「まどか26歳」芳根京子“涙シーン”のアドリブ秘話 吉村界人&小西桜子が語る共演者へのリスペクト・撮影裏側【インタビュー】 | NewsCafe

「まどか26歳」芳根京子“涙シーン”のアドリブ秘話 吉村界人&小西桜子が語る共演者へのリスペクト・撮影裏側【インタビュー】

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吉村界人「まどか26歳、研修医やってます!」(C)TBS
吉村界人「まどか26歳、研修医やってます!」(C)TBS 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2025/02/10】TBS系火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(毎週火曜よる10時~)に出演する俳優の吉村界人(よしむら・かいと/32)、女優の小西桜子(こにし・さくらこ/26)に、モデルプレスらがインタビュー。撮影現場の雰囲気や主演の芳根京子から受けた影響を語ってもらった。

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◆吉村界人&小西桜子「まどか26歳、研修医やってます!」で同期役

本作は、水谷緑著「まどか26歳、研修医やってます!」「あたふた研修医やってます。」「離島で研修医やってきました。」(KADOKAWA刊)を原作に、主人公の研修医・若月まどか(わかつき・まどか/芳根)が、医師として女子として、人生と向き合う濃厚な2年間を描いた成長物語。まどかと同期の研修医・桃木健斗(ももき・けんと)を吉村、横川萌(よこかわ・もえ)を小西が演じている。

◆吉村界人&小西桜子「まどか26歳」撮影現場の雰囲気明かす

― 撮影も中盤を迎えていると思いますが、現場での思い出をお聞かせください。

吉村:さっきまで撮影していたのですが、やっぱり仲良いですね。ドラマでは3話でそれぞれのキャラクターが色濃く出ていたと思うのですが、現場も同じように各々のキャラクターが出てきて、お互いのことが分かってきました。

小西:今日もみんなで本番直前まで喋っていたり、すごく楽しくやっています。

― 撮影現場で見たお互いの意外な一面はありますか?

吉村:小西さんのことは前から知っていて、お芝居が素敵だと思っていたのですが、実際に一緒にお仕事してみたら、事務所の先輩から言われたことやお芝居のことをすごく語っていて、とてもお芝居に熱い方なんだなと思いました。

小西:吉村さんも意外と熱いじゃないですか(笑)。桃木って結構難しいキャラクターだと思いますし、最初は悩みながら演じられていたと思うのですが、こんなにナチュラルに、地でできるのは吉村さんしかいません。

吉村:地じゃないんですけどね(笑)。だんだん板についてきたのかな、という感じです。

◆小西桜子、萌は「いろいろな側面がある」

― ご自身が演じる役の魅力を教えてください。

吉村:まどか、萌ちゃん、千冬(高橋ひかる※正式には「はしごだか」)、イガ(五十嵐/大西流星)という研修医の中で、桃木は「どんなやつだよ」とツッコミたくなるようなキャラクターですが、現実には結構いるタイプではないかと思っています。すごく変わっていておっちょこちょいで、その割には尖っていてプライドが高くて…少しとっつきにくいけど、自分のやりたいことと社会のズレ、なりたいものと求められているものの違いなど、今の令和にハマるものがあるのかなと。そういう中途半端さが彼の魅力の1つだと感じています。

小西:萌もすごく今っぽくて、自己肯定感が高いし、自分の芯を持っていて将来のビジョンが見えている反面、ちょっと緩んだような雰囲気も持っています。人当たりが良く見えますが、実は全部を器用にやっているわけではなく、憎まれていたり引っ掻き回したりする部分もあり、いろいろな側面があります。でも、新人研修を受けながらも一貫して周りに流されないところがすごく好きです。5話では萌がどのような思いで医療に携わっているかが見えてくるので、成長を見守っていただけたら嬉しいです。

― 桃木はすごくナチュラルですが、意識していることはありますか?

吉村:撮影中に意識していることはありませんが、本番と楽屋のギャップがあまりないようにコミュニケーションを取っています。研修医チームは、現場の雰囲気が悪かったらそれもお芝居に影響してしまうこともあると思うので。

◆吉村界人&小西桜子、主演・芳根京子から学んだこと

― 佐藤隆太さんや木村多江さんなど、先輩医師役の方々との共演で刺激を受けたことはありますか?

小西:私たちは研修医チームで撮影することが多く、一緒に撮影する機会があまりないのですが、先輩方がお芝居されると、空気が変わるというか、より重厚な雰囲気が出ている感じがして、勉強になります。

吉村:確かに、良い温度差があります。佐藤さん、木村さん、赤堀(雅秋)さんは空気感が違って僕らだけでは作れない雰囲気なので、いつも刺激を受けています。

― 研修医のみなさんがお互いに刺激を受けたことはありますか?

