「うち弟」5人が実際に“きょうだい”だったら? 畑芽育・作間龍斗・那須雄登・織山尚大・内田煌音の意外な一面明らかに【インタビュー前編】
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【写真】畑芽育、作間龍斗と見つめ合う
◆畑芽育映画初主演「うちの弟どもがすみません」
オザキアキラ原作の人気少女コミックを実写化した本作。大好きな母と新しい父との穏やかな生活に憧れる女子高生・成田糸が、父の転勤を機にイケメンだがクセ強な4人の弟たちと同居生活を始めることに。長女となった糸とタイプが異なる個性的な弟たちが、1つ屋根の下で繰り広げるスイートすぎるゼロ距離ラブコメディ。
畑が長女・糸、作間が長男・源、那須が次男・洛、織山が三男・柊、内田が四男・類を演じる。
◆畑芽育・作間龍斗・那須雄登・織山尚大・内田煌音が姉弟役に
― 今作への出演が決まった時の心境と、姉弟がこの面々であると知った時の感想を教えて下さい。
畑:とてもユニークな設定だと思いました。家族になって、そこから恋に発展するというあまりないシチュエーションなのでドキドキもしますし、男性陣に囲まれる役柄なので現場に入るまではソワソワしていたんですけど、みなさん優しい方々でとても助かっていました。
作間:うちの事務所から(出演者が)多いなと思いました(笑)。最初は「那須と織山と一緒にやるかも」「小さい子を1人これから選ぶ」と言われていたんです。煌音と一緒にやることになってすごく楽しそうだな、どんな感じになるんだろうって気になりながらやったんですけど、始まる前も始まってからも楽しかったです。
― 那須さんは現場でいじられていたそうですね。
那須:みんなに愛してもらって嬉しかったですね(笑)。姉弟でラブコメってどういう感じなんだろうと思っていたんですけど、蓋開けて台本読んでみたらすごく面白そうで。このキャストだからこそ出せた雰囲気で、思った以上にキュンキュンする作品になったと思います。
織山:那須、作ちゃん(作間)、僕、新しく入ってきた煌音くんという組み合わせが、自分の中では新鮮というか「新しい!」と思いました。いざ現場に入ってみると、みなさん役にめちゃくちゃハマっていて、自分の役も僕に似ているところがあって演じやすかったですし、和気あいあいとした現場で楽しかったです。
― 内田くんは、“お姉ちゃん”“お兄ちゃん”に囲まれていかがでしたか?
内田:織山くんが言った通り、1人1人役に合っている気がしました。現場でもみんな優しくしてくれて嬉しかったです。
◆役との共通点・違う部分とは
― それぞれ自分自身が演じた役どころで自分と似ているところと違うところ教えてください。
畑:集中すると、そのことに一生懸命になって周りが見えなくなるところとか、(糸は)頑張り屋さんでひたむきな女の子なんですけど、私もやると決めたことは最後まで成し遂げたいタイプなので、そういうところは近い部分かなと思いました。違うところは、糸はご飯を作るのが上手だけど、私はあまり得意ではないので(笑)、器用な部分はすごいなと思っていました。
作間:僕は実際に妹がいて、長男です。源はすごく家族想いなんですけど、僕自身はそうしたいと思うところ止まりだなって。妹や親のことを色々考えたいけど、手が回らない。源はそこをちゃんとやっていてすごいなと思いました。実行に移せるか、移せないか、という部分が源と違うところですね。
那須:洛は一見、真面目で冷静なキャラなんですけど、原作を読んでいても次男っぽく自由気ままなところもあるなって。そこは僕もちょっと似ていると思いました。やることはやるけど程よく適当、みたいなところは似ているかなと思います。
― 違うなと思う部分は?
那須:なんですかね〜。僕はコンタクト派なので、そこが違うかなと思います(笑)。
一同:(笑)。
織山:僕が演じた柊は、自分の部屋にいることが多くて、ずっとフードを被っているんです。僕も結構プライベートでフードを被っていて、大阪のマネージャーから「フードを被っていると顔が見えないから、もう少し顔を見せなさい」と言われるので、意気投合ですね(笑)。漫画を読んでいて「俺と似ているじゃん!」と思っていました。似ていないところでいうと、柊はゲームがすごく上手で、繰り広げているプレーがすごすぎて自分には絶対できないなって。僕のお兄ちゃんがゲーマーで、負け続けてきてゲーム嫌いになっちゃったんですけど(笑)、僕もゲームが上手だったら、こっちの世界でやっていたのかもなと思いました。
内田:僕はやっぱりポンコツなところが似ていると思います。
畑:ずっと言ってるよね(笑)。
◆もし実際に5人がきょうだいだったら?
