「あのクズ」小関裕太、玉森裕太との“歴史に残るシーン”予告 奈緒との掛け合いも語る「アドリブもあります」【インタビュー前編】
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【写真】「ずっと変わらない」と話題 小関裕太の子役時代
◆奈緒主演「あのクズを殴ってやりたいんだ」
本作は、恋もボクシングも本気で向き合う姿をオリジナル脚本で描くガチンコボクシングラブコメディ。結婚式当日に恋人に逃げられてしまった主人公・佐藤ほこ美(奈緒)が、人生どん底のタイミングで金髪の謎の男・葛谷海里(玉森裕太/Kis-My-Ft2)に出会い、彼との出会いをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と自分を変えるためボクシングを始める。小関は、ほこ美と同じ市役所に務めるエリート公務員・大葉奏斗を演じている。
◆小関裕太、“共演多数”奈緒との掛け合い語る
― 大葉という役を演じられての感想と放送の反響を教えてください。
小関:僕が演じる大葉はエリート公務員ということで、普通の市役所にはあまりない“市役所全体の風通しを良くする”という新しい部署に所属していて市長にも頼られている役柄なので、仕事ができて、爽やかで、視野が広い男性だと思いながら演じています。
火曜ドラマに出演するのは今回が初めてですが、反響としては「皆さん恋愛ドラマを見慣れているな」という印象です。コメントやお手紙をもらったり、色々なところで話を聞いたりしますが、皆さん勘ぐりが深くて…!“この役はこうなんじゃないか”と、恋愛ドラマをサスペンスかのように鋭く観てくださっている方もいるので、新たな発見もありました。
― 共演者の皆さんの印象はいかがですか?
小関:奈緒ちゃんはこれまで共演作品が多いので、安心感があります!作品は主人公を演じている役者さんによって、現場のスタッフさんを含めたチームワークや雰囲気がガラッと変わるのが常なんですけど、今回の奈緒ちゃんの現場は、まさに奈緒ちゃんの温厚さや安心感みたいなものが充満しているチームだなと思っています。良い作品を作ろうと前向きな姿勢でありながらみんな穏やかな空気感は、奈緒ちゃんが作ってくれていると感じています。
― 奈緒さんとの撮影で特に印象に残っているシーンはありますか?
小関:奈緒ちゃんとは会社でのシーンが多くて、恋が動く本軸とは別の日常シーンも多いのですが、カメラが回ってからもあまり変わらないというか、すごくナチュラルに演技をされているんです。大葉とほこ美ちゃん(奈緒)の役設定的にも“上司と部下”でありながらツッコミ合えるような近い関係性なので、そういった意味ではお互いにアドリブもありますし、乗っかっていくような掛け合いがとてもやりやすいなと感じています。
◆小関裕太、玉森裕太との“歴史に残るシーン”を予告
― ほこ美を巡って、玉森さんが演じる葛谷との三角関係にも注目が集まっていますね。
小関:大葉と葛谷さん、ほこ美の三角関係というのは、視聴者の皆さんにも少しずつ見えてきていると思います。大葉からしたら葛谷さんは恋敵ですが、元々の優しい性格や葛谷さんへのリスペクトもあり、時には背中を押してしまう場面もあるんです。客観的に見ると「普通はそんなことをしないよ」と感じたり、「もうちょっと攻めなよ」「良い人すぎるよ」と思ったりするかもしれませんが、大葉は色々な人にリスペクトがある人物なので、葛谷さんへの優しさも本音なんだろうなと思いながら演じています。人として見習うべき部分はすごく多いです。「恋敵」という感情と、「カメラマンとしてプライドを持っている葛谷さんへのリスペクト」というのが良い具合に引き合って、混じり合って…というのも、作品の1つの魅力になっているんじゃないかなと思います。
第6話では大葉と海里の自転車のシーンがあるのですが、今までドラマ、映画含めてこんなシーンはなかったんじゃないかというか、ある種歴史に残るようなシーンになっています!あのシーンだけ切り取ってMVになるんじゃないかなっていうくらいキャッチーで面白くて、台本を読んだ時点で撮影がすごく楽しみでした(笑)。撮影中、玉森さんも「こんなシーンないよね」というようなことをおっしゃっていました(笑)。
◆小関裕太、玉井詩織の“パブリックイメージが壊れた”シーンに驚き
― 今作では女性同士のリアルな会話も描かれていますが、台本を読んだ際はどのように感じましたか?
小関:僕には妹がいるのですが、小関家の中では母と妹のパワーが強かったので(笑)、昔から色々な話をしたり、アドバイスをもらったりしていたんです。男性同士にはなかなかない女性同士の会話を聞く機会もあったので、僕にとっては「あるあるだよね」という感覚でした。
― 今作には多くの女性が登場しますが、それぞれの内面や今後の恋愛展開も気になるところです。
小関:それぞれのキャラクター展開が細やかで、各話でどんどん展開していきます!特に玉井(詩織)さんが演じている新田(撫)さんは、作品全体を通して、僕が抱いていた玉井さんのパブリックイメージが良い意味で壊れる役だなと思っています。最初はほっこりする共演シーンだったのが、どんどんシリアスになっていって、撮影段階でもすごく楽しく見させていただきました。玉井さんの意外な一面、普段の玉井さんでは想像できないようなシーンがたくさん詰まっています!普段(カメラが回っていないとき)はパブリックイメージ通りすごく優しい方で、穏やかで、すごく素敵な方だなと感じました。
★インタビュー後編では自身の理想の上司像や、今後の見どころについて聞いている。
(modelpress編集部)
◆小関裕太(こせき・ゆうた)プロフィール
1995年6月8日生まれ、東京都出身。子役として芸能活動をスタート。その後、ミュージカルや舞台、様々のドラマや映画に出演。最近の出演作はドラマ「癒しのお隣さんには秘密がある」(日本テレビ/2023年)、ドラマ「大奥」(フジテレビ/2024年)、ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS/2024年)、ドラマ「素晴らしき哉、先生!」(ABCテレビ/2024年)、ミュージカル「四月は君の嘘」(2022年)、舞台「キングダム」「ジャンヌ・ダルク」(2023年)、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(2024年)ロミオ役(Wキャスト)など。
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