ロックバンド・Galla(ガラ)のボーカリストの麻田キョウヤが、12月25日から中目黒 キンケロ・シアターで上演されるミュージカル「TWINS!~ひーとライトの冒険」で脚本家デビューを果たす。
『今世紀最後のヴィジュアル系』のキャッチフレーズでバンドデビューした麻田は、1998年にエイベックス、カッティングエッジレーベルからメジャーデビュー。時代を代表するヒットメーカー、佐久間正英氏らのプロデュースの元、バンドはポップセンスが光る、メロディックな独自のデジロックへと進化していった。
麻田の持ち味である、艶があり、伸びやかな高音は、TVアニメ「頭文字D」エンディングテーマ「キミがいる」や、同アニメのエンディングテーマ曲「奇蹟の薔薇」、三ツ矢サイダーCM曲「フェロミスト」、また今年30周年を迎えた、大人気野球ゲーム「パワフルプロ野球12」テーマソングなどで記憶している人も多いだろう。
バンド解散後、2007年に彼は、人生2度目のデビューを果たした。数千人規模のオーディションを勝ち抜き、東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」でミュージカル俳優として帝国劇場の舞台を踏んだ。歌と芝居の世界に魅了され、主戦場をライブハウスから劇場へと移し、「ミス・サイゴン」「ジキル&ハイド」「ダンス・オブ・ヴァンパイア」「ひめゆり」「平和な星」など数々の舞台を経験。今年11月の「ハーモニー」では主役を張った。
そして、来たる12月25日、ミュージカル「TWINS!~ひーとライトの冒険」で脚本家デビューを果たす。彼を新たな挑戦へと駆り立てたきっかけは、コロナ禍でのロックダウンだった。劇場が閉鎖され、次々とスケジュールがキャンセルされていく中、20年のキャリアで培ってきたものに向き合った、ひとつの答えが『脚本』だったという。
表現者としての第3幕。麻田キョウヤという戯曲が、次にどう展開していくのか、注目だ。
【麻田キョウヤ コメント】
何より沢山の人とのご縁が、今回の上演へ導いてくれました。ネットでも、テレビでも、つらいニュースで溢れているからこそ、優しいコメディでほっこりしていただきないなと思いました。双子が前世を巡る、ミュージカル「TWINS!~ひーとライトの冒険」は中目黒キンケロ・シアターにて12月25日開幕です。生の俳優たちの熱を感じに、ぜひ劇場へ足をお運びいただけたら嬉しいです。
【ミュージカル情報】
■ミュージカル「TWINS! 〜ひーとライトの冒険」脚本:麻田キョウヤ作曲:西出真理演出:佐野眞介振付:陶晶瑛出演:西村ヒロチョ、麻田キョウヤ、加藤瞳/中右遥日、齋藤信吾 他会場:中目黒キンケロ・シアター ▼あらすじひーくんとライトは双子の兄弟。前世でも、そのまた前世でもそうだった。しかし、いつもタッチの差でライトが兄貴。次こそは!と、ひーくんは兄の座を掴むべく奮闘する! 恐竜の時代、中世ヨーロッパ、明治時代・・・お母さんのお腹の中で繰り広げられる、笑って泣ける、漫才コメディミュージカル! ▼公演スケジュール12月25日(水)〜29日(日)(全8公演)
12月25日(水)18:30(月組)※12月26日(木)18:30(星組)※12月27日(金)13:00(月組)※/18:30(星組)※12月28日(土)13:00(星組)/17:30(月組)12月29日(日)13:00(月組)/17:00(星組)※公演後にトークショー予定 ▼チケット応援席:11,000円(プログラム+非売品特典付)一般席:7,500円