伊藤沙莉「寅子でいられて本当に幸せでした」主演朝ドラ「虎に翼」クランクアップの心境語る
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【写真】「新宿野戦病院」に「虎に翼」出演者集結
◆伊藤沙莉「虎に翼」への思い語る
最終週を迎えることにあたり、寅子を演じた感想を聞かれた伊藤は「寅子は少しずつ成長しながら、大きな失敗をたくさんしてきた人。私自身もこのドラマを通して、一人の人間として成長させていただきました。寅子でいられて、本当に幸せでしたね」とコメント。
視聴者へ向けてメッセージを求められると「『虎に翼』は、「いろんな人がいていいんだ」という証しになったのかなと思います。そして放送中にもたびたび感じていましたが、『虎に翼』は視聴者のみなさんとともに歩んできたドラマでした」と話し、「この作品がみなさんにとって、何かを考えるきっかけになっていたらうれしいです」と呼び掛けた。(modelpress編集部)
◆伊藤沙莉インタビュー全文
― いよいよ最終週を迎えます。これまで、寅子を演じていかがでしたか?
演じるにあたっても、セリフに書かれている以外の部分で「この人、本心ではどう思っていたんだろう?」と考える時間がとても多かったですね。そうしてぐるぐると考えを巡らせるところは、私自身と似ているところでもありました。寅子は少しずつ成長しながら、大きな失敗をたくさんしてきた人。私自身もこのドラマを通して、一人の人間として成長させていただきました。寅子でいられて、本当に幸せでしたね。
― 先日、撮影はクランクアップしました。いまのお気持ちをお聞かせください。
とっても濃い時間でした。このチームで作品を作ることができてよかったと改めて思いますし、撮影していたころに戻りたいです(笑)。昨日もよねさんと、そんな話をしていたんですよ!
― 最後に、視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
『虎に翼』は、「いろんな人がいていいんだ」という証しになったのかなと思います。そして放送中にもたびたび感じていましたが、『虎に翼』は視聴者のみなさんとともに歩んできたドラマでした。私自身もそうですが、登場人物を通していろんな考えを見聞きしながら「この考え方もおもしろい」、「これは初めての感覚だな」なんて思いながら、見ていただけていたのではないでしょうか。この作品がみなさんにとって、何かを考えるきっかけになっていたらうれしいです。
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《モデルプレス》