乃木坂46与田祐希、地元・福岡で8年半のアイドル人生に幕 豪華サプライズゲストも登場「本当に幸せ者です」【2DAYSセットリスト】 | NewsCafe

乃木坂46与田祐希、地元・福岡で8年半のアイドル人生に幕 豪華サプライズゲストも登場「本当に幸せ者です」【2DAYSセットリスト】

芸能 モデルプレス/ent/music
「乃木坂46与田祐希 卒業コンサート」(提供写真)
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【モデルプレス=2025/02/24】乃木坂46が2月22日・23日の2日間、福岡県・みずほPayPayドーム福岡にて「乃木坂46与田祐希 卒業コンサート」を開催。3期生の与田祐希が、約8年半のアイドル活動に幕を閉じた。ここでは、最終日となった23日公演を中心にレポートする。

【写真】乃木坂46与田祐希ら、ミニ丈衣装で抜群スタイル披露

◆与田祐希、地元・福岡で卒業コンサート開催

与田は2000年5月5日生まれ、福岡県出身。O型。2016年に3期生として乃木坂46に加入。翌年の2017年、18thシングル「逃げ水」で大園桃子とともにWセンターを務め、大きな注目を集めた。2019年6月から「bis」、同年7月から「MAQUIA」のレギュラーモデルに。ドラマ「量産型リコ」(テレビ東京系/2022、23、24年放映)など女優としても活躍した。

約8年半の集大成となる卒業コンサートは、地元・福岡県みずほPayPayドーム福岡にて2日間開催。初日の22日は「卒業前夜祭 〜全部 与⽥のまま〜」、最終日の23日は「乃⽊坂46 与⽥祐希 卒業コンサート」と題し、各日29曲を披露した。なお、3期生の中村麗乃はスケジュールの都合にて、5期生の冨里奈央は学業の都合にて休演となった。

◆与田祐希、田中要次のアナウンスで卒コン開幕

卒業当日となる23日公演では、会場暗転と同時にまず場内に男性による謎のアナウンスが流れ始める。これがテレビドラマ「量産型リコ」シリーズで与田と共演した俳優・田中要次だとわかると、会場の熱気は一気に加速。そして、田中に促されるように映像の中の与田は自身が初参加した「インフルエンサー」からの全シングルのタイトルを、間違えずに早口で唱えることにチャレンジ。何度も失敗を繰り返すが、最後に参加シングル全24枚のタイトルを見事読み上げることに成功すると、「OVERTURE」とともにスクリーンには懐かしの映像が流れ始めた。

映像のエンディングで「逃げ水」のMV冒頭パートが映し出されると、それとリンクするように旅行カバンを手にした与田がサブステージに登場し、客席からは温かな拍手が送られる。そのままメンバーが待つメインステージまでゆっくりと歩き、全員と合流したところでカバンをテーブルに置き開いてみせる。すると、カバンの中からたくさんの思い出が溢れ出す演出とともに、ライブは彼女の初センター曲「逃げ水」からスタート。ドラマチックな曲調とともに客席の熱量が上昇していくと、以降も「ひと夏の長さより…」や「ロマンスのスタート」「あらかじめ語られるロマンス」「全部 夢のまま」と緩急に富んだ選曲や、ヤギを模した大型トロッコやフロートを用いた演出で観る者を大いに楽しませいく。

◆小杉竜一がサプライズ登場

さらに、自身が初めて選抜メンバーとしてMV撮影をした思い出の曲「女は一人じゃ眠れない」では、同曲最後のオリジナルメンバーとしてソロパフォーマンスを披露し、8年半で遂げた成長ぶりを見事に提示してみせた。しかし、途中で「やっぱりひとりは寂しい……」と不安を口にすると、「与田ちゃん、来たよー!」と与田と同じ衣装を着用したブラックマヨネーズ小杉竜一がまさかのサプライズ登場。2人でこの曲を歌い踊ると、会場は温かな空気に包まれた。

与田と小杉の軽妙なトークで場が和むと、続くダンスインストパートで会場の空気は一変。その流れから「命は美しい」に突入すると、与田は「3期生 お見立て会」のミニライブで最初に披露したこの曲で、頼もしさや儚さを観客に提示する。続く「インフルエンサー」では同期の梅澤とのダブルセンターで、乃木坂46らしい美しさを存分に見せつけ、「錆びたコンパス」では体の小ささをまったく感じさせないダイナミックなパフォーマンスで観る者を圧倒させた。