吉村:取材直前の話なのですが、まどかは泣くシーンが印象的なので「きっと大変なんだろうな、と思っています」と芳根さんにお話したら、脚本には泣く描写がなかったけど、漫画に描かれていた描写が好きだったからやってみたと言っていて。そういう考え方があるのかと驚きましたし、脚本とは違っても自分で選択して演じるのも良いな、と影響を受けました。

小西:私もすごく影響を受けましたね。 お芝居の話って役者同士で気を遣ってしまってあまりしないことも多いのですが、今回は他愛のないプライベートな話もしつつ、主演の京子ちゃんを筆頭にお芝居の話もしていて、すごく勉強になります。年齢は近いけどみんなのことをすごくリスペクトしています。

― シーンごとにみなさんで話し合って作り上げられているんですか?

吉村:監督のディレクションでやってみて、「こっちの方が自然だよね」「これ行きにくいよね」と思ったことを話しています。言葉はなくても、主演のお芝居に全員が影響されたり、誰かに合わせてやっていたりするわけではなく、みんなで作っている感じがあります。

― 原作で好きなシーンや取り入れたいシーンはありましたか?

小西:萌ちゃんは原作だと1ページくらいしか出てこないキャラクターだったので、ドラマでは要素が加えられて原作とはまた違う魅力がある子になっています。原作では、医学部時代に10人くらい彼氏がいた、という伝説エピソードがあるので、その雰囲気を出せるように頑張っています(笑)。

― 萌を作り上げる上で参考にしたものはありますか?

小西:私自身は萌とかけ離れていると思っていたのですが、オンエアが始まったら意外と「そのままみたい」と言われて(笑)。でも確かに今まで演じた役の中で最も自分の普段の喋りのトーンでお芝居できている作品なので、素の自分の感じを取り入れています。

― 吉村さんは、桃木と似ていると感じたところはありますか?

吉村:自分自身そんなに陽気ではなく内気な方なので、あまり喋るのは得意じゃないですし、芸人を目指そうと考えたこともありません。だからこそギャップがあって逆に楽しいです。

◆吉村界人、大西流星とは「1番喋りやすい」

― 最後に5話の見どころを教えてください。

吉村:3話で木村さん演じる手塚先生が同期のありがたさを話しているシーンがあるのですが、僕個人はそこまで理解できていませんでした。でも5話では桃木をみんなが助けてくれて、同期の良さをすごく感じられました。

小西:萌は研修医チームでいるときに合コンに行っちゃったり、意識が外に向いている子なので個々と親密になることはなかったのですが、5話で初めて千冬ちゃんと2人のシーンがあり、将来や人生について本音を話すシーンがすごく好きです。あと、桃木とイガのシーンも好きで、キャラクターとしては真逆の2人なのにすごくお似合いというか(笑)。

吉村:大西くんが喋りやすいんです。1番喋りやすいですね。

小西:波長が合ってますよね。大西さんの関西人っぽい感じと、吉村さんの感じがすごく合っています。5話は研修医チームでいるというより、個々との親密さが増す回になっています。

ー ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆吉村界人(よしむら・かいと)プロフィール

1993年2月2日生まれ、東京都出身。2014年に俳優デビューを果たし、多くの映画、ドラマ、CMに出演。2018年には第10回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞した。近年の主な出演作は毎日放送「左ききのエレン」(2019)、読売テレビ・日本テレビ系「ケイ×ヤク-あぶない相棒-」(2022)、テレビ朝日系「ハレーションラブ」(2023)、テレビ東京系「君が獣になる前に」(2024)、映画「ミッドナイトスワン」(2020)、「Gメン」(2023)、ABEMA「警視庁麻薬取締課 MOGURA」(2025)、「Welcome Back」(2025)など。

◆小西桜子(こにし・さくらこ)プロフィール

1998年3月29日生まれ、埼玉県出身。映画「ファンシー」(2020)、「初恋」(2020)などに出演し、第42回ヨコハマ国際映画祭新人賞を受賞。その後もテレビ東京系「猫」(2020)で前田旺志郎とともにW主演を務めたほか、MBS・TBS系「映像研には手を出すな!」(2020)、フジテレビ系「レンアイ漫画家」(2021)、TBS系「スイートモラトリアム」(2023)など、話題作に多数出演している。

◆「まどか26歳、研修医やってます!」第5話あらすじ

砂田(渡邊圭祐)とベイスターズの日本一を噛み締めたまどか(芳根京子)は、ローテーションで既に3つの科を経験したことで、次なる研修先の救急センターも、「なんとかなるっしょ」と気楽に考えていた。だが、一緒になった千冬(高橋ひかる)といざ現場に臨むと、そこはまるで戦場。城崎(佐藤隆太)をはじめとする医師や看護師が目まぐるしく動き回る中、まどかも千冬も何をすればいいのか分からない。まるでふり出しに戻ったような感覚に陥ったまどかは、救急搬送されてきた患者の1人のルート確保を指示されるも、点滴の針を血管に通すことができず、突如“点滴スランプ”に陥ってしまう。それ以来、救急での研修に身が入らないまどかに、城崎は「なぜ医者になったのか」と問うのだった。そんなまどかを菅野(鈴木伸之)は、救急あるあるだと励ますが…。

そんな中、クリスマスイブに当直となったまどかの前に救急搬送されてきた患者が思いもよらない人物で…?一方、千冬たち研修医メンバーは、各々の思惑が交錯する中、イブの夜を過ごすことになる。

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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