― もし実際にこの5人がきょうだいだったら、自分はどの立ち位置だと思いますか?
畑:長女は厳しいなと思いました。私自身が本当は末っ子なので…。しかもこのメンバーですよね?ちょっと統括はできないです(笑)。
― (笑)。何番目ぐらいだと思いますか?
畑:真ん中がいいです。ちょうど年齢順がいい気がします。
作間:僕もまずこの5人で生活は無理ですね(笑)。みんな自由人すぎます。人数が多いのはちょっと厳しいですよね。
― 厳しいけど、もしきょうだいだったら?
作間:真ん中が1番楽だと思います(笑)。那須あたりを1番上にしておいて、1番下は煌音。自由にできる位置がいいですね。
那須:僕はこのラインナップだと本当は長男なんですけど…やっぱり真ん中ですね(笑)。真ん中が1番、上見て下見て立ち回れるので。
織山:みんな気にしいですごく気を使うので、真ん中っぽいタイプが多いんですよ。なので僕はそれを逆手に取り、1番末っ子。(上の人に)全部やってもらう。煌音になります!甘えようかなと(笑)。
内田:1番年下がいいなと思います!お姉ちゃん、お兄ちゃんたちがいると、なんでも守ってくれて、勇敢だなって感じがします。
◆ムードメーカーは那須雄登
― 那須さんがいじられキャラだったとのことですが、そのような裏話や現場での思い出を教えて下さい。
畑: 那須さんがいじられ役をずっとやってくださっていて…こういう取材日の時に使えるエピソードがないねっていう話をずっとしていました。
一同:(笑)。
畑:そのぐらい、あんなことして…こんなことして…と言えるほどちゃんとしたエピソードがないというか、ずっと楽しく過ごさせていただいていました(笑)。
作間:この現場で、那須の笑い方がおかしなことに気づいたんです。
― ちょっと笑ってみて…。
一同:(笑)。
作間:無茶振りですね(笑)。
那須:やばすぎる(笑)!
作間:特徴的な笑い方をするんだよね。スタッフさんか誰かが気づいて。
畑:那須さんのモノマネ大会が始まりました。
作間:那須がいない日でも、那須のモノマネしていました。
畑:那須さんが居ない日は、みんな寂しいみたいで。作間さんが「現場に来なよ」って連絡していました。
作間:連絡するんですけど、都合悪い時は返ってこないです。
那須:絶対返さない(笑)。
畑:休みはちゃんと休むタイプですね(笑)。
― 内田くんも那須さんをいじっていたんですか?
内田:ちょっとだけいじってたかもしれない(笑)。すごく優しくてずっとお話していました。
一同:(笑)。
― 撮影の休憩中にしていたことなどはありますか?
畑:煌音くんは、ルービックキューブがすごく速い。1分ぐらいで全面揃えられちゃう。
作間:「最後の一手が思い出せない!」って言って、3日くらい経ったら家で学び直してきていました。
畑:1番サービス精神が旺盛でした!
内田:色々なルービックキューブがあって、最近は友達から2×2の2面のものを借りたりとかして、練習しています。
織山:僕は那須と同期なんですけど、コンサートの行きとか5〜6人で行っていた頃を思い出しました。彼ってすごく和の中心になるんです。いじりやすいし、優しいし、全部返すから。そういうのが那須ちゃんぽいなってフラッシュバックしました。
那須:嬉しい!この期間、僕の好感度が上がって嬉しいです(笑)。
◆ “成田家あるある”は?
― 実際に畑さんも5人きょうだいとのことですが、“畑家あるある”はありますか?
畑:お下がりが多かったです。あと、各々が好きなことを喋るので、お母さんは基本誰の話も聞いていない(笑)。放任主義でした。だから全員末っ子みたいで、自由奔放な人たちの集まりです。歳が離れているので毎日ずっと一緒にいたわけではなくて、長期休みとか年末年始とかにお姉ちゃん・お兄ちゃんたちが帰ってくると、だいぶ賑やかになるんですけど、そういう時は年が離れているのをいいことに、お年玉とかお小遣いとかをせびっていました(笑)。
― (笑)。成田家でも“あるある”はありましたか?
