小芝風花、初大河オファーは「台本開くのが怖かった」“伝説の遊女”役で遊郭・吉原撮影裏側明かす「リアルな部分が描かれてる」
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【写真】小芝風花、大河「べらぼう」の花魁道中シーン
◆小芝風花、オファー時は「苦手意識まであった」
同作で大河ドラマ初出演となる小芝。オファー時は「私、実は歴史がすごく疎くて、ちょっと苦手意識まであった」といい「大河が決まって嬉しいというのと同時にちょっと怖くて、台本を開くのが。『わかるかな?』と思った」と、当時の胸の内を明かした。
同作では、俳優の横浜流星が演じる主人公・蔦屋重三郎の幼馴染で“伝説の遊女”・花の井(五代目瀬川)役を務めるが、舞台となる吉原の撮影は「お着物もすごい華やかで豪華」とにっこり。その一方で、花魁たちのオフの状態は「ちょっと気の抜けてるというかけだるい感じとか、そういうリアルな部分が描かれてるのが印象的」だそうで「華やかな夜の街っていう印象が強い中で、オフの状態をしっかり描かれてるからこそ、その人間味というか個性がすごく出る」と話した。
◆小芝風花、花魁道中に潜む思いに葛藤
また、小芝は作中で描かれる花魁道中について「最初はすごい特別なものだと思ってた」と口に。客を迎えに行くため、日常的に行われるが「花魁道中に対してすごく気合いを入れた方がいいのか、『いや、でもこれ日常だもんな』とか。でも、他の道行く人たちに『あっ、あの人と一緒に過ごしたい』って思ってもらわなきゃいけない道中でもあるからっていう、色んな意識がいるんだなっていうのは感じました」と話した。しかし「その中で好きな人がいるにもかかわらず、お客さんを取らなきゃいけないとか、なんかその葛藤ですごく胸が苦しくなっちゃう」と、華やかさの裏に潜む遊女たちの心情を思うと、涙が出そうになるという小芝。「でも、その心情をすごく丁寧に描いてくださってるから、この役を任せていただけてよかったなっていうのはすごく思います」と、しみじみ語っていた。(modelpress編集部)
情報:NHK総合
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