モデルプレス読者が選ぶ「ベストエンタメアワード2024」全8部門トップ3を発表「虎に翼」「地面師たち」Mrs.GREEN APPLE「ライラック」などランクイン
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【写真】モデルプレスが選ぶ今年ヒットしたエンタメ
◆ベストエンタメアワード2024
ランキングは、アンケートで読者から寄せられた投票結果、説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部による精査、さらにモデルプレス内の記事への反響などを加味し、決定した。なお本記事では全8部門のトップ3を先行して発表し、各部門のトップ10はそれぞれ別記事にて順次発表していく予定。
調査期間:2024年11月29日~12月15日
回答数:20,533件(性別比:女性88%、男性6.7%、回答なし5.3%)
年代内訳:10代11.4%、20代32.2%、30代23.3%、40代15.3%、50代13.3%、60代以上4.6%
└うち学生の回答数:4,273件
└内訳:小学生0.7%、中学生9.5%、高校生30.8%、大学生・専門学生・大学院生59%
◆ベスト日本ドラマ
1位:「虎に翼」(NHK)
2位:「ライオンの隠れ家」(TBS系)
3位:「西園寺さんは家事をしない」(TBS系)
GP帯ドラマ、NHK朝の連続テレビ小説、大河ドラマを対象とした「ベスト日本ドラマ」部門では、社会性と人間ドラマが融合した作品が上位を独占。1位の朝ドラ「虎に翼」は、日本初の女性弁護士をモデルにしたリーガルエンターテインメント。伊藤沙莉が主演を務め、性差別問題を鋭く描いた本作は、毎朝日本中をテレビの前に釘付けにした。2位には柳楽優弥主演「ライオンの隠れ家」がランクイン。自閉症スペクトラムの弟と、その兄を取り巻く物語を描いており、心温まるストーリーにミステリー要素を織り交ぜた脚本も話題を呼んでいる。3位は松本若菜主演「西園寺さんは家事をしない」。従来の家族像を覆す斬新な設定と、松村北斗との共演で、現代的な家族のあり方を問いかけた作品となった。いずれの作品も俳優陣の高い演技力と、社会問題を絡めたストーリー展開が評価され、多くの視聴者の心を掴んで離さなかった。
◆ベスト深夜ドラマ
1位:「おっさんずラブ-リターンズ-」(テレビ朝日系)
2位:「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」(テレビ東京系)
3位:「東京タワー」(テレビ朝日系)
「ベスト深夜ドラマ」部門では、シリーズ通して根強い人気を誇る「おっさんずラブ-リターンズ-」が堂々の1位に。5年ぶりの続編としてアラフォーになった田中圭演じる“はるたん”こと春田創一と林遣都演じる牧凌太の“夢の新婚生活”を描き、爆笑と胸キュンの要素が加速。もともとのファンのみならず、幅広い視聴者層から支持を集めた。2位の「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」は、高石あかり(※「高」は正式には「はしごだか」)と伊澤彩織がW主演を務め、脱力系殺し屋コンビの日常とアクションを融合させた唯一無二の世界観で人気に。9月には第3弾となった映画「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」も公開された。3位の「東京タワー」は、永瀬廉主演で江國香織の伝説の恋愛小説「東京タワー」を日本で初めて連続ドラマ化し、年の差のある禁断の恋を令和という時代ならではのストーリーとキャラクターで新たな魅力を打ち出した。
◆ベスト配信コンテンツ
1位:「地面師たち」
2位:「ボーイフレンド」
3位:「timelesz project -AUDITION-」
