし)が、しのぶを目撃。そこでのしのぶは通常の中年男性といった風貌で、母親に対してぶっきらぼうな口調で会話していたのだった。
横山は、院内でしのぶについて「男だった!」と驚き、広める。看護師のときには女性らしい姿でいることから、母親にはそういった側面を秘密にしていると推測し「泣けてくるね」と同情するも、ヨウコは「それが辛えかどうかはうちらには知る由もねえ」と返したのだった。
しかし、そこで膝を悪くしているしのぶの母・房江(藤田弓子)が自転車で事故に遭い、病院に運ばれてくる。普段のしのぶの格好のままであることから「(隠さなくて)大丈夫?」とヨウコらは房江にしのぶの本来の姿がバレることを心配するが、しのぶは房江について、認知症のためしのぶを亭主関白の亡き父と間違えるようになっていたことから、そのまま父のフリをして接するようになっていたと打ち明けたのだ。
◆「新宿野戦病院」しのぶの展開に視聴者涙
房江は、事故の怪我が完治するまで入院することに。認知症と診断され、しのぶは亡き父として接することもあれば、本来の姿として接することもできるようになっていった。自身の性について隠していたわけではなく、母を悲しませないよう、亡き父と間違えられたまま接していたしのぶ。過去に自身の性についてカミングアウトした回想シーンでは、父は大きく反対していたものの、母はしのぶのありのままの姿を受け入れる様子が描かれていた。
今回の展開を受けて、視聴者からは「そんな理由があったなんて」「しのぶさんはやっぱり優しい」「お母さんとのシーンが泣ける」「ジーンときた」「他人事じゃない」などの声が集まっていた。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
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