「貯められない人の部屋はたいてい散らかっている」ってホント!?
たくさん服があるけど、明日着ていく服がないって、あなたも思い当たりませんか?まずは部屋を片付けて、お金と向き合って「貯まる体質」に改善スタート!
『マンガでわかる お金に人生を振り回されたくないから超ビギナーが今すぐやること教えてください』から、今回は特別に抜粋でお届けします。
「節約しなくちゃ!」の前に部屋を片づけよう
以前、収納アドバイザーのかたに、「部屋が片づけられない人ほどお金が貯まらない。でも、部屋がきれいになるにつれ、お金が貯まるようになる」と聞きました。片づけとは、自分の持ち物を把握し(現状を知る)、不要なものを手放し(適正量を決める)、きちんと収納できる状態を維持・管理すること。新しいものを買ったら古いものを捨てるなど、モノの動きを把握する必要があります。
貯蓄も同じです。自分の収入と支出を把握し(現状を知る)、不要な出費を削りながら目的に応じた貯蓄をし(適正額を決める)、毎月きちんと貯蓄できるように家計を維持・管理しなくてはいけません。
実際、モノとお金はダイレクトに結びついています。部屋がモノであふれているのは、多くのものを買っているからでしょう。お金を使うことは楽しいし、「どうせ使うんだから」と買ってしまう気持ちもわかります。でも、結局あまり使わなかったり、賞味期限が切れてしまったり、ムダな出費であることが少なくないのです。しかも整理整頓ができていないと必要なものがいつまでたっても見つからず、結局「めんどうはお金で解決する!」とばかりに新しいものを買ってしまいます。これもムダ使いです。
片づけをしていると、モノを通じて自分のお金の使い方が浮き彫りになるものです。その気づきこそ、習慣を見直すきっかけになるはずです。
お金は不平等だけれど、◯◯は平等 次ページ
時間家計簿をつけてみよう
お金は不平等なものです。親の収入や、生まれ育った環境によって最初から格差があります。一方で誰もが平等に与えられるもの、それが時間です。金持ちも貧乏人も、手持ちの時間は24時間しかありません。
時間をうまく使うために、時間家計簿をつけてみましょう。時間を「見える化」すれば、ムダ使いしている時間や、節約可能な時間に気づくはず。その時間をキャリアアップのための勉強や副業、投資に使えば収入増につながり、家計簿や自炊に費やせば支出減にもなります。
時間を使うことでお金を節約できますし、お金があれば家事などを外注することもできます。お金と時間はシーソーのようなものだということも知っておいてください。
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