松本清張の名作「天城越え」生田絵梨花主演で再び映像化決定「全身でぶつかっていきたい」 | NewsCafe

松本清張の名作「天城越え」生田絵梨花主演で再び映像化決定「全身でぶつかっていきたい」

社会 ニュース
生田絵梨花(提供写真)
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【モデルプレス=2025/02/06】女優の生田絵梨花が主演を務めるNHK特集ドラマ「天城越え」(BSP4K:5月10日19時30分~20時59分/BS:6月14日21時〜22時29分/BS 8K:3月23日21時〜22時29分)の制作が決定。生田からのコメントが到着した。

【写真】生田絵梨花、赤楚衛二とラブシーン&キス連発

◆松本清張氏の不朽の名作「天城越え」映像化決定

本作は、松本清張氏の不朽の名作「天城越え」を映像化。今までも映像化によって数々のスターを生みだしてきた松本氏版「伊豆の踊子」と言われる「天城越え」だが、今回は主人公・ハナという難役に生田が挑む。

誰にでも“忘れたい過去”があり、“忘れられないひと”がいる。その“忘れられない、たいせつなひと”が、もし、自分の罪をかばっていたら…。SNSで簡単に画像を拡散できてしまう時代だからこそ「色あせない記憶の尊さ」そして「永遠に消えない贖罪」を描く。

◆生田絵梨花、主演に意気込み 最初は不安も「心配を拭ってスタート」

主演にあたり、生田は「大塚ハナ役のオファーをいただき、過去作品を拝見したとき、自分に務まるだろうかと少しこわくなりました。ハナの生きてきた境遇や心の内を、令和に生きる自分がどれだけ想像しきれるだろうかと思ったのです」とオファーを受けた際には不安があったことを告白。

その上で「ですが、クランクインする前にスタッフの皆さまと話し合いを重ねられたこと、そして初めて扮装を纏ってカメラ前に立った時、監督から『ハナだ』と言っていただけたことで、抱えていた心配を拭ってスタートを切ることができました」と明かし、「ここからまだまだ葛藤の日々になるかと思いますが、全身でぶつかっていきたいです。楽しみにしていていただけたら嬉しいです」と意気込んだ。(modelpress編集部)

◆主演:大塚ハナ役・生田絵梨花 役柄紹介とコメント

【役柄】
伊豆・修善寺の遊郭にいた遊女。美しく華やかな外見だが、負けん気が強く、同僚や客とトラブルが絶えない。ある朝、店を抜け出して天城峠を越えようとする。その途中で、下田から家出してきた望月次郎少年と、運命の出会いを果たす。茨城の寒村で生まれ、貧しさゆえ、12歳にして吉原の女郎屋へ下働きに売られた。その後、伊豆へ逃亡するも、不器用な性格が災いして、男性にだまされたり人に裏切られたりの連続。絶望の中、次郎の純粋な瞳に胸打たれ、彼の未来に思いを馳せる。だが、ささやかな幸福も束の間、 殺人容疑で捕まってしまう。警察の取り調べに対しても強情で、無実を主張し続ける。

【生田絵梨花コメント】
「天城越え」の大塚ハナ役のオファーをいただき、過去作品を拝見したとき、自分に務まるだろうかと少しこわくなりました。ハナの生きてきた境遇や心の内を、令和に生きる自分がどれだけ想像しきれるだろうかと思ったのです。ですが、クランクインする前にスタッフの皆さまと話し合いを重ねられたこと、そして初めて扮装を纏ってカメラ前に立った時、監督から「ハナだ」と言っていただけたことで、抱えていた心配を拭ってスタートを切ることができました。ここからまだまだ葛藤の日々になるかと思いますが、全身でぶつかっていきたいです。楽しみにしていていただけたら嬉しいです。

◆脚本・羽原大介氏コメント

この度、松本清張の名作「天城越え」ドラマ化脚本を執筆する機会をいただき、大変光栄に思っております。同作品の映像化は今回で四度目となります。かつて「黒革の手帖」の脚本を担当させていただいた経験を活かし、「人間の業」を骨太に描いた原作の骨格はそのままに、過去の素晴らしい映像作品に敬意を表しつつ、新たな視点と解釈を加え、視聴者の皆さまに新たな感動をお届けできるよう努めました。生田絵梨花さんをヒロインに迎え、どんな新しい令和の「大塚ハナ」が生まれるのか、私自身とても楽しみにしております。どうぞご期待ください。

◆演出・金澤友也氏コメント

昨年、劇中で石川さゆりさんの「天城越え」を何度も歌うドラマを撮影していました。そして、今年はこの松本清張の「天城越え」を演出させていただくことになりました。大変、深い縁を感じております。この作品は大正~昭和の時代の物語ですが、そこに込められた思いは現代にも通じるものだと思います。天城トンネルが今も昔も変わらず在り続けるように、ずっと変わらず愛され続ける「天城越え」を新しい形でお届けします。

◆制作統括・黒沢淳氏コメント

ドラマや映画の仕事を志したら、いつかやってみたいと誰もが願うのが、松本清張先生原作の映像化です。特に「天城越え」は、私にとってずっと憧れの存在でした。このせつないせつない至高のラブストーリーは、まさに聖域でした。思春期手前の少年が、美しい大人の女性に恋をして、かりそめの間、共に旅路を歩んだ…それは少年にとって、一生忘れられない初恋の記憶であり、目覚めの瞬間であり、運命の分岐点でもありました。ーー画像も言葉も自由自在にデータ保存できて、膨大に膨れ上がり氾濫している今の時代。「消えない記憶」の尊さを、改めて実感していただけましたら幸いです。

◆あらすじ

昭和31年。静岡県で印刷業を営む望月次郎は、定年間近の田島刑事から「刑事捜査資料」の印刷を頼まれる。その犯罪事例の中には、時効を過ぎた土木作業員殺害事件の記述があった。事件には、「修善寺の遊女」大塚ハナと、天城トンネル付近で目撃された14歳の少年が関わっていた 。資料を読み、望月の封印していた記憶がよみがえる。「少年」は31年前の自分だった。

そして大塚ハナは、初恋の女性だ。当時、はだしのまま手に手をとって天城峠を越えた、数時間の恋。ハナの笑顔、美しい歌声、手のぬくもり。夢のような時間のあと、自分と別れたハナは土木作業員を殺し、逮捕されたのだった。警察署での田島の強引な取り調べに、殺害を自供したのはハナであった。だが、不自然な自供ではあった。まるで誰かをかばっているかのような…。そして事件から31年後の今、田島刑事はなぜ望月を訪ねて来たのか、なぜ、かくも執念を持って望月を追い詰めるのか?やがて、事件の“真相”は明かされ、望月は、ハナと運命の再会を果たす。

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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