「虎に翼」よね(土居志央梨)が原告女性にかけた言葉&劇中歌に反響「今日の主役」「名シーン」の声
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「虎に翼」原爆被害にあった役を演じる美人女優
◆「虎に翼」よね(土居志央梨)、吉田ミキ(入山法子)と話をする
昭和37年(1962)1月、「原爆裁判」の原告のひとりである吉田ミキ(入山法子)が法廷に立つことを承諾し、広島から上京してくる。ミキは原爆によって顔と首に重いやけどを負っていた。その夜「山田轟法律事務所」に泊まることになったミキは、過去に美人コンテストで優勝したことがあり、誰もが振り返るほどの美人だったと、よねに自身の華々しい過去を語り始める。
ミキは「今日上野駅に降り立ったときそれを思い出したわ。振り返る人の顔つきは違ったけれどね…」と呟き「そういう『かわいそうな女』の私が喋れば、(世間の)同情を買えるってことでしょ?でも、他の誰かにこの役を押し付けるのは気が引けるしね。仕方ないわ」と法廷に立つことを承諾した理由を語る。ミキは事務所の壁に大書きされた「憲法14条」に目をやり「『差別されない』ってどういう意味なのかしらね?」と涙を浮かべた。
すると、よねは「やめましょう。無理することはない。私の相棒は元々反対していました。あなたを矢面に立たせるべきではない。たとえ裁判に勝ったとしても、苦しみに見合う報酬は得られない」「声を上げた女にこの社会は容赦なく石を投げてくる。傷つかないなんて無理だ。だからこそせめて心から納得して自分で決めた選択でなければ」と諭した。
ミキは「でも、私伝えたいの…。聞いてほしいのよ。こんなに苦しくてつらいって…」と堰を切ったように涙を流す。よねは「その策は考えます。だから…」と告げ、「ごめんなさい」を繰り返すミキに「あなたが謝ることはなにもない。なにもないんだ」と寄り添いながら、涙を浮かべた。
◆「虎に翼」よね(土居志央梨)の言葉に反響相次ぐ
よねがミキにかけた言葉は反響を呼び、視聴者からは「よねさんが弁護士になってくれて本当によかった」「胸に沁みた」「今日の主役はよねさん!」「名シーンだった」「涙が止まらない…」「よねさんだから出てくる言葉」「かっこよさが際立ってる」と称賛の声が。さらに、このシーンには優三(仲野太賀)が出征するシーンでも使われた劇中歌『You are so amazing』が流れ「この挿入歌に泣けてしまう」「さらに涙を誘う曲」「引き込まれた」「胸が締め付けられる」と視聴者の感動を誘った。
◆伊藤沙莉主演朝ドラ「虎に翼」
第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士である三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルに描くリーガルエンターテインメント。主人公の猪爪寅子(いのつめ・ともこ)、通称・トラコを伊藤が演じる。(modelpress編集部)
情報:NHK
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