「海に眠るダイヤモンド」百合子(土屋太鳳)&賢将(清水尋也)・リナ(池田エライザ)&進平(斎藤工)、夫婦の厳しい対比が話題「リアルでしんどい」「考えさせられる」
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【写真】池田エライザ&斎藤工が2度のキス
◆神木隆之介主演「海に眠るダイヤモンド」
本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメントとなる。
◆百合子(土屋太鳳)&賢将(清水尋也)・リナ(池田エライザ)&進平(斎藤工)夫婦の対比に反響
被爆者の百合子(土屋太鳳)は、幼なじみの賢将(清水尋也)と結婚し子供を授かるも、被爆した自分から生まれてくる子供に何らかの影響が生じることを危惧し出産に悩んでいた。賢将が集めた資料を全て読み込み、子供に影響がみられていないことが分かっていながら、20年先のことを考え不安に。賢将はそんな百合子を抱きしめ「2人なら困り事も半分ずつ。それが夫婦ってことだろ」と不安を分かち合い、夫婦で共に乗り越えようとしていく。
そして放送終盤に描かれた現代パートでは、いづみ(=朝子/宮本信子)の孫たちが端島に関連する物のネットオークションから、謎の人物・古賀孝明(滝藤賢一)に辿り着く。「両親が昔端島で暮らしていた」という発言や部屋に飾られた賢将と百合子の結婚式の写真から、孝明は2人の息子だと考えられる。さらに、賢将と百合子が3人の子供と写っている家族写真も映し出され、百合子は3人の子供を産んだことが明らかになった。
一方、歌手のリナ(池田エライザ)と鉄平(神木)の兄・進平(斎藤工)の2人は「端島ならなんとかなる」という考えから籍を入れずに息子・誠を出産。誠の出生届も出せておらず、健康保険に未加入であることから誠が高熱を出しても診療を受けることができなかった。
鷹羽鉱業職員の子供で裕福な百合子&賢将夫婦がしっかり文献を読み込み出産を覚悟したことに対し、ヤクザから逃げているリナと、一般家庭の進平は「なんとかなる」という甘い考えで後先考えず行動した結果、事態は悪化するばかり。こうした描写から教育の差や未来を見据えての準備・行動ができているかという対比も汲み取られ「教育の格差が如実に出てる」「厳しいけどこれが現実だよね」「考えさせられる対比」「リアルでしんどい」「学のありなしで考え方も行動もまるっきり変わってきてしまうんだな」「階級や環境の差で仕方なかったのもあるよね…学ぶ機会が平等にあったら…」といった声も上がっている。(modelpress編集部)
情報:TBS
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