横浜流星主演大河「べらぼう」新キャスト11人発表 飯島直子・鉄拳ほか | NewsCafe

横浜流星主演大河「べらぼう」新キャスト11人発表 飯島直子・鉄拳ほか

社会 ニュース
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【モデルプレス=2024/08/27】横浜流星が主演を務める2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の新キャスト11人が発表された。

【写真】25年大河「べらぼう」新キャスト

◆横浜流星主演「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」

本作は“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(横浜)が主人公。笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマを描く。今回、11人の新キャストが解禁された。

◆市原隼人・井之脇海・飯島直子ら「べらぼう」出演決定

市原隼人演じる鳥山検校(とりやまけんぎょう)は、当時吉原一の花魁といわれた瀬川(小芝風花)を1400両で身請けをした男。“検校”というのは盲人に与えられた最高位の官位であり、鳥山は幕府の許しを得て高利貸しを行い、多額の資産を築いていた。金の力ですべてを手に入れた鳥山であったが、唯一、妻・瀬川の心だけは、まだ自分のものにできておらず、そこに蔦重の姿を感じ取っていた。

井之脇海演じる新之助(しんのすけ)は、御家人の三男坊として生まれたがとある理由で出奔。平賀源内とともに「炭売り」をしながら長屋で暮らしている。蔦重に連れられて案内された吉原の女郎屋・松葉屋で、うつせみと運命の出会いを果たす。

大河ドラマ初出演となる飯島直子が演じるふじは、蔦重の義理の母。駿河屋の妻で、引手茶屋の女将である。蔦重はじめ身寄りのない子供たちを育て見守る慈愛の人で、実の子である次郎兵衛を溺愛している。

大河ドラマ初出演となる珠城りょうが演じるとよしまは、女郎屋・松葉屋、いねのもとで、禿や振袖新造の教育係である「番頭新造」を務める姉貴分。今は花の井について、身の回りの世話も務めている。

徳井優演じる藤八(とうはち)は、江戸の地本問屋・鱗形屋孫兵衛を助ける番頭。先代のころから鱗形屋を支えてきた。明和の大火事で多くの板木を失い、経営的に厳しくなった店を立て直すために、とある策を思いつく。

大河ドラマ初出演となる三浦獠太演じる鱗形屋長兵衛(うろこがたやちょうべえ)は、江戸の地本問屋・鱗形屋孫兵衛の長男で跡取り息子。曾祖父の代から赤本・青本を手掛けた江戸の本屋の跡取り息子としての自負を持つ。

前野朋哉演じる勝川春章(かつかわしゅんしょう)は、蔦重が手掛けた「青楼美人合姿鏡」を北尾重政とともに描いた当代一の役者絵師。のちに葛飾北斎など多くの弟子を抱え、役者似顔絵を得意とする勝川派の代表となり、喜多川歌麿の「美人画」や写楽の「大首絵」に大きな影響を与えることになる。

大河ドラマ初出演となる鉄拳が演じる礒田湖龍斎(いそだこりゅうさい)は、蔦重が企画して、西村屋与八とともに出版した「雛形若菜初模様」の絵師。吉原の遊女たちに新しいデザインの着物を着せて描いた雛形本の浮世絵版の先駆けとして、当時の女性たちの関心を集めることになる。

大河ドラマ初出演となる落合モトキ演じる清水重好(しみずしげよし)は、10代将軍・家治の弟で御三卿・清水家の初代当主。賢丸の田安、一橋治済の一橋と並ぶ御三卿の1人で、家治の子・家基が健やかに育ち、安泰と思われていた11代将軍の座であったが、家基が若くして突然亡くなったことで、御三卿の周辺も慌ただしくなる。

大河ドラマ初出演となる宮尾俊太郎が演じる田沼意致(たぬまおきむね)は、田沼意次の甥で、10代将軍・家治の嫡男・家基について西の丸目付となり、その後一橋家の家老となる。田沼と一橋をつなぐ役目を果たし、治済の子・豊千代の11代将軍就任に尽力することとなる。

花總まり演じる宝蓮院(ほうれんいん)は、御三卿・田安徳川家初代当主・宗武の正室。のちに松平定信となる賢丸を、白河松平家の名君「寛政の改革」を行った老中となるまでに育てた「母」。宗武の七女・種姫を次期将軍となる家基の正室にするため、10代将軍・家治の養女として送り込む。(modelpress編集部)