◆大園桃子と最後のWセンターで「逃げ水」

ライブもついに終盤戦に突入。憧れの先輩・西野七瀬のあとを引き継いで何度もセンターに立った、思い入れの強い「帰り道は遠回りしたくなる」で堂々とした姿を見せると、「何もできずにそばにいる」「最後のTight Hug」といった乃木坂46らしい繊細な世界観が描かれた楽曲を連発する。「羽根の記憶」ではメンバー1人ひとりがソロ歌唱で絆をつないでいったかと思えば、与田の過去を映像で振り返るコーナーへ。映像内で「私は亀でした」語られた与田は、ダンスや歌唱を周りと比べながら苦労した過去を振り返る。

そんな中18thシングルで転機となった「18thシングル」の示唆直後、この日2度目の披露となる「逃げ水」で同期メンバーであり与田とともにセンターを務めた大園桃子が、グループ卒業以来のサプライズ登場。会場中にこの日一番のどよめきが沸き起こり、観客は貴重な2人の共演をしっかりと目に焼き付けた。

奇跡のパフォーマンスを終えた大園が「与田のために、最後の『逃げ水』を一緒に披露できてよかったです」と、今の心境を緊張した様子で伝えると、与田も「さっき、楽屋で(大園が)『「逃げ水」を守ってくれてありがとう』と言ってくれたんだよね」と続ける。そして、与田の「実は私がすごく好きだった曲。今いるメンバーと近い距離で歌いたいなと思います」の言葉とともに、「悲しみの忘れ方」を全員で歌唱。曲中、同期メンバーが与田にメッセージを送る場面も用意され、会場中が笑顔と涙に包まれライブ本編はフィナーレを迎えた。

◆与田祐希、スピーチで感謝

与田のこれまでを振り返るVTRでは、彼女が敬愛する1期生・西野がナレーションを担当する。西野の「おつかれさま、祐希!」というメッセージに続いて、純白のドレスを身にまとった与田がステージに登場。与田は「さっきの映像、うれしかったなあ。こんなに愛のありすぎる映像を作ってくださったスタッフさん、ありがとうございます。大好きな七瀬さんからのメッセージと家族からの言葉と…家族には乃木坂46に入る前から、入ってからも、たくさん心配をかけてきたと思います。でも、私のことを信じてずっと見守ってくれてありがとうございました。8年半で私は大人になったし、ちょっと大きくなったよ」と直前に流れた映像に対する感想を口にしつつ、「最初は右も左もわからないし、戸惑うこともたくさんあったけど、そんなときに私のことを応援してくれるファンの皆さんに会いました。この人たちを喜ばせたいなという一心で頑張れたことがたくさんあります」とファンへの感謝を伝える。

さらに、8年半の間に関わったスタッフへの感謝を述べ、「先輩も後輩も同期も、私はみんなのことが大好きです。たくさんの出会いと別れを繰り返してきたけど、みんなと出会えたおかげで、私はどんどん乃木坂46が好きになりました。毎日が楽しくなりました。本当にありがとうございました。きっとこれから6期生も入ってきて、一緒に活動することはできなかったけど、素敵で可愛い子たちなんだろうなと思います。大好きな乃木坂をこれからも見守っているので、ここにいるファンの皆さんもどうか末長く乃木坂46のことをよろしくお願いします」とメンバーへの愛とともにスピーチを締め括った。

その後「今喋りきれなかった愛を精一杯込めて歌います」と告げるも、間違えて前日のアンコール1曲目に披露した「誰かの肩」をアナウンスしてしまい、会場が笑いにつつまれる。どこまでも与田らしいマイペースぶりに客席を優しい空気で充満すると、気を取り直して前夜にサプライズで配信された与田のソロ曲「100日目」を、最初で最後となるライブ歌唱をしてみせる。彼女らしさが凝縮されたこの曲をしっとり歌い切ると、会場は温かな拍手で包まれる。そして「他人のそら似」や「左胸の勇気」を歌いながら、与田はフロートに乗って観客に別れの挨拶をして回る。さらに、ステージ上にメンバーが勢揃いした「ジコチューで行こう!」では、間奏の“だるまさんが転んだ”で井上が与田の頬にキスする一幕もあり、ドーム内の熱気は最高潮に到達した。