今年から新設された「ベスト配信コンテンツ」部門では、トップ3までNetflixの独占配信作品がランクイン。1位の「地面師たち」は、綾野剛と豊川悦司がW主演を務める不動産詐欺をテーマにしたクライムサスペンス。巧妙な手口と緻密な人間描写が評価され、劇中の台詞「もうええでしょう」などはネット上で大きく流行した。2位は日本初の男性同士の恋愛リアリティショー「ボーイフレンド」。出演者たちの純粋な恋愛模様のほか、共同生活を通じた人間的成長が、多くの視聴者の心を掴んでいた。3位には現在リアルタイムで配信中のtimeleszによる新メンバーオーディション「timelesz project -AUDITION-」が早くも名を連ねた。オーディション参加者たちの熱意と成長過程が感動を呼び、もともとのtimeleszファンではなくとも注目度が高いコンテンツに。まだまだ先が見えないオーディションの行く末に期待が集まる。
◆ベスト邦画
1位:「ラストマイル」
2位:「キングダム 大将軍の帰還」
3位:「カラオケ行こ!」
「ベスト邦画」部門の1位に輝いたのは、塚原あゆ子監督×野木亜紀子脚本のタッグによる「ラストマイル」で、満島ひかり主演のもと「アンナチュラル」「MIU404」の世界観を引き継ぎ、興行収入50億円を超えるという記録的なヒットとなった。2位には山崎賢人( ※「崎」は正式には「たつさき」)主演「キングダム 大将軍の帰還」が入り、シリーズ最高となる80億円を記録。趙との総力戦「馬陽の戦い」を描き、4作連続で50億円超えを達成した。3位の「カラオケ行こ!」は、綾野剛がヤクザの成田狂児役で主演を務め、新人の齋藤潤が物語の鍵を握る合唱部部長の中学生・聡実役を演じた人気マンガの実写化。正反対の2人が距離を縮めていくストーリーで世代を超えた支持を集めている。
◆ベスト胸キュン男子
1位:「Eye Love You」ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)
2位:「西園寺さんは家事をしない」楠見俊直(松村北斗)
3位:「アンメット ある脳外科医の日記」三瓶友治(若葉竜也)
2024年の作品すべてを対象に、胸キュンした男性登場人物を選ぶ「ベスト胸キュン男子」部門でトップに躍り出たのは「Eye Love You」でチェ・ジョンヒョプが演じたユン・テオ。韓国俳優として初のゴールデン帯ドラマ主演を飾り、186センチの長身と可愛らしい“クリーミースマイル”で二階堂ふみ演じる女社長・本宮侑里に甘いアプローチを仕掛ける年下留学生を好演した。2位には「西園寺さんは家事をしない」で松村が演じた楠見俊直がランクイン。無愛想な天才エンジニアながら、シングルファーザーとしての優しさと年下男子としての不器用さで視聴者の母性を刺激した。3位は「アンメット」の若葉竜也演じる三瓶友治で、記憶障害を負ったヒロインを支える変わり者の脳外科医を繊細に演じ、若葉はレアな民放ドラマへの出演ながら確かな存在感を示していた。
◆ベストキスシーン
1位:「おっさんずラブ-リターンズ-」田中圭&林遣都(最終話)
2位:「光る君へ」吉高由里子&柄本佑(10話)
3位:「Eye Love You」二階堂ふみ&チェ・ジョンヒョプ(最終話)
同じくすべての作品を対象とした「ベストキスシーン」部門で栄えある1位に輝いたのは「おっさんずラブ-リターンズ-」最終話での春田と牧のシーン。桜舞う中、お互いを下の名前で呼び合い交わされたキスは、長年のファンの期待に応える感動的な場面となった。2位は「光る君へ」の吉高由里子が演じた主人公・まひろ(紫式部)と柄本佑が演じた藤原道長による悲しくも情熱的なキス。身分違いの2人が廃邸で交わした熱い口づけと駆け落ちの提案は、大河ドラマの新境地として話題を呼んだ。3位は「Eye Love You」最終話での侑里とテオのラストシーン。テレパス能力を消すための33秒ルールを破り、日本語と韓国語で愛を告白し合った後の3度のキスは、国境を越えた愛の証として視聴者の心を掴んだ。
◆ベスト楽曲
1位:Mrs. GREEN APPLE「ライラック」
2位:Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
3位:ILLIT「Magnetic」