◆コメント

・市原隼人

未だ謎に包まれた人物でありながら、盲人組織当道座における最高位である鳥山検校を演じさせていただきます。生まれ持った運命により与えられた人生の良し悪しをどう感じるかは己次第であり、理屈では説明できない鳥山検校の人恋しさを埋めるものは何なのか?検校と同じ境遇に在る全ての人や物事に敬意を払い務めさせていただきます。(共演者とは)現場で芝居を通してやりとりをする事を楽しみにしています。自分でも現場に入らないとどうなるかわからないほど、今までの大河ドラマに無い人物像であると感じています。撮影本番に向けてしっかりと準備を行い、出演の刻をお楽しみいただけるよう努めてまいります。

・井之脇海

「べらぼう」の制作が発表されて、面白そうな題材で、しかも森下さんの脚本と聞き、ご縁がありますようにと願っていたので、声をかけていただいて、とても嬉しかったです。4回目の大河ドラマですが、いつも大河の現場は豪華なキャストに囲まれて、埋もれないように喰らいつくのに必死なので、今回も芝居モンスターたちに負けいよう頑張ります。江戸中期の時代も、浪人役も初めてですので、気持ちを引き締めて臨みたいと思います。今のところ、横浜さんとのシーンを多く撮っていますが、横浜さんは芝居にとても真摯で、いつも空き時間に、どちらからともなく台詞合わせが始まって、何度も何度も練習をしています。その甲斐あって、いつも良い状態で本番で演じられています。誰よりも作品に真摯に向き合う座長をみて、間違いなく良い作品になると確信しています。そんな座長をクランクアップまで、みんなで支えながら走り抜けたいです。そして、うつせみ役の小野さんとも、今後、一緒のシーンが増えますので、色々話し合いながら、江戸中期の恋愛を、二人で繊細に演じられるよう頑張ります。江戸中期について、あまり知識がなかったのですが、森下さんの脚本を読むと、当時の生活が、きっとこうだったのではないか、とたくさん想像できて、そのイメージを大切に、芝居をしたいと思います。何作もご一緒させていただいている森下さんから、改めて、新之助について、「期待してるからね!」とお言葉をいただいたので、ご期待に応えられるよう、いや、それ以上に応えられるよう、全力で演じたいと思います。注目してほしいのは、序盤はうつせみとの不器用な2人の恋模様です。新之助の優しさと真っ直ぐさ、そして遊女と浪人の禁断の恋を、見守っていただけたら嬉しいです。

・飯島直子

「大河ドラマ」、私には縁がないと思っていたので驚きと光栄でいっぱいです。長丁場でありますがキャスト、スタッフの皆様と心に残る素晴らしい作品にしたいとやる気しかありません!錚々たるキャスト全員とお会いする事はできないと思いますが…。ご縁あり初めてお会いできる方とお芝居できる事を楽しみにしています。いつもまんじゅうや煎餅を食べ多くを語らず少しとぼけたところのある女将ですが、ポツリと話すその一言が胸に沁みるよう演じていきたいです、その一言が現代に生きる皆さんのココロにも響きますよう頑張りますのでよろしくお願いします!

・珠城りょう

いつかその時が来たらいいなと夢を抱き、目標にしていた大河ドラマへの出演。お話しをいただいた時は胸が高鳴り、鼓動が速くなったのを覚えています。とても嬉しかったです!顔合わせの時に集まったスタッフ、キャストの人数の多さと顔ぶれに身の引き締まる思いでしたが、みなさんと一緒にいい作品を作れるよう自分らしく精一杯努めたいと思いました。横浜流星さんは常に高い集中力を保ちながらも撮影の合間は積極的に子役のみなさんともコミュニケーションを取られていたりと、いつも現場の良い空気を作ってくださっているなと感じています。共演が楽しみだった方は小芝風花さん。俳優として様々な役柄を幅広く演じられている一方で普段はカラッと明るくて可愛らしい印象がある方なので実際にお会いするのが楽しみでした。横浜さん、小芝さん、力のあるお2人が現場でどのように役に入っていかれるのか、それを側で見られることをとても楽しみにしています。今回このお話しをいただいて、私自身、新造が3つの階級に分けられていることや「番頭新造」と呼ばれる遊女がいたということを初めて知りました。身請けされないまま年季を過ぎても廓内で働けるというのは一目置かれる理由があるので、この時代に力強く生きた女性が確かにそこにいたということを少しでも表現できればと思っています。また、着物や髪飾り、化粧など遊女の立場や階級によっても微妙に違うので、その辺りも楽しんでご覧いただけたら嬉しいです。

