“橋本環奈の父役”北村有起哉「おむすび」名シーンの撮影秘話明かす「アドリブだったなんて」「こだわりすごい」と驚きの声
社会
ニュース
【写真】「おむすび」橋本環奈らパラパラ披露ステージ裏秘蔵ショット
◆北村有起哉、朝ドラ「おむすび」撮影秘話を語る
同作で主人公・米田結(橋本環奈)の父・聖人を演じている北村は、撮影現場で演技のアイデアを出すことが多いようで、番組では該当シーンが紹介された。
第12話(10月15日放送)、門限を破った結を幼なじみの陽太(菅生新樹)が「俺たち付き合ってるんです!」と土下座してかばうシーン。結の恋人の存在を知ってショックを受けた聖人は、暗がりでひとり身を小さくして、口で「んぱ」「んぱ」と破裂音を出しながら庭を見つめていた。これは北村のアドリブだといい、VTR出演した妻・愛子役の麻生久美子は、台本には「落ち込んだり、考え込んだりするときのなんとも言えない“複雑な表情”」とだけ書かれていたことを明かし「現場ではもう大爆笑ですよね」と撮影を振り返り、笑顔を見せた。
同じく第12話、聖人と聖人の父・永吉(松平健)が喧嘩をするシーンでは、聖人が永吉に思い切り座布団を投げつける場面が。これは台本に指示はなく、北村が松平に「座布団ちょっとここでひとつ投げさせてください」と事前に断って投げたものだといい、勢い余ってセットを壊してしまうハプニングもあり「本当にその日は1日ブルー」だったと裏話を語った。
さらに、第25話(11月1日放送)、糸島フェスティバルの打ち上げで泥酔した聖人が神戸の震災や家族への思いをぶちまけるシーンでは、聖人と聖人の幼なじみの井出康平( 須田邦裕)との会話や、聖人が放った「ポンコツラーメン」というセリフも、北村のアドリブだったことが明らかに。北村は「僕だけがずっと(セリフを)言うのもちょっと…熱演ほどすごく恥ずかしいんで。どうすればこの大演説を最後まで持たせられるか」と思考した結果の展開だったと説明。「ちょっとズラすというか、直球の熱演だけじゃなくて、おかしみみたいなものも入れられたらな」と思ったと、こだわりを明かした。また「ポンコツラーメン」というセリフについては、北村の息子が口癖のように言っていた「ポンコツ」から「(同作舞台の)博多っていえば豚骨ラーメンだしなぁ。『ポンコツラーメン』いいかもな」とヒントを得て「急遽入れさせてもらいました」と語っていた。
◆朝ドラ「おむすび」北村有起哉のアドリブに驚きの声
この撮影秘話に視聴者からは「『んぱ』北村さんのアドリブだった(笑)」「字幕では『豚骨ラーメン』ってなってたけど、やっぱり『ポンコツラーメン』って言ってたんだ」「アドリブだったなんて思わなかった」「解説楽しい」「こだわりすごいなぁ」「考えこまれたアドリブ」「好きなシーンばっかり」と驚きの声が上がっている。(modelpress編集部)
情報:NHK
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》