◆与田祐希、井上和からメッセージ

「与田祐希 卒業コンサート」もついに最後の瞬間を迎える。メンバーの顔を見てホッとした与田は「ひとりで喋ってるとき、急に頭が真っ白になるし、間違って『誰かの肩』とか言っちゃうし(笑)。昨夜も練習しながら泣いてたんだけど、ちゃんと感謝が伝わりましたか?」と今の心境を吐露。そして、メンバーを代表して井上が与田への気持ちを伝えていく。井上は「人のことを信じたり頼ったり甘えたりすることが苦手だった私にとって、本当にお姉ちゃんのような存在」と与田のことを評するも、「与田さんの卒業を知ってから、今日まで後悔しないように過ごしてきたし、今日は与田さんに心配かけないように笑顔で送り出すつもりだったんですけど、やっぱりまだ行かないでほしいって思っちゃいます」と本音を明かす。そして、「与田さんがいたから頑張れたタイミングがたくさんあったから、この先私は頑張れるかなと思うんですけど、いろんな形の愛や優しさをもらってきたからこそ、今度は私が周りの人にあげられるような人になりたい。私は与田さんみたいな人になりたいです。与田さんの後輩でいられたことがすごく幸せです」と前向きなメッセージを寄せた。

この言葉を受け、与田は「和と出会ってもっと頑張らなきゃと思うことがたくさんあっし、一つひとつ乗り越えていく姿に刺激を受けたし。そんな成長した姿に、私は安心して卒業できます。これからも和なら大丈夫だからね」と返し、ほかの後輩たちに向けても「こんなヘラヘラしてて、ほかの3期生みたいに頼れる先輩にはなれなかったかもしれないけど、ずっとみんなのことを応援しているし支えたいなって思っているから。卒業してもいつでも連絡してね」とエールを送った。その後、「みんなへの感謝と乃木坂への愛を込めて、最後に歌います」とメッセージとともに「懐かしさの先」を全員で歌唱して、ライブはクライマックスへと到達した。

すべてのパフォーマンスを終えると、梅澤が「与田が大切にしてきてくれたものは全部守ります!」という頼もしい言葉を与田に伝える。会場が与田のペンライトカラーである緑×赤で染まる中、ステージにひとり残った与田はオープニングで開いた旅行バッグに今日までの思い出をすべて詰め込み、「私は8年半、こんなに素敵な人たちと一緒に過ごすことができました。本当に幸せ者です。たくさんの思い出と愛を持って、次のステージに進みます。今まで本当にありがとうございました!」と伝えた。

加入当初の2016年、「3期生 お見立て会」では「ちっちゃいけど、色気はあるとよ」と発言した与田。今日の公演の最後に「ちっちゃいけど、色気“も”あるとよ」と、彼女の成長と想いを感じさせる一言を添えて、新たな旅へと向かっていった。(modelpress編集部)

◆DAY1(2月22日)セットリスト

【VTR】
OVERTURE
1.全部 夢のまま
2.おいでシャンプー
3.指望遠鏡
4.ガールズルール
5.逃げ水
【MC】
【VTR】
6.欲望のリインカーネーション
【VTR】
7.Threefold choice
【VTR】
8.せっかちなかたつむり
【VTR】
9.私、起きる。
【VTR】
10.白米様
11.乃⽊坂饅頭
【MC】
12.命は美しい
13.シンクロニシティ
14.日常
【MC】
15.17分間
16.ジャンピングジョーカーフラッシュ
17.思い出ファースト
【VTR】
18.気づいたら片想い
19.世界で⼀番 孤独なLover
20.僕のこと、知ってる︖
21.サヨナラ Stay with me
22.キャラバンは眠らない
23.歩道橋
【MC】
24.懐かしさの先

EN1.誰かの肩
EN2.夏のFree & Easy
EN3.転がった鐘を鳴らせ︕
EN4.ジコチューで行こう!
【MC】
EN5.乃木坂の詩

◆DAY2(2月23日)セットリスト

【VTR】
OVERTURE
逃げ水
ひと夏の⻑さより…
ロマンスのスタート
あらかじめ語られるロマンス
全部 夢のまま
【MC】
バンドエイド剥がすような別れ⽅
キスの⼿裏剣
ハルジオンが咲く頃
三番⽬の⾵
【MC】
言霊砲
流星ディスコティック
ざぶんざざぶん
ごめんね ずっと…
やさしさとは
【VRE】
⼥は⼀⼈じゃ眠れない
【MC】
【VTR】
命は美しい
インフルエンサー
錆びたコンパス
【VTR】
帰り道は遠回りしたくなる
何もできずそばにいる
最後のTight Hug
⽻根の記憶
【VTR】
逃げ水
【MC】
悲しみの忘れ方

【VTR】
【MC】
EN1.100日目
EN2.他人のそら似
EN3.左胸の勇気
EN4.ジコチューで行こう!
【MC】
EN5.懐かしさの先

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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