吉岡里帆、日曜劇場7年ぶり出演決定「御上先生」物語の鍵握るキャスト8人解禁
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【写真】吉岡里帆、美谷間際立つドレス姿
◆吉岡里帆、7年ぶり日曜劇場出演決定
松坂が演じるのは、東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(みかみ・たかし)。とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になった御上だが、現実はほど遠いものだと気づく。制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいい、と自ら教壇に立つ。制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる“官僚教師”が、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。
松坂演じる“官僚教師”の御上と、御上が担任を務める出向先の「隣徳学院」3年2組の生徒29人に深く関わる役どころで出演するのは、吉岡里帆、迫田孝也、臼田あさ美、櫻井海音、林泰文、及川光博、常盤貴子、北村一輝の8人。「ごめん、愛してる」以来7年ぶりの日曜劇場出演となる吉岡。演じるのは隣徳学院3年2組の副担任・是枝文香(これえだ・ふみか)。熱心で生徒からの信頼も厚い国語教師だが、文科省から御上がやってきたことで大きな影響を受けることになる。御上との共闘を通して、どのように変化していくのか。
◆櫻井海音・北村一輝らも出演決定
隣徳学院3年の学年主任・溝端完(みぞはた・たもつ)を演じるのは、迫田。実は国家公務員試験に落ちた経歴を持つ。そんなところへ、エリート官僚の御上が赴任してくるので、当然面白くない。果たして御上に対して何を思い、どう接していくのか。「VIVANT」では松坂が演じた別班・黒須との共演シーンが話題に。日曜劇場常連の名バイプレーヤー・迫田が今作では正義か悪か。
今作が実に12年ぶりの日曜劇場出演となるのは臼田。保健室で生徒や時には是枝など教師たちの心のケアを行う養護教諭の一色真由美(いっしき・まゆみ)を演じる。今後、どう御上と絡んでいくのか、過去の作品で夫婦役を演じた松坂との掛け合いも見どころとなる。
主演を務める「【推しの子】」など話題作への出演が続く櫻井は「VIVANT」に続き2作目の日曜劇場出演。今作で御上の文科省の後輩・津吹隼人(つぶき・はやと)を演じる。国を変えるために官僚になったはずなのに、やっていることは。働く若者の葛藤を体現する津吹を櫻井がどう演じるのか。「アトムの童」「VIVANT」「アンチヒーロー」など近年日曜劇場への出演を重ねる林泰文。神出鬼没な男・中岡壮馬(なかおか・そうま)を演じる。彼はどんな人物で、御上たちにどんな影響を及ぼすのか。
御上の上司で、文科省初等中等教育局局長・塚田幸村(つかだ・ゆきむら)を演じるのは及川。御上の隣徳学院への赴任を後押しした人物だ。及川は「半沢直樹」「グランメゾン東京」「ドラゴン桜」など数々の日曜劇場に出演してきたが、今作でも物語のキーパーソンの1人となる。
主演を務めた「グッドワイフ」以来5年ぶりの日曜劇場出演となる常盤は、元隣徳学院の教師・冴島悠子(さえじま・ゆうこ)を演じる。ある出来事がきっかけで学院を去り、現在はコンビニでパートとして働いている。一体何が彼女に起きたのか、どう物語へと影響を及ぼすのか。
隣徳学院の理事長・古代真秀(こだい・まさひで)を演じるのはNetflix「地面師たち」での好演も記憶に新しい北村。日曜劇場への出演は「天国と地獄~サイコな2人~」以来4年ぶりとなる。隣徳学院を新設し、一代で東大入学者数が県内ナンバーワン進学校まで創り上げた。生徒たちとも気さくに接する一面を持ち、世間では理想的な学校経営者として認知されている人物となる。
なお、12月23日にはキービジュアルと劇中音楽も発表予定。年明けにも情報解禁を控えている。(modelpress編集部)
◆プロデューサー・飯田和孝氏コメント
子供は大人の下に存在する、学生は大人の管理下にある、もちろん安全面など大体において正しいと思うのですが、欧米に比べてこの管理意識が異様に高いのが日本なんだそうです。18歳から成人とされたにもかかわらず、この構図は変わる気配はありません。そしてこの構図が、「人のせいにする大人」を生み出しているとさえ言われています。このドラマで、御上先生に影響を受けるのは、29人の生徒だけではありません。登場する大人たちも、御上先生の「考えろ」という言葉に突き動かされていきます。学校、文科省、さまざまな場面で、御上先生の言葉を感じ、変化していきます。大人たちが、自分の弱さを認め、考えて、変化しようとする時、生徒と同じように大人も成長していきます。社会が抱える問題、私たち大人が見て見ぬ振りをしてきた問題に、この登場人物たちが向き合わせてくれます。撮影が始まって2ヶ月弱、大人キャストの生徒を見る目は、子供に対しての目ではありません。一緒にシーンを構築していく俳優部として、切磋琢磨する仲間として、その場にいます。時にアドバイスを、時に場を和ませてくださる皆さんと生徒のシーンは、緊張感と温かさとが入り混じっている不思議な感覚があります。「御上先生」で生徒たちを輝かせる大人たちの弱さや葛藤、嫉妬、執念、さまざまな感情に、自身を投影して、共感していただけたら嬉しく思います。
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《モデルプレス》