渡邊圭祐&板垣李光人「お二人に引き立てていただいて…」大先輩2人に感謝
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モデルプレス/ent/movie
【写真】“引き立て”となった大物俳優
◆渡邊圭祐&板垣李光人、先輩2人に感謝
里見家にかけられた呪いを解くため引き寄せられる八犬士の一人・犬塚信乃を演じた渡邊は「2年という時を経てですね、こうして劇場に皆さんに観に来ていただける日がとうとう来たかという感じでございますけれども、上映前なのでポップコーンの匂いがすごくてですね。若干胃もたれしたりながらお話をしていきたいなと思います」と笑顔。八犬士・犬川荘助を演じた鈴木は「こうやって皆さんに届けることができて、自分自身もすごく嬉しいなと思っています。長く長くこの作品を愛してもらえたら嬉しいです」と呼びかけた。
役所は「これからご覧になりますけど、老人2人でね、なるべく醜い老人で、八犬士たちの美しさを引き立てるよう頑張ろうねって(笑)」とジョークを交えて回想。内野は「ずっと特殊メイクですから。おじいちゃんになるので」と撮影を振り返った。大先輩である役所と内野のコメントを踏まえて、渡邊は「本当にお二人に引き立てていただいて、美しく」とにっこり。内野は「圭祐のために」と笑顔を見せ、渡邊は「後々、各方面に僕は怒られると思います(笑)」と返した。
改めて渡邊は「監督の『八犬伝』に対する思いっていうのをすごく熱く教えていただいて。それで八犬士をやるっていうのもすごく身が引き締まりましたし。幅広く愛されて、長年愛されてきているっていう作品である理由も僕は知れたような気がしますし。すごくやっていて楽しかったですね。信乃っていう役でよかったなと思いますし、いろんな思いが込もった作品だと思うので、そういう作品に携われて本当に光栄だったなっていう思いは、今非常に強く感じていますね」と話していた。
鈴木は「荘助っていう役は、信乃をとにかく慕っていて。それを大切にしたいなっていう思いは最初からあったんですけれども、その信乃を圭祐さんがやるっていうことで。この作品に入る前からお世話になっていた方だったので、すごくやりやすかったというか、作品に入る前の準備段階としても、すごくフラットに入れたなっていう気持ちはありますね」とコメント。渡邊は「普段の関係が(役柄にも)ちゃんと出ていてよかったなと思いました」と満足げだった。
また、板垣は「毛野は、SNSでは動画が公開されているんですが、女装をして舞のシーンがあって。毛野こそ美しさが大事だったので、本当にお二人に(引き立ててもらった)」と役所や内野に感謝の笑顔。内野は「めちゃくちゃ美しいですよ。皆さん、期待してください」と絶賛し、役所は「苦労したよね」と板垣を労った。鈴を使いながら舞うシーンがあったという板垣は「家でずっと練習していたんですけど、『変な儀式をしていないか』って思われないか」不安だったそうで「鈴がけっこう響くので」「心配だったんですけど、特にチラシとかは入っていなかったので。大丈夫だったんですけど、そんな苦労もありながら」と振り返っていた。
◆映画「八犬伝」
山田風太郎による小説『八犬伝 上・下』(角川文庫刊)を映像化した本作は、里見家の呪いを解くため、八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命を描いた「八犬伝」=【虚】の世界、そして物語を生み出した馬琴の感動の実話【実】という2つの世界の物語を描く。(modelpress編集部)
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