・徳井優

(大河ドラマに2年)「続けて出ていいのかな?」横浜流星さんは、過去に2度、ご一緒したことがあります。ひたむきに演じられる方だなーと思っています。片岡愛之助さんとはご縁がありまして、私の初めてのテレビ出演作品「欲しがりません勝つまでは」(1979年/NHK系)に愛之助さんも出演されていました(共演シーンはありませんでしたが)。そして2017年に舞台「コメディ・トゥナイト!」でしっかりと共演でき、とても楽しかったので、今回の共演が嬉しいです。地味で目立たない役どころなので(笑)、みなさまには目を凝らして探しながらご覧いただきたいです。

・三浦獠太

大河ドラマ含め日本の時代劇は大きな目標の一つでもあったので、決まった時はとにかく嬉しかったです。初めての大河ドラマなので、とても緊張しているのですが、自分にしかできない長兵衛を表現できたらなと思います!今回は直接的な資料が少なかったりもするので、時代の背景などを勉強し、自分の中でも想像力を膨らませながら役と向き合えたらいいなと思います!横浜流星さんとは一度ドラマでご一緒したことがあるのですが、その時僕がずっと縛られている役だったので、体に気を遣ってくださったり、とても優しい素敵な方だなという印象です。一生懸命座長についていきたいなと思います!今回は片岡愛之助さんの息子役ということもあり、愛之助さんとのシーンはとても楽しみですし、いろんな時代を生きてきた方だと思うので、現場でたくさん学び自分の中に取り入れていきたいです。色々なことが変わりゆくこの時代の中で、鱗形屋もたくさんの問題に巻き込まれていきます。そういったこの時代での葛藤を家族で抱えていく様を見ている方々に伝えられたらいいなと思っています!

・前野朋哉

(「べらぼう」出演について)胸が高鳴りました。お祭りに参加する気分というか、キャストも入れ替わり立ち替わりなので、いろんな方にお会いできるのも楽しみです。もちろん観るのも今から楽しみな作品です。今作はビジネスの面も丁寧に描かれた時代劇だと思っています。蔦屋重三郎が沢山の人を巻き込んで面白いプロジェクトを仕掛けていくので、春章もそのうねりに絵師としてノっていきたいです。横浜流星さん、勝川春章の「しゅんしょう」が言いづらいらしく、本番前も復唱していました。なんかちょっと申し訳なくなりましたが、「しゅんしょう」って確かに言いにくいんです。そんなかわいい横浜さんに現場では笑いも起こり、とてもいい雰囲気です。共演が楽しみなのは北尾重政役の橋本淳さんです。実は北尾重政と勝川春章は斜め向かいに住んでいたご近所さん!橋本さんとは歳も近いですし、同じシーンも多いと思うので、二人で楽しく絵師を演じたいと思います。江戸時代中期、文化が豊かで活発だった時代でもあります、浮世絵もその一つ。当時の「絵師」というお仕事を現代のお仕事に置き換えて観てみるのも楽しいかもしれません。例えば、絵師が今の漫画家なら蔦屋さんは編集長?編集?いや営業も宣伝もやってるか…?オンエア後は身近な人と話して、より作品の魅力を深掘りしてみてください。

・鉄拳

大河ドラマは特に戦国ものが好きで良く観ていました。あり得ない事ですが、自分が出演出来たらどうなるのか?と、よく想像をしていました。その大河から出演依頼をいただきとてもビックリしたと共に、こんな名誉な事はもう無いだろうと思い、出演を決めました。あと僕の役、礒田湖龍斎が絵師である事も、何か縁があるのかなと思いました。演技は自信がないですが、絵を描くのは得意なので、絵を描く姿の僕を見てもらいたいです。横浜流星さんとは一度ご挨拶をさせて頂いたのですが、礼儀正しく、そして何よりカッコよかったです。僕が帰る時も休憩中なのにわざわざご挨拶をしてくれました。ほとんどの方が初対面なので緊張します。他の方に迷惑をかけない様に、出来れば撮影は1人が良いです。でも皆さんとお話しはしたいー。僕は滑舌も悪いですし、演技も自信がないので、出来れば絵を描く所をよく見て頂きたいと思っています。そのために僕は今、湖龍斎の浮世絵を練習中です。

