阿部サダヲ、テレ朝連ドラ初主演「光る君へ」大石静氏脚本作で弁護士役に【しあわせな結婚】 | NewsCafe

阿部サダヲ、テレ朝連ドラ初主演「光る君へ」大石静氏脚本作で弁護士役に【しあわせな結婚】

社会 ニュース
阿部サダヲ、大石静氏(C)テレビ朝日
阿部サダヲ、大石静氏(C)テレビ朝日 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2025/02/26】俳優の阿部サダヲが主演、大石静氏が脚本を務める7月期テレビ朝日系木曜ドラマ『しあわせな結婚』(毎週木曜/よる9時~9時54分)の制作が決定。2月26日、阿部と大石氏が出席した囲み取材会で発表された。

【写真】阿部サダヲ主演ドラマ、異例の囲み取材会でタイトル発表

◆阿部サダヲ、テレ朝連ドラ初主演決定

2024年、それぞれが国民的ヒットドラマを誕生させた大石氏と阿部。この夏、その強力タッグがテレビ朝日の木曜ドラマに登場する。テレビ朝日連続ドラマ初主演となる阿部が演じるのは、注目の事件で次々と無罪を勝ち取ってきたレジェンド弁護士・原田幸太郎。その舌鋒は法曹界にとどまらず、コメンテーターとしてテレビにレギュラー出演、クイズ番組や討論番組にも引っ張りだこ。エッジの効いたコメントを放ちながらも絶妙なバランス感覚で一線を越えない幸太郎は、テレビ局のスタッフはもちろん、お茶の間での人気も絶大。もはや世間の認知度的には、弁護士なのかタレントなのかよくわからない状況ではあるものの、“法律を正しく運用することで公益を守る”という法曹人としてのアイデンティティのもと、弁護士の仕事を真摯に全うする日々をおくっている。

日頃から多くの人に囲まれて仕事をしている幸太郎だが、両親はすでに他界しており、ひとりっ子のため、天涯孤独。だけど“ひとりが好き”な幸太郎は、仕事に支障をきたすことを嫌い、歴代の恋人たちにも、それが誠意だと信じて「結婚はしない」と宣言。50年間、完全なる“独身主義”を貫いてきた。しかしある日、そんな彼がまるで雷に打たれたかのように、運命的な出会いをはたす。

しかし、愛する妻には「大きな秘密」が。それでも妻を愛し続けられるのか?本業の弁護士としても、テレビのコメンテーターとしても、一切手を抜くことなく仕事に邁進する幸太郎だが、ある日、身体に異変を感じ、病院に救急搬送。ICUで生死の境をさまよう事態に。見舞いに来る家族もいない幸太郎は、ふいに1人で生きていくことへの不安や寂しさから、とてつもない孤独に襲われる。

その後、一般病棟に入院することになった幸太郎は、病院内のエレベーターで偶然出会ったある女性・鈴木ネルラがなぜか気になり始めてしまう。感情を表に出さず、笑顔を見せないネルラのミステリアスな魅力に、すっかりハマッてしまった幸太郎は、これまで頑なに貫いてきた独身主義をあっさり捨てて、電撃結婚。しかし、いざ新婚生活が始まると、ネルラがとてつもなく「大きな秘密」を抱えていることが発覚する。少しずつ明らかになっていく、愛する妻の秘密。それによって、幸太郎の運命は大きく動かされることとなる。「俺はこの妻と共に生きていけるのか?」と、自問し続けることに。幸太郎は秘密を知っても妻を愛し続けることができるのか。

◆脚本家・大石静氏、究極の夫婦愛描く

完全オリジナル作品でもある本作の脚本を手掛けるのは大石氏。『長男の嫁』(1994年)、連続テレビ小説『ふたりっ子』(1996年)、『和田家の男たち』(2021年)などのホームドラマから、『セカンドバージン』(2010年)、『大恋愛~僕を忘れる君と』(2018年)、『あのときキスしておけば』(2021年)、『星降る夜に』(2023年)など珠玉の恋愛ドラマまで、多彩な連続ドラマを生み出してきたヒットメーカーだ。さらに、最新作となる大河ドラマ『光る君へ』(2024年)では、ロスに陥る人が続出するほど、日本中を熱狂させた。そんな彼女が『光る君へ』に続いて新たなブームを巻き起こすべく、本作では大きな秘密を前にしたときに問われる夫婦の愛にスポットを当てる。

