香取慎吾「24時間テレビ」スペシャルドラマ出演決定 萩本欽一のマネージャー役に【欽ちゃんのスミちゃん ~萩本欽一を愛した女性~】
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◆香取慎吾、萩本欽一のマネージャー役に
浅草の劇場からスタートし、国民的スターとなった稀代のコメディアン・萩本を陰で支え続けた妻・スミちゃんとの今まであまり語れてこなかった“知られざる夫婦の秘話”を秘蔵映像と共にドラマ化。今回、萩本の若かりし頃から約半世紀にもわたり、今なお伴走し続けるマネージャー役を萩本と特別な関係でもある香取が演じることが決定した。
香取が萩本と日本テレビ系『全日本仮装大賞』で20年以上も一緒に司会でタッグを組んでいることは有名だが、実は2人の初共演は1994年。若干17歳にしてレギュラーに抜擢された香取だったが、バラエティ番組での対応力、瞬発力や愛嬌を見て取り、才能を見抜いた萩本は熱心に香取を導き、香取もその教えに貪欲に食らいついていったそう。
香取は当時について「欽ちゃんからもう本当にいろんなことを教えてもらいましたが、大きかったのは、僕が10代の頃、『慎吾ちゃん、何も考えなくていい。思ったこと言って』と言ってくれたこと。そこから僕はバラエティー番組などで、頭に浮かんだことを声にするスタイルを作ることができました。香取慎吾というものを形成してくれた、大きな1つだったと思っています。他にもたくさん技を学ばせてもらいましたが、単純にバラエティーとしての技というだけではなくて、『そこにはちゃんと心が必要で、愛を持っていないと』と教わりました」と振り返った。
また、「欽ちゃんは僕にとってすごく大きな存在です。大好きです」と話す香取は、2023年の第99回全日本仮装大賞の収録前に、今は亡き萩本の妻・スミちゃんの肖像画を描き、「スミちゃんの欽ちゃん」というタイトルで萩本にサプライズプレゼントをしている。
◆香取慎吾、伊藤淳史と18年ぶりにドラマ共演
さらに、主演・萩本役の伊藤とは18年ぶりのドラマ共演。フジテレビ系『西遊記』(2006年)で、香取は主人公・孫悟空を演じたが、その大切な仲間である猪八戒に扮したのが伊藤であった。18年の時を経て、コメディアンとそのマネージャーという、またしても「仲間」の間柄での久しぶりの“再会”となった。
最後の共演シーンを撮影したあとは「写真撮ろうよ!」と仲良く互いに記念撮影をし、「また何年後か…共演したいね!」と笑顔で語り合っていた。(modelpress編集部)
◆香取慎吾コメント
・本作は、欽ちゃんがこれまであまり語ってこなかった妻・スミちゃんとのストーリーです。脚本を読んでどう感じ、どのように役作りをされましたか?
香取:僕は結構欽ちゃんのことを知っている人間だと思っているんですが、このドラマでは、その僕でも知らないことが描かれていてびっくりしました。僕でも見たことのない欽ちゃんが描かれているんだから、これは映像になった時に、さらに僕も皆さんもびっくりすると思います。こんなことを経験されて、欽ちゃんは今に至るんだなと、いろんなことを知ることができるドラマになっていると思います。
・今回演じるのは欽ちゃんの若き日から伴走するマネージャーさんの役。役作りはされましたか?
香取:欽ちゃんの近くに何十年も僕もいさせてもらっているので、欽ちゃんのマネージャーさんもよく知っていまして。いつも欽ちゃんの近くにいる本当のマネージャーさんの心が、僕の役にも宿っていると思います。
・欽ちゃんを演じる伊藤淳史さんとは18年ぶりの本格共演です。久々に一緒にお芝居をされて、どう感じましたか?
香取:すごく嬉しかったです。僕の大好きな欽ちゃんを大好きな俳優さんの伊藤君が…伊藤君って言ったことないんですけどね。今回久々に会っても、伊藤君が「悟空さん!」って。僕も「ああ!八戒!」って。『西遊記』っていうドラマで一緒だったので。途中合間に話したら彼が、「いや〜何度か香取さんって言おうとしたけど、無理ですね。やっぱり『悟空さん』は抜けない」って。懐かしい話もできてすごく楽しかったです。これからはもしかしたら「欽ちゃん」って呼べるかもしれないですね。
・伊藤淳史さんの演じる欽ちゃんは、香取さんからご覧になって似ていましたか?
香取:あのね、欽ちゃんでしたよ。欽ちゃんの話し方は、全部が特徴的なのではなくて、急にポコッと特徴的な口調が入ってくるんです。それが本当にそういう感じで。リハーサルしていても「ん?欽ちゃん…?」となりました。しかも欽ちゃんのパターンをいくつも持っていて、監督との話し合いを受けてまた違うパターンの、僕の知っている欽ちゃんを出してくるの。すごいですよ!
・欽ちゃんは、香取さんにとってどんな存在ですか?
香取:もう本当にいろんなことを教えてもらいましたね。大きくは、僕が10代の頃、欽ちゃんが「考えるな」と。無言の欽ちゃんと2人きりの狭い部屋で、僕としては本当に体感2時間くらい、お説教されるのかな?何かを教えてもらうのかな?なんだろう…と思っていたら、欽ちゃんが最後に「慎吾ちゃん何も考えなくていい。思ったこと言って」と言ってくれた。そこから僕はバラエティー番組などで、頭に浮かんだことを声にするスタイルを作ることができました。他にもたくさん技を学ばせてもらいましたが、単純にバラエティーとしての技というだけではなくて、「そこにはちゃんと心が必要で、愛を持っていないと」と教わりました。欽ちゃんの存在は、香取慎吾というものを形成してくれた、大きなひとつだったと思っています。欽ちゃんはすごい存在で、大好きです。
・久しぶりの24時間テレビご出演となりますね。
香取:久々に参加できて嬉しいです!しかも欽ちゃんのドラマの中で、ご一緒したことのある伊藤淳史君との共演、すごく嬉しいですね。参加できてない時もテレビの前で見るという形で応援させてもらっていましたが、今回は参加できて本当にうれしいので、たくさんの人に見てもらいたいと思います。
◆ストーリー
「視聴率100%男」と謳われ、日本のエンターテインメント史上に燦然と輝く功績を残す萩本欽一。そんな彼が結婚した女性・澄子は、欽ちゃんが新米芸人として第一歩を踏み出した劇場で、当時大人気の踊り子だった。高嶺の花のはずだったスミちゃんは、なぜかダメダメだった新米の欽一を、いつも応援し助けてくれた。
やがて時が経ち、欽一が次々とチャンスを掴み大スターの階段をかけのぼった頃、あることがきっかけで彼女は書きおき一つを残し忽然と姿を消してしまう。そのとき欽ちゃんが芸能生命を賭してとった驚きの行動とは。
世間をあっと言わせるドラマチックななれそめで結婚し、3人の子宝にも恵まれた2人だったが、作り上げた家族の形もちょっと不思議なものだった。その在り方に欽ちゃんは「夫としては…最悪でしょ」「誕生日も結婚記念日も旅行行ったこともゼロだし…」と思い続けてきたが…。年を重ねて、そしてスミちゃんが亡くなってから初めて、彼女が長年いだいていた想いに向き合っていく欽ちゃんだった。
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《モデルプレス》