小堀正博「ICUに居て幻聴幻覚の嵐」ギラン・バレー症候群から約1年 ドラマ出演の心境つづる
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【写真】朝ドラ複数回出演のベテラン俳優
◆小堀正博、ギラン・バレー症候群発症後初のドラマ出演
小堀は25日に、NHK総合「バニラな毎日」(毎週月曜〜木曜よる10時45分〜)に登場。復帰後初のドラマ出演となった。
出演後にInstagramを更新した小堀は、ギラン・バレー症候群になった当時について回顧。「絶望した瞬間が全くなかったかと言われたら嘘になる」と切り出し、「ICUに居て、幻聴幻覚の嵐、眠剤入れても寝られない、15分に1回は痰に溺れそうになる、そんな時は本当に死を覚悟したし、元の生活なんか想像する余裕もなかった」と壮絶な日々を振り返った。
そして、初めに諦めたことは役者としての仕事だったと明かし、「体も動かない、顔も瞬きが出来る程度(何なら下半分は閉じない)、細かい仕草や表情が奪われて、何なら声も奪われて、一生人前でお芝居をすることはないんだろうな、と思った」と、厳しい現実を目の当たりにした様を綴った。
しかし、それを乗り越えたことで現在は「新たに1からスタートした気分」とのこと。発症からもうすぐ1年になる現実に、「あの時を思い出して少し怖くなることもある」と心情を明かしつつ、「今は本当に幸せだ。そして僕の経験を必要としてくれる人が居て、僕の頑張りを励みにいてくれる人が居る」「9ヶ月でここまで来られたのは沢山の方の応援あってこそです」と前向きに締めくくった。
小堀はこれまで、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(2022年放送)や「マッサン」(2014年放送)などに出演。2024年3月に救急車で緊急搬送され、「ギラン・バレー症候群」の診断を受けて4ヶ月間入院していた。(modelpress編集部)
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