見上愛&宮世琉弥、“男女交際禁止”での秘めた恋にキュン「言葉じゃなくて、目だけで…」 共演エピソードも<「恋愛バトルロワイヤル」インタビュー> | NewsCafe

見上愛&宮世琉弥、“男女交際禁止”での秘めた恋にキュン「言葉じゃなくて、目だけで…」 共演エピソードも<「恋愛バトルロワイヤル」インタビュー>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
(左から)見上愛、宮世琉弥(C)モデルプレス
(左から)見上愛、宮世琉弥(C)モデルプレス 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2024/08/19】8月29日からNetflixで独占配信されるドラマ「恋愛バトルロワイヤル」で共演を果たした、見上愛と宮世琉弥にモデルプレスがインタビュー。お互いに役がぴったりだったと賞賛し合う2人に、共演した印象やキュンとしたシーン、夢を叶える秘訣まで、今の思いを語り合ってもらった。

【写真】見上愛、可愛すぎる幼少期ショット

■センセーショナルな学園ドラマが誕生

男女交際禁止の校則が制定された超エリート高校を舞台に、生徒同士のリーク合戦、そして理不尽な校則を押し付ける学校側との前代未聞のバトルロワイヤルが繰り広げられる。

物語のもとになっているのは、男女交際禁止の校則を破り、自主退学勧告を受け、退学した元女子生徒が学校法人を訴えたという裁判。実際の出来事を出発点に、Z世代の恋愛観について広範囲なリサーチを行い、その声を反映させながらオリジナルストーリーを練り上げていった。

主人公の有沢唯千花役を演じるのは見上、唯千花と徐々に惹かれ合う真木陵悟役を宮世が演じる。

■見上愛&宮世琉弥、共演した感想は?

― まずは、共演した印象からお聞かせください。

見上:こんなに真木くんにぴったりな人いるんだ!って(笑)。真木くんはイケイケな感じに捉えられることも多いのかなと思うんだけど、いたずらとか結構好きで、おちゃらけた部分もあるし、お母さんといる時はすごく優しい。(宮世さんから)撮影中、家族に旅行をプレゼントした話を聞いたり、家族孝行したりしている話をよく聞いていたので、すごく当てはまるなって思いました。

宮世:脚本を先に読んでいて、唯千花はすごくまっすぐな印象があったんです。ちょっと立ち止まって悩んでしまうところがあったとしても、すぐ決意して進んでいく。見上さんに会ったら、本当に唯千花だ!と思って。自分のやりたいことがはっきりしてるところとか、自分の軸があるってすごいなと思うんです。ちゃんと周りの人たちも見ているし。ピッタリで、見上さんしかできない役だなと思いました。

見上:本当(笑)?

― ぴったり同士が、ガチっとはまった作品ということですね。

宮世:自分たちでいうのはあれですけど(笑)、そう思っていただけるならすごく嬉しいですね。

■見上愛、共演者の演技に「すごく心動かされました」

― 完成した作品をご覧になっていかがでしたか?

見上:自分が脚本を読んだだけでは想像できてなかった、皆さんのキャラクター作りやお芝居にすごく心動かされました。個性豊かな登場人物が登場しますが、それぞれが大事にしているものがちゃんと描かれていて、キャラクターひとりひとりが見どころだなと感じました。

宮世:僕は3回観たんですけど、1回目は「こういうシーンもあったなぁ」「ここ大変だったな」と、撮影を思い出しながら観ていて、2回目で作品として観て、3回目はリラックスして観ました。この作品には、今の世の中に対してのメッセージが強く含まれていて、様々な恋愛が描かれている中で、僕たち以外のストーリーもすごく好きでした。

― 男女の恋愛だけでなく、LGBTQ+や格差など様々な事情を抱える恋模様がありました。印象的なカップルを挙げるなら?

