内定取得は4-6月が最多…2025年卒業予定者の就活実態
子育て・教育
リセマム/教育・受験/大学生
調査期間は2024年11月12日から11月14日で、インターネットを通じて330名の学生が回答した。この調査の背景には、リクルートワークス研究所の「大卒求人倍率調査(2024年卒)」がある。就職活動の動向を把握するために、企業の採用活動や学生の就職活動の実態を調査することが目的である。
調査結果によれば、最初に内定(内々定)を取得した時期でもっとも多いのは「2024年4月~6月」で、学生の約3割がこの時期に最初の内定を取得していることがわかった。また、2025年卒業予定で既に内定を得て就活を終えた学生の半数以上は、就職活動を半年以内に終えていることが明らかになった。
内定を得た企業の数でもっとも多いのは「1社」で、1社から内定を得た学生の割合は約4割に及ぶ。さらに、2025年卒業予定で既に就活を終えた学生の50%以上が、1社目に内定を取得した企業の内定を承諾していることがわかった。
また、2025年卒業予定で既に就活を終えた学生の6割以上が、第1志望の企業の内定を承諾していることが判明した。最終的に就職先を決めたポイントとしては、「給与や福利厚生の充実度」「事業や業務内容」「勤務地や転勤の有無」が上位に挙げられた。
今回の調査により、2025年卒業予定の学生がどのように就職活動を進め、どのような基準で企業を選んでいるのかが明らかになった。Lifedgeが提供する「スマート就活」は、企業の穴場度をスコアリングし、学生が自分に合った企業を見つける手助けをしている。
調査を実施したLifedgeは、東京都渋谷区に本社を置き、スマート就活の運営やエンジニア人材支援事業を展開している。スマート就活では、約3,900社の全上場企業のデータを独自のアルゴリズムでスコアリングし、学生が企業研究の参考にできるようにしている。
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《神林七巳》
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