内田有紀・磯村勇斗・杏ら、松重豊主演「劇映画 孤独のグルメ」追加キャスト6人解禁
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モデルプレス/ent/movie
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◆内田有紀・磯村勇斗・杏ら「劇映画 孤独のグルメ」出演決定
今回解禁になったのは、五郎(松重)の“究極のスープ”探しの旅に関わることになる6人のミステリアスな登場人物たち。五郎が迷い込む、韓国領の島のコミュニティで暮らす女性・志穂を演じるのは内田有紀。“究極のスープ”探しをする五郎を手伝うことになる青年・中川を磯村勇斗。五郎が“スープ探し”の旅に漕ぎ出すことになる依頼をする、フランスに住む松尾一郎役を塩見三省。そして、五郎のかつての恋人・小雪(さゆき)の娘であり、祖父である一郎(塩見)の依頼のために五郎をフランスに呼ぶ松尾千秋役に杏。劇中に登場する中華ラーメン店「さんせりて」の店主をオダギリジョーが演じる。
また、かつてドラマ「孤独のグルメ」シリーズにも登場経験のある、五郎の同業者・滝山役で村田雄浩が再登場。総勢6人の実力派キャスト陣が、“究極のスープ探し”という大きな難問に挑む五郎に深く関わっていく。どのように五郎を振り回し、翻弄していくのか。
◆「劇映画 孤独のグルメ」キャスト陣からのコメント到着
韓国領の島で暮らす女性・志穂を演じた内田は、「私の役者人生で初めての『背広を着た監督』です。五郎さんがモニターの前に座り『OK!』と大きな声が響き渡ると、撮影現場は一瞬で笑顔で満たされます」と、今回監督を務めた松重監督ならぬ“五郎監督”の撮影現場の様子にコメント。さらに、「あ!ご鑑賞の前には食事を済ませてくることをオススメします。でないと、五郎監督の思うツボに…(笑)」と「孤独のグルメ」らしいアドバイスも付け加えた。
そして、スープを一緒に探すことになる青年・中川を演じた磯村からは「俳優もやりながら監督をしている松重さんの姿がとても勇ましく、また長年一緒に作り上げてきたスタッフさんたちを大切にされている様子を拝見し、愛され続ける作品というのは作り手の人柄が大事なんだと、改めて実感した現場でした」と、松重監督の現場でのその“大きな背中”について、尊敬の想いを表した。
松重とパリで撮影をした、五郎のかつての恋人の娘・千秋役の杏からは「松重さんは主演はもちろん監督、脚本も手がけるとのことで、パリにはシナハン(シナリオ・ハンティング:台本を書くための取材)からいらして、どの店が良いかと、まさに五郎さんのように食べ歩いておられました」とパリでの松重監督の様子を回顧。また、「五郎さんにしかできない大冒険が、たくさんのグルメと共に繰り広げられていて、全部食べてみたくなりました。見たら誰もがお腹がすく映画です」とも話しており、劇映画になっても見る者の食欲への刺激は健在のようだ。
寡黙な中華料理屋の店主を演じたオダギリからは「公表では分かりませんが松重さんの身長は2m30cmほどあります。いや、現場での松重さんは本当にそのくらい大きな存在に感じました」と、初監督を務めた松重監督の現場での安心感・信頼感について語った。
このキャスト陣6人が揃ったことに対し、監督・松重は「台本を作り上げて行く過程で、この役はこの人、あっちの役はあの人と夢想しています。練り上げていくにしたがってそれは恋心に変わっていきました。幸いなことに見事恋愛は成就し、僕の恋い焦がれる面々が集ってくださいました。そして僕の気持ちをはるかに上回る愛で応えてくれました」と、溢れんばかりの愛のこもったコメントを寄せた。劇映画化によって、舞台だけでなくキャスト陣もスケールアップ。松重監督からの“ラブレター”を受け取ったキャスト陣が演じる、個性豊かな登場人物がどのように五郎と関わっていくのか。
◆松重豊主演「劇映画 孤独のグルメ」
原作・久住昌之氏、作画・谷口ジロー氏によるハードボイルド・グルメ漫画「孤独のグルメ」。輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎(いのがしらごろう)が、営業先で訪れた土地で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいものを独り自由に食す様子を1話完結で淡々と描く作品である。1994年から1996年にかけて雑誌「月刊PANJA」(扶桑社刊、現在休刊)誌上で連載、その後2008年に「週刊SPA!」(扶桑社刊)にて復活。以後、不定期連載の形で2015年まで掲載され、単行本はシリーズ累計150万部を超えるベストセラーとなっている。