宮世:一ノ瀬と梨木ペア、紗和と悠月のペアがすごく好きです。作品の中でも、それぞれの葛藤が描かれていて…。いろんな人に届いてほしいですし、この作品が世界に出た時にどんな意見が出るのか、すごく楽しみです。

■宮世琉弥「やるべきことをやりたい」
― 浮世離れすることなく、今の時代の空気感が盛り込まれている作品。役作りにもリアルさを感じましたが、こだわった点を教えてください。

見上:普段から脚本を読むことを大事にしていて、自分が演じる唯千花の背景だったり、立ちはだかる障害だったりを書き出しました。1話から8話までバラバラに撮っていったので、その前後のシーンを必ず読んで撮影に入るようにしていましたね。

宮世:僕もそうでした。バラバラに撮影していくので、演じる上での核というか、そのシーンの目的、最初の感情は意識しました。僕が演じる真木くんは、唯千花と出会ったことで変わっていくんですが、最初は他の人に対して弱みを見せない人だったんです。自分の中でその弱みと葛藤している部分は絶対にあったんですが、表には出さないようにしていました。

― 作品の中では、男女交際禁止の校則が制定されましたが、2人は理不尽な校則でも、きちんと守れる方ですか?

宮世:ちゃんと自分がやりたいことがあって入った学校であれば、そこはしっかりとやるべきことをやりたいなと思うので、守れると思います。

見上:この作品では、途中から共学になって恋愛禁止の校則ができたから問題になっているところがあるので、最初から分かって入るのであれば守るかなと思います。

― 唯千花と真木はそれぞれの目的のために、お金と引き換えに恋愛の証拠写真をもみ消す“ラブキーパー”を始めていきますが、がむしゃらに生きていく姿は、どう映りましたか?

見上:素敵だなって。

宮世:うん、素敵だなって。(かぶせてきた?)いやいや、本当に素敵じゃないですか(笑)。

見上:(笑)。自分のことだったら犠牲にできるかなとは思います。ただ、人を蹴落としてまでみたいな思いは全くないかも。

■学生ならではの恋愛に「キュンキュンしました」

― 徐々に惹かれ合う唯千花と真木のシーンは、ハラハラするストーリー展開だからこそより印象的に感じられましたが、撮影する上で意識した点や感じた点があれば教えてください。

見上:2人の距離がどのくらい近づいているか、お互いの気持ちを意識しながら撮影していました。

宮世:真木はちゃんと気持ちを伝えられないっていうのがあって、正直に「好きだよ」「会いたい」って伝えられるようになるまで時間がそれなりにかかったと思うんです。2人ともこういう恋愛が初めてなので、「なんかいいな」って思いました。

― 修学旅行や文化祭など、学生ならではの恋愛シチュエーションも。

見上:文化祭でのダンスのシーンは、たまたま真木くんとペアになって一緒に踊っているんだけど、2人が両想いだとは誰も知らないんです。自分たちだけのドキドキ・ハラハラ感みたいなものは、学生ならではだなと思いましたね。

― ダンスのシーン、すごく可愛かったです!息もぴったりでした!

見上:良かったです!練習のかいがありました(笑)。

宮世:ずっとしてたもんね。

― 2人が憧れるシーンは?

宮世:些細なことなんですけど、朝、教室に入って、唯千花とちょっとにこってする瞬間がすごくいいなって。みんなは関係を知らないから、言葉じゃなくて、目だけで。2人だけのやりとりが微笑ましかったです。

あと可愛いなと思ったのは、唯千花が恋する感情が溢れていたところ。家でのシーンだから真木も知らないし、唯千花が喜んでいる姿を見られたのは、真木としてもすごくキュンとしました。

見上:私は、梨木と一ノ瀬の花火のシーンにキュンキュンしました。撮影の時も現場にいたんですが、遠くからでも2人の醸し出す雰囲気が素敵なのが伝わってきたから、モニターは見ずに完成までのお楽しみにしようって(笑)。実際に出来上がった映像を観ても、なんだかすごくいい2人でした。

― 確かに、花火のシーンはドキドキしました…。学校が舞台ということで共演者も同世代が多かったと思いますが、現場はどのような雰囲気でしたか?