また、監督を務めるのは黒崎博氏。大河ドラマ『青天を衝け』(2021年)、連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年)などヒット作を担当。最新作となるNetflix配信ドラマ『さよならのつづき』(2024年)では、グローバルトップ10(非英語部門)でも10位にランクインするなど、国内外から注目を集めている黒崎氏が、本作で初めて民放の連続ドラマの演出を手掛ける。大石氏とタッグを組むのは、かつてブームを巻き起こした『セカンドバージン』(2010年)以来のこと。【大石の脚本×黒崎の演出】という最強の布陣が結集した本作で、主演の阿部がどんな顔を見せるのか、そして今後発表されるヒロインとともに、どんな運命をたどることになるのか。

◆「しあわせな結婚」異例の囲み取材会でタイトル発表

“大石と阿部がタッグを組む新ドラマの囲み取材会”と聞かされて集まった記者陣の前に2人が登場。そして、阿部がパネルを覆った布をはずし、タイトル『しあわせな結婚』が発表された。タイトルを記者の前で発表するという極めて異例の囲み取材会は、2024年それぞれがヒットドラマを世に送り出して以降、一発目の新作ということもあり、記者陣から質問が連発する熱気あふれるものとなった。

大石氏は、「私は、圧倒的に芝居が上手い阿部サダヲさんと段田安則さんが日本一の俳優だと思っています。最高に素敵な阿部さんを書きたいと思います(笑)」と、本作で見られる阿部の魅力を熱弁。大石氏に絶賛された阿部は「うれしいです」とはにかみつつ、「今のところ、タイムスリップはありません(笑)。実はサスペンスってそんなにやったことがないので、これまであまりお見せしたことのない顔をお見せできるよう頑張ります」と、語った。

また、タイトルが『しあわせな結婚』ということで、気になるのは阿部演じる原田幸太郎と運命の出会いを果たすヒロイン・鈴木ネルラを誰が演じるのかということ。すると、大石氏が「ネルラはあまりしゃべらないんですが、みんなを惹きつける…これまで私が書いたことのない女の人です」と言いつつ、「先週、演じていただく俳優さんにお会いしたんですけど、『私は大ざっぱな人間です』と、言っていました。これじゃ全然ヒントにはならないですね(笑)」と苦笑い。「実は最初、タイトルも『ネルラという妻』にしたいなと思っていたくらいなんです」というほど、ネルラが重要な存在と言いつつ、タイトルが決定するまでの裏話を明かすひと幕もあった。

さらに、阿部も「大石さんの書かれる作品には、圧倒的に魅力的な女性が多い。今回も、独身を貫いてきた男が運命の出会いを果たすということで、どんな魅力的な女性が現れるんだろうと、僕も楽しみです」と、キーパーソンとなるヒロインに大きな期待をのぞかせた。

◆阿部サダヲ&大石静氏、現在のキャリアにつながった運命の出会いとは

50年間、独身主義を貫いてきた男が、運命の出会いを果たして電撃結婚する”という本作の内容にちなみ「今のキャリアにつながる“運命の出会い”」を質問された2人。阿部は「劇団ですね。“大人計画”に入れたこと。松尾(スズキ)さん、宮藤(官九郎)さんに出会えたことです」と即答。「そのおかげでドラマの主演という、すごいことまでさせていただけるようになって…」と、しみじみ。

一方、大石氏は「『ふたりっ子』(1996年)という朝ドラをやったときに、チーフ監督の方から『エッセイを読むと毒があるけど、ドラマはおとなしい。もっと毒を出せ』と言われたんです。その言葉で、ドラマの書き方を変えたんですよね」と、知られざる転機を告白。すると阿部は、「なんていい話…!」と、初めて知ったエピソードに驚きを隠せず。さらに大石氏は、「人間には天使の心と悪魔の心が同居しているし、天使の心の部分だけで書いたドラマは見やすいと思います。でも、私はエグくいきたい!」と断言。「このドラマでも、“パートナーを愛し抜けるか”ということをイヤでも突きつけちゃうだろうなと思います」と、ピリッとスパイスをきかせた令和の「マリッジ・サスペンス」の誕生を予告した。(modelpress編集部)

◆大石静氏(脚本) コメント

私は、阿部サダヲと段田安則が日本一の俳優だと思っているんです。阿部さんって圧倒的に芝居うまいじゃないですか。小さいし、すごく二枚目というわけではないんですが(笑)、それも圧倒的! 私の好みでいうと、『スイッチ』(2020年)の検事がセクシーで素敵だったんです。『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019年)のまーちゃんも素敵でした。そして怖い役柄も、もちろんすごく上手なんですけど、今回は素敵な阿部さんを書きたいと思います(笑)。本作は、そんな阿部さんが、自宅で妻と語らうような一風変わったホームドラマにしたいと思っていたんですが、それだけでは面白くないと、サスペンス要素も足してみました。新しいことをやる緊張感はもちろんあるんですが、視聴者の皆さんはもちろん、俳優さんたちに「これに出てよかったな」と思っていただきたいし、スタッフの皆さんにも「この作品に関わってよかったな」と思ってもらいたいんです。だから今は、とにかく阿部さんに喜んでもらいたいと思っています(笑)。このドラマでは、“パートナーを愛し抜けるか”ということをイヤでも突きつけちゃうだろうなと思います。最高に素敵な阿部さん、謎、そして家族の物語を楽しんでいただけるよう頑張ります。

