柳葉敏郎が男泣き 27年間演じた“親友”・室井慎次への熱い想い「幸せ者です」【室井慎次 生き続ける者】
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【写真】柳葉敏郎、舞台挨拶で涙
◆柳葉敏郎が男泣き
フォトセッション後にマイクを握った柳葉は、27年間演じた室井は自身の親友だとしたうえで「かつての室井慎次は、信念を持ちながらも、それを達成できなかった悔しさも持っていたんですけど、これ(本作の物語)を終えることによって、室井慎次は彼らのおかげで、一つの小さな信念を通すことができました。皆さんも自分の環境の中で、ちっちゃな信念を求めて、幸せになってください。そして、室井慎次は敗れざる者であり、生き続ける者であり、柳葉敏郎は幸せ者です」と熱い思いを語った。そして「室井さん、ありがとう!」という会場からのメッセージを受け取ると、男泣きを見せていた。
日向杏役の福本莉子は、猟銃を扱うシーンがあったことについて「猟銃ってこんなに重いんだって初めて知りました。とにかく重くて。1人で持つのも大変なくらい重くて、構えるのも初めてだったので、どうやって持ったらいいんだろう?とか思って。教えてくださる方もいらっしゃって。でも、柳葉さんにも銃の構え方を教えていただいて、2人で一緒に持ってお芝居するっていうのは、今までにない体験だったので…シーンも相まって、すごく緊張しました」と回想。「なかなか、普段は(銃に)触れる機会がないので」と続けると、会場からは笑いが起こり、福本は「あ、当たり前のことを言いました!すいません!すいません!なんで笑いが起きているんだろう?って思っちゃいました」と笑顔を見せていた。
劇中における杏の変化に話が及ぶと「『生き続ける者』からの撮影が先だったので、本編を通して観てみて、変化がちゃんと表れていて良かったなってホッとしましたし、杏は柳葉さん、じゃない(笑)。室井さんと出会って。混合しちゃった、ごめんなさい(笑)。室井さんと出会って、人を頼ること、そして1人で生きていかなきゃいけない、その勇気をもらえた。だから杏は室井さんと出会えて、正しい道に進むことができた。やな…室井さんだからこそ、杏を変えることができたなっていう風に思います」と考えを明かし、柳葉は「(役名と)ややこしいね」と笑っていた。
本作は、警察を退職した室井慎次(柳葉)が、故郷で事件と向き合う姿を描く。この日は、松下洸平、齋藤潤、前山くうが、前山こうが、筧利夫、真矢ミキ、本広克行監督も出席していた。(modelpress編集部)
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