場所によっては、日本では失礼に当たってしまうようなことが親しみの表れだという国もあるようで……。
今回MOREDOORでは、海外に行って驚いたエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
50歳、Hさんの場合
夫の海外赴任に帯同し、ベトナムに駐在していた頃のエピソードです。
当時のベトナムでは、今ほど現代的なショッピングモールや外国人向けの飲食店もありませんでした。
そのため、ベトナム語ができた方が不便がなくていいだろうと、現地の大学の日本語学科を卒業した若い女性をベトナム語の先生として紹介してもらうことになりました。
彼女とは公私共に親しくなり、楽しい時間を過ごしていました。
ある時、私は駐在スタート時から、出会って早々のベトナム人から、年齢、住居費、給料その他プライベートなことを聞かれる機会が多いことに困惑したことを彼女に話しました。
ベトナム人に話してみると……
その話を彼女にしたところ、「ベトナム人は、自分のことを何も聞いてこないと『自分に興味がないのね』と思ってそれ以上親交が深まらなくなるから、プライベートなことを聞くのは親しみの表れなんだ」とのこと。
まだ私も若かったので、「いろんな文化があるなあ!」と驚きました。
「国によって、失礼に当たることも違うものだなぁ」と感じ、自国の失礼行為が海外でも失礼にあたるかどうかは分からないものなのだと学びました。
(50歳/主婦)
ベトナム人の質問内容に驚き
ベトナムの常識を知って、「いろんな文化があるな」と驚いたというHさん。
確かに、日本では出会って間もない人に住居費や給料を聞くことはほとんどしませんよね。
皆さんは、海外に行った時に驚いた経験はありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)
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