「ライオンの隠れ家」佐藤大空、撮影終盤に切なさで涙「3人の絆がカメラの回ってないところでもギュッと現れた瞬間でした」【プロデューサーコメント】
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【写真】「ライオンの隠れ家」子役からの可愛すぎる差し入れ
◆柳楽優弥主演「ライオンの隠れ家」
本作は、市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(柳楽)と自閉スペクトラム症の美路人(みっくん/坂東龍汰)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子(佐藤大空)との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス。
◆「ライオンの隠れ家」佐藤大空、撮影終盤に涙
松本氏は「最終回のみどころは決められません!全部です!」と自信をのぞかせ「本当にキャストの皆さんがワンカットワンカット最後まで自分の役を楽しく愛おしく、演じ切っていた姿に、スタッフも力をもらい、最後まで素敵な最終回にしようと、いつも以上に気合が入った撮影の日々でした。そんな思いが天気をも味方につけ、洸人と美路人とライオンの堤防ロケのシーンは、このドラマを象徴するようなきれいな夕日に包まれました」と撮影を振り返った。
また「撮影も残り数日となったある日、最後の小森家前の神栖ロケで、いつも泣き芝居でも、役の気持ちが入らないとなかなか涙がでないくらい普段から元気な大空くんが、急に撮影がもうすぐ終わってしまうことに切なくなり、ワンワンと泣いてしまったんです。そんな大空くんの珍しい姿にスタッフも柳楽さんも坂東さんも動揺し、つられて泣きそうになり、撮影が一時中断とするハプニングがありました」と裏話を披露。「柳楽さんも『まだあと数日会えるよ!』と頭をなでたり、坂東さんも『大丈夫だよ、たっくん!』と抱き上げたり、3人の絆がカメラの回ってないところでもギュッと現れた瞬間でした」と明かした。
◆「ライオンの隠れ家」佐藤大空の自由演技シーンとは
さらに「10話も沢山の反響をありがとうございました。10話で終わるんじゃないかと思っていた方も多かったみたいでラストへの驚きのリアクションが新鮮でした」と感謝。「ですが、それ以上にこのドラマが11話である意味という点で、皆さんが展開を考察してくださったり、登場人物の幸せを願ってくださったり、ここまで洸人たちに寄り添って見てくださっていた反応にとても感動しました」と視聴者の反響を受け、心境を明かした。
続けて「私自身も10話は好きなシーンがたくさんあります」と「祥吾(向井理)と洸人の対峙」「愛生(尾野真千子)と柚留木(岡山天音)のハグ」「みっくんとライオンの再会」「船木さん(平井まさあき)と美路人のティータイム」などを挙げ、「どれも思い入れが強いです。寅じい(でんでん)が持ってきたカニを食べるシーンでは、スタジオ中に美味しそうなカニの匂いが充満する中、ライオンがカニを食べるたび、その美味しさに悶絶して震えていました。5歳には初めてのぜいたくな味だったかもしれません(笑)」と撮影の様子を教えてくれた。
また「ライオンはカニを剥くのが楽しくて、カメラが回っている間もずっと自由演技で好き勝手に話をしていたのですが、ライオンがどんなに自由に動こうが、声がセリフに被ろうが、全く動じず、芝居を続ける他4人の大人俳優チームの姿が面白く、賑やかで本当に存在する家族の団らんに見えました」とチームワークの良さを感じた撮影だったようだ。(modelpress編集部)
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《モデルプレス》