「わたしの宝物」別角度でのタイトル回収 色の演出に注目集まる「血の気が引いた」「鳥肌」
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◆松本若菜主演「わたしの宝物」
本作は、夫以外の男性との子供を、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、大切な宝物を守るために悪女になることを決意した1人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く、ひりつく大人の恋愛ドラマ。
第5話では、美羽(松本)の親友・真琴(恒松祐里)からの言葉をきっかけに、美羽の夫・宏樹(田中圭)は栞の父親が自分でないことを知ってしまう。
◆「わたしの宝物」タイトルに注目
ラストでは、美羽が宏樹に謝罪し、宏樹からのモラハラで悩んでいたこと、離婚を考えていたことを告白。それでも娘の栞が生まれ、変わっていく宏樹を見て「宏樹と栞と一緒に生きていきたい」という今の想いを伝えるが、宏樹から栞の本当の父親は誰か聞かれると黙り込んでしまう。その姿にショックを受けた宏樹は、結婚指輪を外し「美羽とは一緒にいれない」と家から出ていくように頼む。さらに「栞と離れるくらいならあの子と一緒に死ぬよ」と言い、返す言葉のない美羽は栞を置いて、1人で家を出ていった。
ラストシーンは、美羽が涙を流しながら夜道を1人歩く姿がクローズアップされ「これが私に下された天罰」というモノローグで幕を閉じた。その後に映し出されたタイトルバックは普段のものと異なり、鮮やかに色付けられたタイトルから色が抜かれ白色へと変わっていくのだった。
この演出は、栞をはじめ、宏樹、冬月(深澤辰哉)、真琴…と、美羽が大切な“宝物”を失っていく様と重なり、SNS上では「色が抜けて真っ白に変わっていくところで血の気が引いた感じがした」「タイトルから色が無くなったところは、きっと宝物を失ったって意味だよね」「別角度でのタイトル回収だな…思わず鳥肌立った」「タイトルの意味を考えさせられた回だった」などの声が上がっている。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
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