【高校受験2025】都立高校の志願状況（2/7時点）日比谷2.01倍

　東京都教育委員会は2025年2月7日、2025年度（令和7年度）東京都立高等学校入学者選抜の応募状況について、志願変更前の出願者数と倍率を公表した。全日制には3万8,739人が出願し、平均倍率は1.29倍。学校別では、日比谷2.01倍、目黒1.35倍、青山2.04倍など。

　学力検査に基づく選抜（第一次募集・分割前期募集）は、2024年12月20日から2025年2月5日まで出願情報入力、1月30日から2月5日に書類提出を受け付けた。2月7日に公表された応募状況によると、全日制合計では募集人員3万0,078人に対し、3万8,739人が出願し、応募倍率は前年度比マイナス0.09ポイントの1.29倍となっている。

　このうち、専門学科は38校の募集人員4,453人に対して、4,516人が出願し、応募倍率は前年度比0.01ポイント減の1.01倍。各学科の倍率は、科学技術科1.27倍、農業科1.32倍、理数科3.18倍、体育科1.63倍、国際科1.78倍、芸術科1.79倍など。総合学科は10校の募集人員1,626人に対して2,051人が出願し、応募倍率は前年度比0.06ポイント減の1.26倍。

　各校の応募倍率について、全日制普通科（コース・単位制以外）は、日比谷2.01倍、戸山2.14倍、目黒1.35倍、青山2.04倍、西1.60倍、八王子東1.49倍、立川1.60倍、国立1.56倍など。普通科（単位制）は、新宿1.92倍、芦花2.07倍、国分寺1.70倍など。専門学科は、立川（創造理数）4.57倍、立川緑（総合学科）2.59倍、園芸（動物）2.52倍、駒場（保健体育）2.29倍、総合芸術（美術）2.21倍など。

　学力検査に基づく第一次募集・分割前期募集の今後の日程は、2月12日の入学願書取下げ、2月13日の入学願書再提出による志願変更を経て、2月21日に学力検査が行われる。合格発表は3月3日。