【INI許豊凡プロデュース公演】2ブロック構成で自身の生き方体現「自由に生きていきたい」<ライブレポ>
芸能
モデルプレス/ent/music
【写真】許豊凡のソロ公演
◆許豊凡、自身の生き方体現
許のソロステージ『浮遊生物』は、自身の生き方をイメージして作り上げられており、「学生の頃から様々な場所で転々と生活しているうちに、いろんな意味で家や拠点へのこだわりがなく、自分は定着しない人だな。まるで海の中の浮遊生物のように自由に生きていきたい」と感じたことから、“固定観念にとらわれることなく、脱力しながら生きていこう”という思いを込めたとのこと。そこで許は、今まで特に力を入れて取り組んでいた“写真”と“ライブ”の2つの表現方法で「浮遊生物」というテーマを届けていった。
会場のロビーには自ら島根県の隠岐諸島各地へ足を運び、新しく撮り下ろした写真の展示コーナーを設置。馬のふとした瞬間や隠岐の大自然を写した写真を多数展示。ほどよい脱力感のある作品たちによって、開演前から許の作る世界観に触れることができた。
また、本編は2ブロックで構成されており、Part1のテーマは「白昼夢」。許が作詞に初参加した「I’m a Dreamer」をはじめ、自身にとって大切な曲や青春をともに過ごした思い出の楽曲を披露。続くPart2のテーマは「you see me like water」。「MINI(ファンネーム)の皆さんの青春の曲ってなんなんだろうと考えて、皆さんに伝えたいことにぴったりな曲を選びました」と話し、「Good-bye days」(YUI for 雨音 薫)をのびやかな歌声でカバーしたほか、INI楽曲の「Drip Drop」をシティポップバージョンで歌い上げた。本編最後はソロステージのために自身が作詞を手がけた「Like Water」を初披露。水のような軽やかさを表現した曲でエンディングを飾った。水、夢、宇宙など「浮遊感」を意識したセットリストやVCR、舞台で細部にまで妥協しない許の強い想いが詰まったソロステージとなった。(modelpress編集部)
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