◆阿部サダヲ(原田幸太郎・役) コメント

大石さんの脚本と聞いて、どんな作品なのか楽しみにしていました。僕、実はサスペンスってあまり出たことがないんです。でも、2時間ドラマなどサスペンスを見るのは大好きなので、その世界に入ってみたいと思いました。そして、弁護士でコメンテーターもやる役と聞いたんですが、コメンテーターって、たぶん僕は一生やらないので(笑)、ぜひ演じてみたいな、と。前回ご一緒したとき(『恋する母たち』2020年)に、落語家なんだけどちょっとセクシーな男をやらせていただいて、意外とほめられたの(笑)、今回も楽しみです。大石さんが書かれる作品って、セリフなども含めて圧倒的に魅力的な女性が多い気がするんです。今回も、独身を貫いてきた男が運命の出会いということで、どんな魅力的な女性が現れるんだろうと、僕もすごく楽しみです。そして、結婚して相手方の家に住むので、そこからのホームドラマ感も楽しんでいただけると思います。テレビ朝日の木曜9時、初めて主演をやらせていただきます。今回は、タイムスリップはしませんが(笑)、これまであまりお見せしたことのない顔をお見せできるよう、そして視聴者の皆さんに楽しんでいただけるよう頑張ります。

◆ゼネラルプロデューサー・中川慎子(テレビ朝日) コメント

7月期木曜ドラマは、“脚本・大石静さん×主演・阿部サダヲさん”という昨年大ヒットドラマを誕生させたお二人による夢のタッグが実現しました!今作は、“マリッジ・サスペンス”のキャッチコピーどおり、アラフィフで電撃婚を果たした主人公の『疑惑と不安、、、そして激動』に満ちた結婚生活を描いていきます。大石さんがしばしば取材などで語られる「道徳や常識の向こう側にある真実」。その真実を見極め、夫婦の在り方、ひいては自分の生き方を問うことになる阿部サダヲさん演じる主人公。それを描いていただくこと、演じていただくこと、いずれも高いハードルではありますが、この数年オファーし続けた念願の布陣です。今は、挑むしかない!と覚悟が決まりました(笑)。また、このタッグの強い求心力により、これから続々と発表される豪華で素晴らしいキャスト陣、そして、大河ドラマやNetflixオリジナルを手掛けた黒崎博監督をはじめとした、実力あるスタッフたちが集結しております。プレッシャーは募る一方ですが、視聴者の皆様に、この夏その成果をご覧いただくべく一同で全力を尽くして参ります。どうかご期待ください!

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

アクセスランキング

  1. 7人組アイドルグループ、メンバーの死去を報告「背骨にヒビ」の手術で1週間前に休養発表していた

    7人組アイドルグループ、メンバーの死去を報告「背骨にヒビ」の手術で1週間前に休養発表していた

  2. ハリセンボン近藤春菜、川口春奈・伊藤沙莉と連日XGライブ鑑賞「ALPHAZコーデ素敵」「交友関係の広さにびっくり」と反響

    ハリセンボン近藤春菜、川口春奈・伊藤沙莉と連日XGライブ鑑賞「ALPHAZコーデ素敵」「交友関係の広さにびっくり」と反響

  3. 「水曜日のダウンタウン」が謝罪 実際の学校名使用でいじめ題材を放送「一切関係のない演出上の架空の設定」【全文】

    「水曜日のダウンタウン」が謝罪 実際の学校名使用でいじめ題材を放送「一切関係のない演出上の架空の設定」【全文】

  4. 石田ゆり子、体調悪化で全ての予定をキャンセル「なにやら気持ち悪くシクシクとおなかが痛み」

    石田ゆり子、体調悪化で全ての予定をキャンセル「なにやら気持ち悪くシクシクとおなかが痛み」

  5. 櫻坂46井上梨名「不安は全くない」と断言する理由 “一期生全員卒業”新体制への思い・信頼する同期の存在【「UDAGAWA GENERATION」インタビュー】

    櫻坂46井上梨名「不安は全くない」と断言する理由 “一期生全員卒業”新体制への思い・信頼する同期の存在【「UDAGAWA GENERATION」インタビュー】

ランキングをもっと見る