作中で登場する店は高級店や流行りの店ではなく、街に溶け込むように年月を重ねた大衆食堂や個人店がほとんど。五郎が独りで食事を楽しむ様子が自身のモノローグと共に描かれるスタイルが、「今までのグルメ漫画には見られない!」と人気を博し、2012年1月に松重主演でテレビ東京系連続ドラマとしてシリーズ化。深夜にひっそりと放送がスタートするや、食欲をそそる料理と松重演じる五郎の大胆な「食べっぷり」や「心の声」に多くの共感が生まれ、その魅力にハマる人が続出。1人で食事をする「孤食の時代」を先取りするとともに、誰しもの生活に“食のドラマ”があるという、食を楽しむ新しい文化を作り上げた。国内のみならず海外でも絶大な支持を得てシーズン10までシリーズを重ね、“グルメドキュメンタリードラマの金字塔”として人気長寿ドラマシリーズとなった。
そして、テレビ東京開局60周年記念特別企画として「劇映画 孤独のグルメ」が公開されることが決定。先日、第29回釜山国際映画祭【オープンシネマ部門】と第37回東京国際映画祭へ正式出品されることも発表され、映画の舞台が日本だけでなく、フランスや韓国であることも解禁されている。(modelpress編集部)
◆内田有紀/志穂(しほ)役 コメント
あの五郎さんが監督の撮影現場。私の役者人生で初めての「背広を着た監督」です。五郎さんがモニターの前に座り「OK!」と大きな声が響き渡ると、撮影現場は一瞬で笑顔で満たされます。でも、どこかお腹が減ってくる。食べることは生きることそのもの。美味しいご飯を食べている時は日常のゴタゴタから解放され、今日を頑張った自分を褒めてあげられます。ホッコリする「孤独のグルメ」のテイストはそのままに、劇場版だからこそのスペクタクルな展開が待っています。スクリーンいっぱいに広がる最高の食べっぷりを、是非劇場でご堪能下さい。あ!ご鑑賞の前には食事を済ませてくることをオススメします。でないと、五郎監督の思うツボに…(笑)。
◆磯村勇斗/中川(なかがわ)役 コメント
今回、ご長寿シリーズである「孤独のグルメ」に出演させて頂き、とても嬉しかったです。そして何より、今回は松重さんご本人が監督を務めるとお聞きし、開口一番で参加したい!となった次第です。俳優もやりながら監督をしている松重さんの姿がとても勇ましく、また長年一緒に作り上げてきたスタッフさんたちを大切にされている様子を拝見し、愛され続ける作品というのは作り手の人柄が大事なんだと、改めて実感した現場でした。そして、僕の役は劇中である料理を食べるのですが、「孤独のグルメ」で食べるシーンに参加できたことがとても嬉しかったです。是非劇場でご覧下さい。
◆杏/松尾千秋(まつおちあき)役 コメント
世界中で、老若男女から愛されている大人気シリーズに呼んでいただき、とても光栄です!原作でも描かれていたパリ、満を持してのスケール感だと思いました。松重さんは主演はもちろん監督、脚本も手がけるとのことで、パリにはシナハンからいらして、どの店が良いかと、まさに五郎さんのように食べ歩いておられました。衣装合わせにも監督なので当然いらしているのがなんだか不思議な気持ちでしたが、何度も親子役などで共演させていただいていたので、安心して現場に挑むことができました。「劇映画 孤独のグルメ」では、五郎さんにしかできない大冒険が、たくさんのグルメと共に繰り広げられていて、全部食べてみたくなりました。実は五郎さんの食べカットを撮影中、お店の隅で出番を待っていたのですが、モニターの映像を見ながら匂いだけ嗅いで、その日は食べられずじまいでした。ただ座って待っているだけなのに、お腹が空いて仕方がない!スタッフの方はもう十年以上も、この過酷な環境で撮影をされているのかと思い知らされました。絶対に食べたい!と諦められず、またあのお店に行ってみようかと画策しているところです。見たら誰もがお腹がすく映画です。お楽しみに!
◆オダギリジョー/店主役 コメント
公表では分かりませんが松重さんの身長は2m30cmほどあります。いや、現場での松重さんは本当にそのくらい大きな存在に感じました。松重監督の第一作目に呼んでもらえてめちゃめちゃ嬉しかったです。
◆松重豊(監督・脚本・主演)
台本を作り上げて行く過程で、この役はこの人、あっちの役はあの人と夢想しています。練り上げていくにしたがってそれは恋心に変わっていきました。そして脚本というラブレターにしたためて、それぞれの所属事務所にお届けしました。返事をもらえぬ日々は悶絶するようでした。幸いなことに見事恋愛は成就し、僕の恋い焦がれる面々が集ってくださいました。そして僕の気持ちをはるかに上回る愛で応えてくれました。監督をやってみてはじめて、俳優さんって凄いんだなぁって、気づきました。…って遅っ。
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《モデルプレス》