木村昴、先輩声優からの“最初で最後のアドバイス”明かす ジャイアン役に覚悟「人生かけて演じるキャラクターなんだ」
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◆木村昴、ジャイアン役に抜擢されたときは「不安で不安で仕方なかった」
当時14歳でジャイアン役に抜擢され、2005年よりジャイアンの声を担当している木村は「『先輩の声優さん方と交流することがなるべく無いように』という風に言われてた」とジャイアン役をし始めた当時、アドバイスを求めて声が近づいたりしないように前声優と会わないように言われていたことを回顧。
しかし、当時木村は「不安で不安で仕方なかった」そうで、「ドラえもんの声優になった水田わさびさんが、(元ジャイアン役の)たてかべ和也さんと仲が良かったんです。で、1年経ってないぐらいの時にこっそりわさびさんに『どうかたてかべさんに会わせていただけないですか?』ってお願いした」とたてかべさんに会わせてもらったことを明かした。
◆木村昴、元ジャイアン役・たてかべ和也さんとの交流を回顧
「(たてかべさんが)座ってる感じがめちゃくちゃジャイアンなんですよ」とたてかべさんとの初対面を振り返った木村は「藁をもつかむ思いで『どうやってジャイアンを演じてらしたんですか?』って」とたてかべさんに様々な質問をしたと口に。たてかべさんは「ジャイアンは昴のものだから、俺がとやかく言うことは何もないよ」と何も答えてくれなかったそうで、木村は「もどかしくて仕方なかった」と当時の心境を明かした。
その後木村が20歳になり、たてかべさんとお酒を飲んだ時に「ジャイアンは豪快なヤツだから思いっきりやりゃいいんだよ」と最初で最後のアドバイスをもらったという。「この意味がわかったのがたてかべさんが亡くなった時なんです」と話した木村は、「棺に入ってるたてかべさんと1対1でお会いできたんです。オレンジのストライプのTシャツ着てらして、ジャイアンのマイクとかぬいぐるみとかがいっぱい入ってて、『この人は最後までジャイアンやり切ったんだな』って。人生かけて演じるキャラクターなんだなっていう覚悟がそこで決まった」と語り、「感謝してます、本当に」とたてかべさんへの感謝を表した。(modelpress編集部)
情報:TBS
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