宮世:学校のプールにある秘密基地は、日光は入るけど風が入らないので室内の気温が上昇して。蒸し暑い中で撮影していたんですけど、みんなで頑張ろうみたいな雰囲気があって楽しかったです。現場は和気あいあいとしていましたね。

見上:本当にすごく暑い中で撮影していたので、スタッフさんがかき氷機を持ってきてくださって。みんなでかき氷を作って、暑さを凌いだのが思い出です。あと今回、薙刀のシーンがあるんですが、撮影に入る前から大学にお邪魔して、生徒さんたちと一緒に習っていました。撮影も参加してくださったりもして、本当に部活動に行っていたような気分でしたね。薙刀は形が決まっているんですが、一番美しい位置に一発で合わせていくのは結構難しくて…。筋力だけでなく、精神力も大事だなと感じました。

― 「恋愛バトルロワイヤル」はどんな方に観ていただきたいですか?

見上:物語の中で、高校生だけじゃなく、大人も含めた登場人物たちが、様々な人と出会ったり、出来事を通じて、少しずつ自我を確立しながら成長していく。恋愛や友情に揺れ動きながらも、人と向き合うことで自分とどう向き合うか、みたいな成長の話だなと思っています。学生さんにも観ていただきたいですし、自分の生き方がはっきりしている大人の方にも観ていただくと、また違う考え方が生まれたり、視点が生まれたりするんじゃないかなと思います。

宮世:この作品は学園ドラマですが、全世代の方々に共感していただけるものになっています。描かれている悩みも、いろんな世代の方が抱えている部分がありますし、たくさんの方の共感を生む作品だと思います。いろんな世代の方々にメッセージを届けられると思うので、ぜひ観てほしいです。

■見上愛&宮世琉弥の夢を叶える秘訣

― モデルプレスには夢に向かって頑張っている読者が多くいます。2人の夢を叶える秘訣を教えてください。

見上:私はもともと舞台の演出がやりたかったんですが、気がつけば俳優をさせていただいて。目標や夢に向かっていく中で、途中で変わることもあると思います。頑張る方向性は変わったとしても、どこかでつながる部分もあると思いますし、私も演出家を目指して頑張っていたことがお芝居に生きている。その時に出会った人は今も大事な存在です。夢が変わったとしても、頑張った時間を無駄だと思わず、進むことを恐れない心が大切だなと思います。

宮世:僕は、行動することが大事だなと思います。口で言うより、とりあえず先に行動するように父から教わって。走っている途中で視野が広がってくることもありますし、僕も違う世界に飛び込んだりする中で、新しい目標もできました。悩むことも経験だと思うので、とりあえず自分のやりたいことに向かっていくのがいいんじゃないかなと。突き進むうちに、夢は叶っていくと思います。

― 素敵なお話、ありがとうございました。

(modelpress編集部)

■見上愛(みかみ・あい)プロフィール
2000年10月26日生まれ。東京都出身。
2019年にデビュー。NHK「きれいのくに」に出演し注目を集める。以降、映画・ドラマ・舞台・CMと幅広く活躍。2024年は、NHK大河ドラマ「光る君へ」、KTV「春になったら」、CX「Re:リベンジ‐欲望の果てに‐」、WOWOW「ゲームの名は誘拐」が放送、主演映画「不死身ラヴァーズ」公開など、活躍の場を広げている。

■宮世琉弥(みやせ・りゅうび)プロフィール
2004年1月22日生まれ。宮城県出身。
宮世には『宮城から世界へ』という意味が込められている。今年の出演作に「映画 マイホームヒーロー」「恋わずらいのエリー」「くるり~誰が私と恋をした?~」など、数々の話題ドラマや映画に出演。4月にはアーティスト・Ryuibi Miyaseとしてソニーミュージックからアルバムでメジャーデビューし、来年1月18、19日には国立代々木競技場第一体育館で2dayのイベントが控えるなど多方面で活躍中。

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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