【共通テスト2025】初の「新課程」共通テスト…北大試験会場のようす
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3,063人が受験予定の北海道大学試験場(札幌キャンパス)では、18日午前8時を過ぎると受験生が次々と正門をくぐり、試験会場へと向かっていった。雲ひとつなく晴れわたった寒空のもと、工学部試験場の前には、開場を待つ受験生の長い列ができ、直前まで参考書を広げるようすもあった。先生から激励を受ける受験生の姿も見受けられた。試験場が8時半に開場し、受験票を片手に続々と受験生が入場した。混乱はなく、8時45分には受験生の列は既になくなっていた。
2025年度の共通テストには、大学698校、専門職大学11校、短期大学129校の計838大学が参加し、前年比3,257人増の49万5,171人が志願した。志願者49万5,171人のうち、高等学校等卒業見込者(現役生)は前年度比6,434人増の42万5,968人、高等学校等卒業者(既卒者)が前年度比3,246人減の6万4,974人、高卒認定等の志願者が前年度比69人増の4,229人。
なお、2025年3月高等学校等卒業見込者(現役生)のうち共通テストに出願した者の割合(現役志願率)は45.5%で過去最高となった。現役志願率がもっとも高いのは東京の58.6%、もっとも低いのは沖縄の32.7%。北海道は37.7%だった。
大学入試センターによると、1月18日午前9時現在、交通機関の運休・遅延により、北海道の2大学に影響が出ている。旭川医科大学では昨日からの積雪により車両の点検・故障が発生、北洋大学では吹雪・積雪による交通機関の運休・遅延が発生している。
各日の試験終了後は、予備校や塾、新聞社による解答速報や講評がWebサイトに掲載される。リセマムでも、特設Webページ「大学入学共通テスト2025 特集」「大学受験2025 特集」を公開し、各予備校の解答速報や分析コメント難易度比較を掲載する予定だ。
大学入学共通テスト2025 特集
大学受験2025 特集
《工藤めぐみ》
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