・落合モトキ

祖母が大好きな大河ドラマ。毎週欠かさずに観ています。祖母に出演する事を報告したらすごく喜んでくれました。この歴史ある“大河ドラマ”という作品に参加できる事、役者をやらせて頂いている中で非常に光栄に思います。全力で頑張りたいと思います。横浜さんのお芝居を観た時、近年稀にみるキラキラした方だなと思いました!映像に映える方だなと。でもまた違う作品では全く目の色が違う役を演じられていて。ふり幅のあるすごい役者さんだなと思います。共演者の方々は達者な方ばかりなので!皆さんと芝居が出来るのが楽しみであり緊張しています!やはり撮影初日はかなり緊張していました。偉大な諸先輩方の役者に囲まれて。でも後輩の私に気さくに話しかけて頂きました!スタッフさん達の空気感もすごく良くご一緒できるのが嬉しいです。監督からは役柄について色々なアドバイスを頂きました。お話する前までは役柄について色々考え込んでましたが、「肩の力を抜いて重好を演じていいから」と仰って頂いたのがすごく支えになっています。ただ自分が作り出す清水重好という役を精一杯演じられるよう頑張ります。

・宮尾俊太郎

幼少の頃より家族でテレビの前に集まり拝見しておりましたので大変嬉しく、また視聴者の方々から長く愛され続けている大河ドラマに出演させていただける事、大変光栄に感じております。横浜流星さんはその甘いマスクの中に漢気のようなものを感じます。田沼意次役の渡辺謙さん、田沼意知役の宮沢氷魚さんとは同じ田沼家として共演させていただく事楽しみにしております。田沼意致は、どの様な想いで動いていたのか、また田沼派が失脚した後、時を経て再登用されておりますが、その内側はいかに…。史実とスタッフさん、共演者の方々と共にその人物像を描き出していけたらと思っております。

・花總まり

(「べらぼう」出演について)歴史ある大河ドラマに再び出演することができるという嬉しい気持ちでいっぱいになりました。与えていただいた役割をしっかり努めたいです。初めてお会いする方がたくさんいらっしゃるので楽しみです。すっかり大きくなられた寺田心さんと親子ということで特に楽しみにしています。(宝蓮院は)名門の家の妻として徳川に対してとても誇りを持っている人物ですので、男子が少ない田安家を続けていくという意識が強いかなり気位の高い人物として演じてみたいです。

◆「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」ストーリー

18世紀半ば、人口は100万を超え、天下泰平の中、世界有数の大都市へと発展した江戸。蔦重こと蔦屋重三郎は、江戸郊外の吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れ、引手茶屋の養子となる。血のつながりをこえた人のつながりの中で育まれた蔦重は、貸本屋から身を興して、その後、書籍の編集・出版業をはじめる。

折しも、時の権力者・田沼意次(渡辺謙)が創り出した自由な空気の中、江戸文化が花開き、平賀源内など多彩な文人が輩出。蔦重は、朋誠堂喜三二などの文化人たちと交流を重ね、「黄表紙本」という挿絵をふんだんにつかった書籍でヒット作を次々と連発。33歳で商業の中心地・日本橋に店を構えることになり、“江戸の出版王”へと成り上がっていく。蔦重が見出した才能は、喜多川歌麿(染谷将太)、山東京伝、葛飾北斎、曲亭馬琴、十返舎一九といった若き個性豊かな才能たち。その多くは、のちの巨匠となり日本文化の礎となっていく。

しかし時世は移り変わり、田沼意次は失脚。代わりに台頭した松平定信による寛政の改革では、蔦重の自由さと政治風刺は問題になり、財産の半分を没収される処罰を受ける。周囲では江戸追放や死に追いやられるものもあらわれる。

蔦重は、その後も幕府からの執拗な弾圧を受け続けるが、反権力を貫き通し、筆の力で戦い続ける。そんな中、蔦重の体を病魔が襲う。命の限りが迫る中、蔦重は決して奪われない壮大なエンターテインメント「写楽」を仕掛けるのだった。

【Not Sponsored 記事】

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