「ブラックペアン シーズン2」オペシーンで流れたシューベルト「魔王」とのリンクが話題「ぞっとした」「緻密な演出」の声
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【写真】「ブラックペアン2」渡海(二宮和也)、“6年越し”再登場
◆二宮和也主演「ブラックペアン シーズン2」
海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)を映像化した本作。2018年4月期に二宮主演で放送された同枠「ブラックペアン」の続編で、シーズン1から6年後の物語を描く。
本作で二宮が演じるのは、シーズン1の天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海ではなく、人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦という新たな役となる。
◆「ブラックペアン」クラシックBGMに注目
天城の不在中にウエスギモータースの会長・上杉歳一(堺正章)の緊急手術を行った佐伯(内野聖陽)。しかし、いつもの佐伯式は行わずにオペを中断。薬物治療に切り替え、上杉会長は一命をとりとめたが、看護師長の藤原(神野三鈴)はいつもと様子の違う佐伯のことを心配する。
その後、上杉会長の息子であり、ウエスギモータース社長の歳弘(城田優)が東城大にやってくる。歳弘は、高額な報酬と引き換えに、会長の手術を失敗してほしいと天城に頼む。父子は経営をめぐって対立関係にあり、歳弘は会長の引退を望んでいたのだ。
そして上杉会長のオペ当日、天城が成功率100%のダイレクト・アナストモーシスを行っている中、突如の大量出血でオペ室は混乱状態に。そんな中、医療AI・エルカノの遠隔操作を使って天城との共同オペを見事成功に収めた佐伯教授。全日本医学会会長選にも見事勝利し、ラストでは東城大の病院長選挙に再出馬を宣言し、周囲をざわつかせた。
この失敗を匂わすオペシーンのBGMとして流れたのは、フランツ・シューベルト「魔王」。同曲は、子を抱きかかえる父にその子供は魔王がいると必死に訴えるものの、子供にしか聞こえない魔王を父は理解できず、恐怖の叫びが伝わらないまま、子供は父の腕の中で息絶えてしまう…というもので、同話で描かれた上杉親子の「父と子」のテーマと重なる。また天城も昔の記憶を思い出し「父親か…」と呟くシーンがあった。
このリンクにネット上では「音楽にも意味があるんだ」「緻密な演出」「ぞっとした」と反響が。また、共同オペシーンではエドワード・エルガー「威風堂々」が流れ「ぴったりすぎる」「かっこいい」「まさに“威風堂々”」といった声も上がっている。(modelpress編集部)
情報:TBS
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