井浦新、亡き恩師との共通点感じる人物とは「勝手に系譜というものを抱いていました」【徒花-ADABANA-】
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【写真】井浦新、亡き恩師と同じ居心地を感じた人物
◆井浦新、亡き恩師への思い
終盤には井浦が「昨日もここに立っていました。この『徒花-ADABANA-』とはまったく関係ないんです。僕の恩師でもある若松孝二監督の命日で、永瀬さんもその命日の特集上映に登壇してくださっていた」と前日の自身について話し始める。続けて「若松孝二監督と甲斐さやか監督はたぶんお会いしたことなくて、作風も全然違いますし、まったく違う。人物像も全然違います。でも甲斐さやか監督の前作『赤い雪 Red Snow』に参加した時に甲斐組の居心地が、知らないところじゃないぞ、初めてじゃないぞと感じた」と告白した。
さらに「作品が、観てくださった方たちや世の中に対して向けている刃の鋭さとかいうものに僕は勝手に系譜というものを抱いていました。若松組から甲斐組というこの流れが僕は居心地が良くて、違うものに感じられない。若松監督はもう旅立たれて映画を作ることはできないんですけど、甲斐監督はそのお弟子さんでも助監督でもなかったわけですけれども、若松監督がやり続けていたように、甲斐監督ならではの刃を作品を持って世の中に突きつけ続けるんだろうなと思った」と甲斐監督に若松孝二監督の系譜を感じたことを伝えていた。
◆水原希子、3年ぶり映画出演で「奇跡に近い」体験
また、3年ぶりの映画出演だという水原は、今作への出演について「尊敬する皆様と自分が観たいと思える作品に出られるってこの上ない幸せというか、そういう作品に巡り合うっていうことは奇跡に近いようなことだと思うので、毎日現場を噛み締めていました」としみじみ伝えた。
水原との共演について、井浦は「希子さんのお芝居はもちろん映画でも観ていますし、それ以外でも自己表現に妥協なく様々な分野で表現をしている方という印象でしたから、共演できると知った時は嬉しかったです」と語っていた。(modelpress編集部)
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