体験型展示「カガクノミカタ」港区立みなと科学館3-6月
子育て・教育
リセマム/教育イベント/小学生

同企画展は、NHKエデュケーショナルと港区立みなと科学館が共同で企画制作し、科学の見方を7つの方法で紹介する。展示は序章、本章、終章の3部構成で、本章では7つのコーナーを設け、参加者が能動的に学べる場を提供する。展示には、NHK Eテレ「カガクノミカタ」の要素を取り入れ、ヨシタケシンスケ氏のイラストを交えた解説が行われる。
序章では、「科学の見方」とは何かを紹介し、事実をそのままとらえることや意見を論理的に展開することの重要性を説く。変身立体の展示を通じて、視覚的に不思議を体験し、新たな発見を促す。
本章では、7つの「ミカタ(見方)」を通じて科学の不思議を体験する。たとえば、「持ち上げてみる」では、重いダンボールを持ち上げる際の感覚の違いを体験し、「描いてみる」ではシマウマやナナホシテントウの模様を描くことで、自然界の不思議を考える機会を提供する。
終章では、展示全体を通じて多角的な見方を学び、身の回りの「フシギ」を再発見することを目指す。参加者は、自分の感じた不思議をカードに記入し、館内に掲示することで、他者の視点や意見を知ることができる。
また、会期中には関連イベントも開催される。文系サイエンスライターの宇津木聡史氏による講演や、時計の分解体験、錯覚の世界を体験するワークショップなど、多様なプログラムが用意されている。
港区立みなと科学館は、科学の見方を通じて新たな発見や興味を引き出す場を提供し、参加者に科学の楽しさを伝えることを目指している。
◆港区立みなと科学館 2025 春の企画展「『カガクノミカタ』-ディスカバー フシギの見つけ方!- 」
日時:2025年3月12日(水)~6月8日(日)9:00~20:00
会場:港区立みなと科学館 多目的ロビー
対象:子供から大人まで
参加費:無料
申込方法:予約不要(随時受付)
《風巻塔子》
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