那須:作ちゃんが自前のカメラで僕らを撮ってくれていました。しかも、いい写真なんだよな〜。
畑:だいぶトリッキーなものもありましたよね(笑)。
作間:那須に関してはトリッキーなものが多かったですね。
畑:目の前でお題を出されて、それにすぐ那須さんが答えるっていうのをやっていました。
那須:また僕です(笑)。
◆お互いの意外な一面明かす
― 撮影を通して知ったお互いの意外な一面を教えて下さい。
作間:畑さんと煌音とのシーンで、 1回撮影した部分を後で声だけ撮り直す時に、煌音が何気なく発した「おうっ、おうっ」っていう言葉が文字に起こされていたんです。「おうっ」って何!?って思って。「おうっ」っていう反応の仕方を煌音から学びました。僕らの年代では厳しいものがあります(笑)。そういう可愛さもあるんだなって煌音の一面を知れました。
畑:私は織山さんのことが最初すごく怖かったんです(笑)。話しかけづらいというか、 1枚バリアが張られてるような印象で。弟役ですし、どうしたらいいかなって思っていたんですけど、ある日、織山さんと長く撮影するシーンがあって喋りかけてみると、怖いというかバリアを張っているように見えて、ただただ照れ屋さんなのかなって思ったんです。そういう見えない部分が喋ると砕けて見えてきて、よかったなと思いました。
織山:休憩中に畑さんが「普段どういう感じなの?」って聞いてくださったんです。「普段こういう感じで、1人でこういうことしています」みたいなことを言うと、「同じ!同じ!」って“似ているよ”ムーブ(笑)。
畑:いいじゃないですか!私は共通項を探していたんです(笑)。
織山:何言っても「私と同じじゃん!」って。優しい人なんだなと思いました(笑)。あと僕のダンスを褒めてくださって、メイクさんとか、近くにいる大人に言うんですよ!
畑:ヘアメイクさんやスタイリストさんたちを呼んで「見て!見て!」って(笑)。
織山:休憩スペースみたいなところで(ダンスを)できなくなっちゃって(笑)。柊の部屋に閉じこもっていました。恥ずかしかった思い出がありますね。
― (笑)。那須さんはいかがですか?
那須:撮影中にセット転換があって、僕と作ちゃんが話していて、その後ろに煌音がいて。煌音の後ろをスタッフさんが通ろうとしているところを、作ちゃんが「こっちおいで」って煌音を引き寄せていたんです。それを見て「作ちゃん、そんなムーブしてるんだ」って。
作間:モテムーブ(笑)。嫌だ、恥ずかしい(笑)。
那須:僕が初めてみた作間龍斗で。
作間:年下と絡むことないからね。
那須:そう。すごく面倒見がよくて。よく作ちゃんとご飯も行くんですけど、宇宙人みたいな人で、何考えているんだろうっていうタイプなんですけど、めちゃくちゃお兄ちゃんしていていいなって思いました。
内田:僕は織山くんとお姉ちゃん(畑)が他のシーンを撮っている時に、作間くんと那須くんと一緒にご飯食べに行ったことがあって、いつものテンションと違う作間くんと那須くんがいて楽しかったです!
インタビュー後編では、白熱シーンの裏話や、2024年の夏の思い出について語ってもらった。(modelpress編集部)
◆畑芽育(はた・めい)プロフィール
2002年4月10日生まれ、東京都出身。幼少期からキャリアを重ね『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(23)でヒロインを務めると確かな演技力と圧倒的な透明感で、一躍話題に。 「最高の生徒〜余命1年のラストダンス〜」(23/NTV)、「パティスリーMON」(24/TX)、「9ボーダー」(24/TBS)、「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」(24/NTV)」など話題作への出演が途切れない若手女優。
◆作間龍斗(さくま・りゅうと)プロフィール
2002年9月30日生まれ、神奈川県出身。大河ドラマ「どうする家康」(23/NHK)、「コタツがない家」(23/NTV)など数々の作品に出演し、演技力にも定評がある。
◆那須雄登(なす・ゆうと)プロフィール
2002年1月16日生まれ、東京都出身。「姉ちゃんの恋人」(20/CX)、「マイファミリー」(22/TBS)などドラマ作品に出演する一方で、TBS「ラヴィット!」の「ラヴィット!ファミリー」月曜日を担当(23年7〜9月)するなど多方面で活躍中。
◆織山尚大(おりやま・なお)プロフィール
2003年10月27日生まれ、東京都出身。映像作品では「高良くんと天城くん」(22/MBS)で主演、舞台ではミュージカル「犬との約束」で主演を務め、2024年3月に開催された「第38回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」ではシークレット登場し、迫力満点のダンスパフォーマンスで会場を沸かせるなど、多彩な活躍をみせる。
◆内田煌音(うちだ・きらと)プロフィール
2013年8月8日生まれ、埼玉県出身。2023年に活動を開始。本作が映像作品初出演となる。
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