「ベスト楽曲」部門の1位はアニメ「忘却バッテリー」のオープニング主題歌となったMrs. GREEN APPLEの「ライラック」。2018年にリリースされた自身のヒット曲「青と夏」のアンサーソングとして細やかなギターワークと青春を歌い上げた楽曲が多くの支持を集めた。2位にはCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」がランクイン。アニメ「マッシュル」第2期オープニングとしても起用され、シュールな動きが中毒性を持つダンスも「bbbbダンス」としてSNS上でバズ。ビルボードGlobal 200でのトップ10入りを果たすなど世界的な注目を集めた。3位はK-POPの新星ILLIT(アイリット)のデビュー曲「Magnetic」で、磁石のN極とS極をイメージしたキャッチーな振付とメロディで各音楽チャートを席巻し、“ゆめかわいい”バズ曲に世界中が心を奪われた。
◆ベストアニメ
1位:「【推しの子】」第2期
2位:「ダンダダン」
3位:「チ。 ―地球の運動について―」
2024年に配信、放送された作品を対象とした「ベストアニメ」部門で読者の声を最も多く集めたのは「【推しの子】」第2期(TOKYO MXほか)で、アイドル業界の闇とSNSによる誹謗中傷という現代の問題を鋭く描き、1期に続いて反響を呼んだ。2位の「ダンダダン」(MBS/TBS系)は、幽霊と宇宙人という異なる怪異を絡めた斬新な設定と、主題歌を手掛けたCreepy Nutsとのコラボレーションで話題を集め、圧倒的な作画力で多くのファンを魅了。3位となった「チ。 ―地球の運動について―」(NHK総合)は、15世紀のヨーロッパを舞台に地動説をめぐる科学と宗教の対立を描いた意欲作である。豪華な音楽と深い心理描写で、歴史的な科学革命の陰にあった人間ドラマを見事に表現し、幅広い層から支持を集めている。
◆Z世代に対象を絞った各トップ3は…
◯Z世代「ベスト日本ドラマ」
1位:「ライオンの隠れ家」(TBS系)/2位:「虎に翼」(NHK)/3位:「西園寺さんは家事をしない」(TBS系)
◯Z世代「ベスト深夜ドラマ」
1位:「おっさんずラブ-リターンズ-」(テレビ朝日系)/2位:「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」(テレビ東京系)/3位:「チェイサーゲームW パワハラ上司は私の元カノ」(テレビ東京系)
◯Z世代「ベスト配信コンテンツ」
1位:「地面師たち」/2位:「timelesz project -AUDITION-」/3位:「恋愛バトルロワイヤル」
◯Z世代「ベスト邦画」
1位:「ラストマイル」/2位:「カラオケ行こ!」/3位:「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」
◯Z世代「ベスト胸キュン男子」
1位:「西園寺さんは家事をしない」楠見俊直(松村北斗)/2位:「Eye Love You」ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)/3位:「私たちが恋する理由」黒澤智也(菊池風磨)
◯Z世代「ベストキスシーン」
1位:「おっさんずラブ-リターンズ-」田中圭&林遣都(最終話)/2位:「コスメティック・プレイラバー」奥野壮&豊田裕大(5話)/3位:「コスメティック・プレイラバー」奥野壮&豊田裕大(5話)
◯Z世代「ベスト楽曲」
1位:ILLIT「Magnetic」/2位:Mrs.GREEN APPLE「ライラック」/3位:超ときめき◆宣伝部「最上級にかわいいの!」(◆はハートマーク)
◯Z世代「ベストアニメ」
1位:「【推しの子】」第2期/2位:「ダンダダン」/3位:「ブルーロック VS. U-20 JAPAN」
◆モデルプレス国民的推しランキング
SNSの総フォロワー数380万人超えの「モデルプレス」が、WEBアンケートで読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部の審査、「モデルプレス」内での記事露出回数などを加味し、各種エンタメ・ライフスタイルにまつわるランキングやアンケート結果を発表するオリジナル企画。これまで発表したランキングには「『2025年ヒット予測』エンタメ(俳優・女優)ライフスタイル(ファッション・美容)などのトレンド完全予測」や毎クール恒例「今期最もハマっているドラマTOP10」、「筋肉イケメンランキングTOP20」などがある。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》