斎藤工、日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」見どころは“現代と端島の時代感のコントラスト”「タイムスリップしたかのような映像を作るために」 | NewsCafe

斎藤工、日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」見どころは“現代と端島の時代感のコントラスト”「タイムスリップしたかのような映像を作るために」

社会 ニュース
斎藤工「海に眠るダイヤモンド」(C)TBSスパークル/TBS
斎藤工「海に眠るダイヤモンド」(C)TBSスパークル/TBS 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2024/09/21】俳優の斎藤工が10月スタートのTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(毎週日曜よる9時~)のクランクインを迎えた。ここでは本作への意気込みや見どころを聞いた。

斎藤工、嵐のハグ“コンプリート”で歓喜 二宮和也の“ハグ待ち”話題に

◆神木隆之介主演「海に眠るダイヤモンド」

1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語を描く本作。俳優の神木隆之介が端島の炭鉱員の家で生まれ育った明るくまっすぐな主人公・鉄平と、現代の東京に生きるもう1人の主人公・ホストの玲央の一人二役を演じる。

斎藤は主人公・鉄平の良き理解者でもある兄・進平役。妻が亡くなったことを認められず、帰りを待ち続けている炭鉱夫という役どころに挑む。

◆斎藤工、進平は「十字架を背負っている人間」

― オファー受けた際の気持ちをお聞かせください。

脚本・野木亜紀子さん、塚原あゆ子監督、新井順子プロデューサーが舵を取る船に、座長・神木さんらとともに乗せていただけることになり、贅沢な気持ちでいっぱいでした。いち視聴者として、このチームとキャストとが作り出す化学反応を見てみたいと思いましたし、それを現場で僕自身で体験できることがうれしかったです。

― 実際にチームに参加してみていかがですか?

本読みの段階で、共演者の皆さんの役柄の捉え方や、ご自身のキャラクターとの融合に圧倒されました。進平は炭鉱夫役なのでロケでの撮影も多いのですが、背景の映し方にまで一切妥協がなくて。入念なロケハンを行っていることと、極力フィクションを省いて端島を再現するんだという強い思いを現場に立つたびに感じます。

― 進平の役柄について教えてください。

進平は戦争を体験した人間で、ある意味十字架を背負っている人間。でもそれは時代的に進平に限ったことではありません。炭まみれになりながらお芝居をする中で、自分たちで一から島を作っていくぞ!という沸き立つ熱量を感じ、そういった戦争直後の日本のエネルギーが日本の発展の基盤になったのではないかなと。そして、お芝居では鉄平と父・一平(國村隼)との距離感も大切にしています。3人には少し激情型な一面があって、國村さんとも「一瞬で感情に火がつくのは、荒木家ならではなのでは」と話していて。あまり決め込みすぎず、お二人のお芝居を反射させながら家族の関係性を作るように心掛けています。

― 主演・神木さんの現場での印象は?

神木さんは、主役たる振る舞いをされながらもすごく柔和な方で、スタッフさんとコミュニケーションをとっている様子を見ていると、部署という垣根を自ら跨いで繋げてくれる方だなと感じます。 俳優部のキャプテンとしてだけではなく、作品全体を先導してくれている人間性にスケールの大きさを感じますね。

― 現場の全体の雰囲気はいかがですか?

それぞれが経験をしたことがない当時の端島を想像しながら、創意工夫を重ねている素敵な現場です。僕の役は方言の勉強も必要だったのですが、長崎県出身の林啓史監督をはじめ、教科書通りのイントネーションに囚われて役を忘れてしまう瞬間がないように皆さんがサポートしてくださるので、とても頼もしいです。

― 楽しみにしていてほしい映像はありますか?

現代と端島の時代感のコントラストには、やはり注目していただきたいです。美術部さん、衣装部さんをはじめとした全部署が、タイムスリップしたかのような映像を作るためにこだわり抜いています。小道具1つとっても手触りで僕たちを当時の端島に連れて行ってくれるので、より本作の世界観に入ることができていて。スタッフの皆さんの努力に日々感銘を受けています。

― 最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。

戦後の日本が立ち上がるエネルギーがふんだんに宿る本作。どこかくすぶっている現代と、当時の端島からみなぎるエネルギーのコントラストを、今を生きる視聴者の皆さんにも浴びていただきたいです。野木さんの素晴らしい脚本を、塚原監督の演出に身を委ねながら。そしてそれを新井順子プロデューサーが俯瞰で見守ってくれるという、強靭なチームで一生懸命撮影を重ねています。まさに今の時代に必要な作品になっていますので、ぜひご期待ください!

(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

アクセスランキング

  1. 辻希美&杉浦太陽の17歳長女・希空、完全顔出し YouTube開設で自己紹介

    辻希美&杉浦太陽の17歳長女・希空、完全顔出し YouTube開設で自己紹介

  2. バレー西田有志選手、普段とは違うスタイリングで魅せる

    バレー西田有志選手、普段とは違うスタイリングで魅せる

  3. 【西野カナ 約5年9ヶ月ぶり復活ライブレポ】「1曲目からもう涙腺崩壊」“約束の場所”横アリで「if」「トリセツ」「Best Friend」…名曲続々披露 ファンへの愛と感謝詰まった2時間<セットリスト>

    【西野カナ 約5年9ヶ月ぶり復活ライブレポ】「1曲目からもう涙腺崩壊」“約束の場所”横アリで「if」「トリセツ」「Best Friend」…名曲続々披露 ファンへの愛と感謝詰まった2時間<セットリスト>

  4. 鈴木紗理奈の「騙され不倫」は氷山の一角!? もしも彼氏が「独身だと偽った既婚者」だったら…?

    鈴木紗理奈の「騙され不倫」は氷山の一角!? もしも彼氏が「独身だと偽った既婚者」だったら…?

  5. 新ガールズグループRIRYDAY・MION、脱退発表&JURIが活動一時休止へ 今年9月にデビュー【全文】

    新ガールズグループRIRYDAY・MION、脱退発表&JURIが活動一時休止へ 今年9月にデビュー【全文】

ランキングをもっと見る